破棄された無人の地からの成り上がり。スライムと共に強くなれ
ボスおにぎり
第一章 魔の森
第1話死亡。そして転生
俺は
うちの学校では目標設定のためや、コミュニケーションのために毎年行われる行事なんだが、まあそれはいいとしよう。
問題はここが真っ白な空間で、前に七人の人?がいること。
疑問系なのは、神々しさと言うかオーラと言うかそれが人間離れしている。それに美しさもだ。
どういう状況なのか全くわからないし、回りを見回そうにもそれもできない。記憶をたどろうにも最後の記憶は、、、うーん。バスに乗ってたことくらいしかわからないな。
おっ一人の人がこちらに向かって歩いてきた。何かしら説明があるのだろうか。
リリーシャ「皆様。混乱しているか他も多いかと思いますが、簡単な説明をさせていただきます。まず私ですが、地球とは世界の神の一柱を勤めていますリリーシャと言います。皆様は現在地球で亡くなられて、魂の状態となって居ます。亡くなられたときの記憶は精神を壊してしまいますのでなくさせていただいてます。」
、、、まじ?
この人の話だと俺たちは死んだんだな。で真っ白な空間で女神様となると流行りの異世界転生だろうか。
記憶がないから死んだのかどうかすら判断が出来ないが、まぁ夢なら覚めるだろうしそうでないなら受け入れるしかないな。しっかりと話を聞いて判断するしかないな。正直かなり混乱してるが、なんとか冷静であろうとする。
リリーシャ「信じる信じないはお任せいたしますが、これから提示します選択肢を必ず選んでください。そうしないと魂が地球にとどまってしまいます。いわゆる霊ですね。亡くなった際の映像をお見せするのが証明にはなるのですが、、、精神が崩壊してしまうと怨霊や悪霊になってしまいますのでそれは出来ません。では続けさせていただきます。まずここは亡くなった方々が通る受付のような空間だと思ってください。それで、皆様に限らず20歳未満の方で亡くなられた方々はこのような場所に集められます。今回皆様は私達の担当となりました。
そして一つの選択をしていただくのですが、私達の世界に転移するか、、すみません。転生ですね。していただくか、輪廻の輪に加わっていただくかです。
それと一部の方が考えられています、チートと言うのはございません。元々の才能を少し伸ばすことはさせていただけます。特別な能力は勇者召喚の場合でしか適用できません。
ですが、剣と魔法、魔物が存在します。
もちろん魔物と対抗するために職業を導入していますね。
こちらの世界で馴染みがあると言うと職業やjobと言った転職システムですね。ゲームなどをされる方は馴染みがあるのではとおもいます。
私たちが行えることは、まず転生先の土地を選んでいただくのですが、現時点で善政が成されているところと3年ほどは安全だろうといった所をリストにいたしました。
もちろん絶対ではありませんし、事件や事故に巻き込まれることもあります。
それと基礎魔法。現地では生活魔法とも言われますが訓練をすれば誰でも使うことができる力をはじめから使えるように致します。
現地の方々もすべての人間ではございませんが、学べる環境のあるものは使うことができます。
それと二メートル四方のアイテムボックスの魔法も授けます。
こちらも現地の方々は五歳の祝福の義の歳に1メートル四方のものですが授けていますので隠さなくても問題ありません。
こちらも訓練により大きくしていくことも可能です。
最初に用意させて頂くのは冒険者の基本セットと着替えを三着とお金は銀貨を30枚です。こちらで言う30万円相当の価値があります。もちろん物価などは違ったりもしますが。
恐らくこの状況で説明をしてしまっても分からなくなってしまうと困りますので基本事項は冊子をアイテムボックスに入れておきますので場所の選択や転生後もご活用ください。ただ、注意点ですが常識的なことであって、必ずしも正しいとは限りません。また、言語などの心配は必要ありません。
それと、相談は出来ません。自分自身の判断で場所を決めてください。選んだ場所が同じ場合もあると思います。
もちろん地球と、、いえ日本と比べれば危険な世界ですし文明も遅れてますのでその辺りもご検討の上、輪廻に回るか、私達の世界へ行くかをお選びください。」
死後の世界とはそんな感じなんだな。まぁせっかくだし転生を選ばせてもらってと。
場所は相談なしの自分で選べと言うわけだな。
もちろん出会うこともあると思うけど、確率は低いよな。
さて、どうするかだよな。
まずは都会か辺境か。うーん、悩むな。
今までが完全に都会だから、せっかくだし辺境かな。
絞り混んでと、、、まだ多いな。
危険度もあるわけか。なんか異様に高い場所があるな。
えっと、フィールド型ダンジョンの魔の森ってここは街ですらないやん。
最寄の街はの交易都市としても栄えているしこっちには洞窟型のダンジョンもあるのか。で、半年前の氾濫で放棄された地帯。現在は無人の地と。なのでこの土地は放棄されてるから、開拓すれば領地としてもらえると。
でも、これ街でも王都でも危険度が変わらない。大陸そのものが危険な訳か。
俺は昔から武術も習ってきたし、動画の企画でサバイバル体験もしてるから普通の人よりかは戦えるとは思うけど、この世界の人たちと比べてどうかわからないし、、、、危険だよな。
でも危険と言っても3年は安全なわけだし。
強くなれば乗りきれる可能性もあるわけだし、強くなれそうな環境だよな。
何か決め手があればいいけど。
俺は冊子を見ながら、色々な情報を見ていき、ある可能性に賭けてみることにする。
他のメンバーはどうしたかは気になるが、まぁあいつらならどこに行ってもやっていけるだろ。力をつけたら探しにも行ける。本当に死んだのなら次こそは必ず守りたい。力をつけれそうな環境に身をおこう。やってダメならその時に考えよう。
タッチパネルのような画面を操作して行き先を決める。
さてどんな場所になるのか。全員が選択が完了したようで転生が始まるとのこと。すると意識が遠くなっていった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます