ワレワレハニンゲンダ

…意外と近くに店が見つかったので、そこで必要なものは買い揃えることが出来た。

まぁそれは置いといて、だ。

こっから壊れた部分の修理やパーツの交換をしないといけないのだが…

「まずどうやってパーツを外せばいいんだよ…」

まず、分解する為に必要な工具類を女に持ってくる様に頼めば…

「そんな危険な代物なんて置いてるはずないじゃない。

馬鹿じゃないの?」

と言われる。

買いに行くから経費寄越せと言えば

「危険物に割く金はありません。

どうしてもというなら自費でどうぞ。

あ、でも危険物はこちらで預かるからね」

と俺の金で買った工具を会社の備品にするつもりらしい。

俺は人間であって機械じゃない。

そんな手を付け替えて作業できる様なチーターじゃないんですわ…

…はぁ…

「工具…買いに行くか…」

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