前世
剣『さて、お次に紹介するのは『前世』ですね。その名の通り、前世にちなんだ能力が使えます。そして前世の姿に変身できます』
チ「俗に言う勇者とか魔王の転生かにゃ?」
剣『そういった場合もありますが、前世が普通の人間でも能力が持てるようになります』
チ「どういうことかにゃ?」
剣『例えば、前世で農業を営んでいると、今まで育てた作物を召喚することが出来ます』
チ「便利だにゃあ! シャインマスカットが作り放題だにゃ!」
剣『問題を起こしそうな発言をしない! 他にも大工なら木工道具を召喚出来るし、何なら木を自在に切り刻む能力も手に入る』
チ「前世の仕事よりも便利だにゃ!」
剣『よほど何もしていない人を除けば前世よりは凄く強い人になります。これのなり方はもう覚えていたってタイプだけですね。何の因果か前世を覚えていた人だけがそれを使うことが出来ます』
チ「確かにそれぐらいしかなり方が無いんだにゃあ!」
剣『それから、この前世の合わせ技の一つに
チ「それは何だにゃ?」
剣『前にツリマ人について話しましたが、実はこのツリマ人は面白い話があるんです』
チ「何かにゃ?」
剣『古代文明時代は身長10mの巨人であることが判明しています』
チ「凄く大きいんだにゃあ!」
剣『このツリマ人の前世を思い出すと巨人になってしまうんですけど、実はこの巨人のお腹に人間が入ることが出来るんです』
チ「そんなところに入ってどうするんだにゃあ?」
剣『このお腹にカタン人が入ると……あら不思議。アウルを使った戦い方が出来るようになります』
チ「??? どういうことかにゃ?」
剣『早い話しがドラゴンボールみたいな気を使った叩き合いが出来る』
チ「凄い力だにゃあ!」
剣『そして、中に入ったカタン人とツリマ人との信頼関係が強いと、特殊能力に目覚めます』
チ「にゃあ! 更に特殊能力に目覚めるんだにゃあ!」
剣『基本はこのアウルの力を拡張してより強く使えるパターンが多いらしいですが、中には『絶対切断』のように何でも切り裂く能力や『加速』のように素早く動けるようになったりもします』
チ「夢が広がるんだにゃあ!」
剣『そして拡張の理由にも色々あって『仁徳』のように優しさが力になる場合があったり、『強奪』のように人から奪うことで力が増えたりとその人に合った能力が生まれます』
チ「両極端な能力だにゃあ!」
剣『中には『経験人数』がパワーに変わる人もいて、その人がすげぇエッチな人だから物凄いパワーを持った化け物になってしまったりもします』
チ「鬼に金棒だにゃ!」
剣『そんな感じで前世次第ではいくらでも化けるのがこの前世の能力だね』
チ「落差の激しい能力だにゃ!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます