第16話 吉野家で食べた
これはリンクなしです。
単に吉野家に行ったという話。同級生と一緒に行ったのだが、ちょっと態度が悪かったなと反省している。
店員さんには注文をとってもらったたげで無理な要求とかはしなかったが、不祥事の話を何回も持ち出して会話をするのはちょっとモラルに欠けていたなと思う。もちろん、会社は不祥事の挽回に務める必要はあるけれど、それにしてもリスペクトに欠けていたなと。
ガキへの講釈みたいな聞き飽きた話だが、無関係の社員も連携責任とばかりにその不祥事の十字架を背負うこと。しょうがないことだけれどやや理不尽でもある。
当の問題発言があったときにどうやら親子丼も新発売されていたらしい。長期の開発によってやっと製品化に辿り着いたが、この不祥事によって、製品の発表には誰も聞く耳を持たなかった。自分も知らなかった。
そして、牛カルビ黒カレーを食った。辛い系じゃなく、まろやかな味わいだった。なかなか珍しい組み合わせだが、どちらも単品でも美味しいし、混ぜても美味しい。650円に見合うと思う。カツカレーみたいに胃に負担をかけるでもないし。
前に述べたことだが、もしくは記事引用だけで満足した話だが、奢られて食べる飯の味を覚えても、それでも人は違うものも食べる。ずうっとサイゼリヤで食べてばかりでは飽きてしまうし、どこにでもイタリアンレストランがある訳ではない。「ちょっとサイゼ飽きたな」、とか、「ちょっとイタリアンの店ないな」って思ったときにも消極的ではあるけれど、客は入ってくる。実は今回の僕も消極的な訪問だった。原宿にいたのだが、周囲に安い店がなく、マックに行くか、吉野家に行くかで悩んで、同級生の鶴の一声で吉野家に行くことになった。
概念が現実に変わる瞬間というのは面白いな。
これは、吉野家で食べたというだけの事件だけれど、こんなことを自分は考えていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます