歌を聴いていたら思ったこと。
日本語破綻者
第1話歌を聴いて思ったこと。
ある歌を聴いていたら、自由に飛べるのに飛ばないのはもったいない的なニュアンスの歌詞があった。それを聞いて思ったこと。それは小説を書く事は空想の世界の中を飛んでいるのと同じではないかという事だった。小説に限った事ではない。スポーツにしても自分のイメージ通りの行動をとることはそれは自分のイメージの中を飛んでいるのである。何が言いたいのか考えがあまりまとまってはいないが、例えば本を読んだとして、市販の本を読んだとしてそれを見て自分が書く小説が完成度が低かったと自覚して、おそれをなして小説を書けなくなってしまったとしたらそれは本当に勿体ないことなんだと思った。プロの小説を読んで感動することはパイロットが飛行機を操作して飛んでいるのを眺めている観客的立場である。それは自分が空を飛んでいるわけではない。自分が空を飛びたいのならば、風を感じたいのならば、自分で空を飛ばなければならないのだ。それは小説で言うならば自分の作品を書く事なのだと思う。それがプロのようにきれいに風を切って飛べないとしても、自分が感じる自分だけの風がそこにはあるはずなのだ。だからプロの飛行を参考にする分には構わないが、比較して飛べなくなるのであれば、読む必要というのがあるのか。もちろん何かの賞に応募する為に落ちない為にプロを目指して飛ぶのであれば別だが、ただ風を感じたい、純粋に自由に自分だけの空を飛びたいのであれば、参考こそすれど、その事で飛べなくなる、飛ばなくなるのは本末転倒であるとその歌詞からヒントに思ったのであった。
歌を聴いていたら思ったこと。 日本語破綻者 @mojiuchisyuukann
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