3.尻尾は掴んだ(片方だけ)
放課後となり、僕は
「依頼の件だが、おおよその見当はついたぞ」
「マジでか!?それで、どうなんだ?俺は嫌われたのか!?」
その言葉を聞いて
「わくわくです!」
マジ可愛い。お持ち帰りしても良いだろうか?
「まぁ、どうだろうな?それはそろそろ答えを知っている人から迎えか連絡が来るよ」
「それはどういう事だ?」
「ほら、おいでなすった」
バタバタと音を立てて教室に来たのは副部長の
普段大人しい秀才肌の
「
「なんだなんだ?
「実はだな……部長が呼んでいるんだ、ちょっと屋上まで一緒について来てくれないか?」
そう来たかと僕は思った。
さらに思ったのは『その部長、そんな所には居ないんだろ?』だ。
「じゃあ、私は先に部室に行っていますね」
「それなら僕も行こうかな、いいよね?
それは
これまで4人の写真が送られて来たが
もし来ていたら保存してロックする。あと家で拡大してプリンター出力して部屋に飾るのに。
「
その言葉を発した時点でメッセージが送られて来た。
メッセージは『答えを聞こうか(5/6))』
ちょっとまてよ!分母が増えてるじゃないか!
そんなツッコミを脳内で入れながら、写真を確認すると、真っ暗だった。
これはどういう意味だ?と頭が混乱するばかりだ。
部室前に到着した時点で、
「
「だい………じょうぶ、だと、たぶん。ちょっと聞いてみます!」
そう言って
中から、
それから、
「お願いがあるのですが……」
「いいよ、
「あー、やっぱりわかっちゃいましたか」
「まぁね」
「それでは今から1時間、お願いします」
「了解、じゃあ後でね」
「はい」
この勢いで
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