第62話 獄炎の国のカルマ

 僕たちは氷の国の国境を越えて、獄炎の国にやってきた。


 そこまでの移動には大きな空飛ぶ絨毯じゅうたんを使った。

 メイリーが用意してくれたフライングカーペットの乗り心地はとても良い。


 鉄道もなかなかに乗り心地がよかったけどね。

 フライングカーペットは地に接していないから、悪路でも揺れることがない。


 快適な空の旅、というやつだ。

 飛竜に乗ったことがある僕の経験で言わせてもらうと、一定の速度で低空を飛び続けるフライングカーペットは安心安全な乗り物だよ。手綱たづなを引く必要もないしさ。


 そうして僕たちは、雪と氷の銀世界から、炎がもゆる荒野の世界へと降り立った。

 炎がもゆるって、それは比喩ではなくて、道行く荒野の世界が本当に燃えている。


 燃える炎の樹木、燃える水たまり、燃える……って、ぜんぶが燃えているね。

 燃えていないところは炭化して真っ黒になっていて、見るにすさまじい光景だ。


 僕は思わず言ってしまった。


「こんな場所に住めるのか? 悪魔でも限度があるだろうに」


 そんな僕の疑問に答えてくれたのは、プリンセスメイリーだった。


 彼女はあまり明るくない表情で言う。


「もともとは、もう少しマシだったんだけどね」


「というと?」


「先代の獄炎の国の魔王……カルマの父親の代には、いくらか緑にあふれた土地だったのよ。だけど、カルマが王位を継いでからは、この国は地獄のような内乱にあけくれた」


「…………」


「地を焼き、山を枯らす、文字通りにすべてを焼き尽くす戦いよ。この悲惨ひさんな荒野は、ほとんど、カルマが【魔神器まじんぎ】で敵を焼き払ったその後だわ」


「【魔神器】」


「そうそう、獄炎の国の至宝。【炎剣レーヴァテイン】のことよ。かつて古(いにしえ)の大魔王がもちいたとされる、究極の魔導兵器。最強の魔剣……カルマはその正当な継承者なのよ」


 僕は自分の中にある竜の記憶をたどって、プリンセスメイリーの言葉を理解する。


 千年前の神代の戦いで。

 かつて青い血の大魔王は、青とは反対に紅蓮にもゆる炎の剣を用いていた。


 その名は【炎剣レーヴァテイン】。

 ひとふりで千の軍勢をなぎたおすとされる大魔王の剣だ。


 どうやら青い血の魔王が死んでも、その剣は今に至るまで受け継がれてきたらしい。

 その魔剣の現在の持ち主が、魔王候補カルマ、という認識で間違いないのだろう。


 魔剣の破壊力はこの荒涼こうりょうたる焼け野原のありさまが証明している。

 しかし何度、魔剣の力をふるえば、こんな焼け野原が出来上がるのか……


 僕が持つ竜の力と比較してもそんしょくがない圧倒的な魔剣の破壊力だ。

 これから戦う相手のおそろしい力を想像して、僕は少しだけ身を震わせた。


 そんな僕の暗い気持ちを察してくれたのか、プリンセスメイリーが言う。


「後ろ向きに考えても仕方がないわ。もうすぐ、レジスタンスのアジトよ。彼らと合流して、それからカルマを倒すための作戦を考えましょう」


「レジスタンスって、カルマと同じ獄炎の国の悪魔なんだよね?」


「そうよ。カルマに反旗をひるがえした悪魔たち。さすがにカルマと戦う戦力としてはアテにならないけど、陽動を任せるくらいには数がそろっているから」


「陽動って、囮に使うってことかい?」


「敵はカルマだけじゃなくて、カルマを守る正規軍の連中も同じよ。陽動で敵の戦力を分散させて、その後にカルマを叩く。こんなのは当たりまえの作戦でしょう?」


 僕もプリンセスメイリーが語る作戦それ自体に文句はない。


 見ず知らずの悪魔が犠牲になるとか、囮になるとか、そんなのは気にもならない。

 ただ、僕は大勢での戦いに慣れていないから、イマイチイメージが湧かないんだ。


 チームプレイが必要だ……と言いつつ僕の胸の内は明るくない。

 なにせチームを組むのが、人間ではなく悪魔だからね。


 悪魔を憎む僕たちが、悪魔の世界で悪魔と肩をそろえて戦うことになるとは。

 いまさらながら、本当にこれでいいのかと疑いたくなるな。


 そんなモヤモヤした気分をかかえたまま、僕は視線を遠くに向ける。

 焼け野原を進めば進むほど、荒野の火の手はその強さを増していく。


 このまま進めばレジスタンスのアジトがあるそうだけど……

 しかしなにか様子がおかしい。


 僕はいいようのない不安と危機感に駆られた。


 あまり考えたくない可能性だと知って、僕はプリンセスメイリーに問う。


「ねえ、メイリー。レジスタンスのアジトっていうのは燃えているのかい?」


「……そうね、ちょっと火の手が強すぎるわね」


「だろうね」


 僕たちは火の手の意味を、すぐに知ることになる。


 岩山に面した大きな洞窟……が、あったであろうその場所は爆炎に包まれていた。

 洞窟は崩落して、砂場の山をくりぬいたみたいに、岩山には風穴があいている。


 風穴、風穴だ。見た目にはさぞかし風通しがいいだろう。

 しかし、山ひとつが消し飛ばされている有様からは、おそるべき威力が想像される。


 まさに昼夜の大火事だ。

 レジスタンスのアジトは見るも無残に滅ぼされていた。


 フライングカーペットから降りた僕たちを出迎えてくれたのは、ひとりの悪魔だ。

 その悪魔は炎の剣をたずさえて、炭化した悪魔の死体を足元に転がして立っている。


 額の3つ目と落ち着いた深紅の長い髪が印象的な、黒いインナーに白いコートの女性。


 3つ目の悪魔は静かに言った。


「おそかったな」


 プリンセスメイリーが嫌な汗を流して息をのむ。


 深紅の髪の悪魔は、護衛も連れずに、たったひとりで立っている。

 だというのに数で勝る僕たちは、しかし、誰もがその強さに本能で恐怖していた。


 たったひとり、たったひとりの悪魔は涼しい顔でこんなことを言う。


「プリンセスメイリー、あなたが支援していたレジスタンスの俗物たちは、たった今、あの世に旅立った。アテがはずれたようだな」


「……女性?」


「女だからって油断しないことよ! こいつがカルマ! 魔王カルマよ!」


 プリンセスメイリーが熱気に負けない冷気を呼び出してさけぶ。


 臨戦態勢りんせんたいせいのプリンセスメイリーは、魔王候補にふさわしくすさまじい魔力と威圧感を持つ。味方だとしても、その強さには身がすくむほどだ。

 メモリアは剣に手をかけて、エミリーも自然体で状況に応じる。


 しかし、深紅の髪の女性は……魔王カルマは涼しい表情を崩さない。

 多勢に無勢だとわかっているはずなのに、彼女はうろたえることをしない。


 自分の強さに自信があるからなのか、それとも感覚がマヒしているのか。

 僕の目には、おそらくその両方であるように思われた。


 この悪魔には、どこか心のタガが外れたところがある。

 初対面の想像でしかないけれど、僕はそんなふうに考える。


 強い者というのであれば、それはその通りなのだろう。

 しかし心の歯車が狂った者であるならば、それは対応がむずかしい。


 話し合いが通じる相手か、そうでないかは、直感と印象でおよそは察せるものだ。

 カルマの場合は後者であるように思われた。


 プリンセスメイリーがヤケっぱちの物言いで言う。


「はんっ! しかし、護衛も連れずにたったひとりでお出迎えとはね! 陽動を仕掛ける手間がはぶけたというものよ!」


「陽動? 私を孤立させようと、そういう話か?」


「ええ、ええ、ええ! そういう話よ! なんの因果か天の助けか、あんたは今、ひとりきりで私たちの前にいる。多勢に無勢で優劣はあきらか! 悪く思わないでよね!」


「なるほどプリンセスメイリー。俗物レジスタンスの死にも、いくらかの意味はあったと? あなたはそう語るのか」


 炎の剣を構えることさえせずに、カルマはプリンセスメイリーに問いを投げる。


 プリンセスメイリーは答えることをしなかった。

 本当の意味では優劣の判断を答えられないのかもしれなかった。


 なにもかもがただの偶然だ。

 カルマがレジスタンスのアジトを焼き払った現場に出くわした現在の状況は、僕たちにとって天の助けだったと言えばその通りかもしれない。


 しかしなんの備えも作戦もなく、倒すべき魔王候補に出くわしてしまった事実は、考えなしの場当たりだと言って間違いがない。

 もちろん、ひとりきりで孤立したカルマに出会えた状況は最善と言える。


 とはいえやはり、レジスタンスとの連携を計画していた僕たちにとって、そんな場当たりの幸運は、むしろ不幸の方に天秤てんびん傾いていると言える。

 なぜならば……と、僕は直感で察する。


 僕の胸の内の本能が途方もない危険をさけんで悲鳴をあげている。

 竜として、なにより神代の記憶で魔剣の威力を知る者として……


 戦力という面で、カルマは今の僕たちを確実に上回っている。

 その相手となんの作戦もなしに出会ってしまった事実は、死刑宣告に他ならない。


 プリンセスメイリーも戦う構えを見せるだけで、それ以上のことはしない。

 今、それ以上のことはできないと、肌身で察しているのだろう。


 身をしびれさせるような停滞を打ち破って、カルマが言う。


「弱い。無意味なことだ。私にとって、今のあなたたちにはなんの意味もない」


「へえ、なら強い者には価値があるっての?」


「私と言葉を交わすか? それは無意味なことだ。私はそれを望まない」


 言うなり、カルマは炎の剣を持ち上げて、まぶたを閉じた。


 熱気がうずを巻いてうなりをあげる。

 まるで大気そのものが怯えているように、微細にふるえていた。


 僕にはそれがとてつもない魔力を用いた大魔法の前兆なのだと、わかった。


 身構える僕たちに、カルマは言う。


「知るがいい。この一振りこそは、究極の一撃」


「っ、いきなり極大魔法をぶっぱなす気か!? この単純バカが!?」


 プリンセスメイリーが悲鳴を上げて、一歩をしりぞく。


 もともと青白い肌色をしているプリンセスメイリーの顔が文字通り蒼白になる。

 彼女は戦うための冷気を消し去って、なにやら呪文の詠唱をはじめた。


 僕にはそれが攻めや守りの術ではなく、空間転移の魔法だとわかる。

 今、プリンセスメイリーは戦いではなく逃げる準備をしているのだ。


 いつの間にか僕のとなりにやってきていたエミリーが僕の耳元でささやく。


「気づいていますか? 今の私たちにアレを止めるすべはない」


「ああ、わかっているよ。この場ではカルマの魔剣を防ぐすべもない」


「そしてプリンセスメイリーの転移魔法も、おそらくは術式の完成が間に合わない。この場を切り抜けるためには、時間稼ぎが必要になる」


「そうだね……」


「さて、それではお優しいフィフスくん」


 苦悶の表情を浮かべる僕に、エミリーは苦もなく笑って言う。


「時間稼ぎの役目は、この私が引き受けましょう」


「エミリー……」


「私が言えた義理ではありませんが、メモリアのことをよろしく頼みますよ。私は十分に、すてきな夢を見せていただきましたので」


 そう言って、エミリーはカルマの前に進み出て、呪文を詠唱した。


 光の極みの極光術。

 赤く輝く盾、それは勇者の秘儀の【聖櫃せいひつの盾】だ。


 言うまでもなく、カルマがふるう絶大な魔力の前には紙切れに等しい。

 しかしほんのわずかな……ほんの数秒の時間稼ぎならば、できるかもしれない。


 あまのじゃくなエミリーは意地っぱりみたいに言うんだ。


「この姉は、正直言って、あまりこの世に未練がないのです」


「待ってよ、エミリー!? あなた何を言っているの!?」


「文句はないでしょう? プリンセスメイリー?」


「……そうね、任せたわよ。ルユインの飼い犬」


 言うなり、プリンセスメイリーは氷の束縛を作って、メモリアの動きを封じた。


 エミリーを追って前に出ようとしていたメモリアはその機先を封じられてしまう。


 望まずに自由を奪われたメモリアがプリンセスメイリーをにらみつける。


「なにをするの!? 離してよ!?」


「あんたに騒がれると、めんどくさいのよ。そこはお姉さんの気持ちを察しなさい」


 お姉さんの気持ちを察しろ、ときたか。


 プリンセスメイリーは悪辣あくらつな物言いをするし、底意地が悪いと思うけど、ときどきこういうことを言う。どちらかと言えばこちらが彼女の本当の性格なんだろうな。


 勇者として生まれ、ふるさとの町を滅ぼして、自分の家族を殺させたエミリー。

 姉としての本心を隠して、メモリアにかたきとして恨まれながら生きてきた彼女の胸中を想像することなんて、僕にはできないけれど。


 ここしばらくの間、和解した妹と語り合うエミリーのすがたはとてもおだやかで、この上なく幸せそうに見えた。少なくとも僕にはそんなふうに見えた。


 ひとときの甘い夢だとしても、それはエミリーにとって理想の時間だったのだろう。

 その幸せのすべては、なにもかも部外者の僕が立ち入れる話ではない。


 だとしても、僕は言わなくてはならなかった。


「すてきな夢を見た、か。おもしろくもないな」


 氷の束縛で自由を奪われたメモリアの代わりに、僕は前へと進み出る。


 エミリーとプリンセスメイリーには睨まれてしまったけれど、構いやしない。

 だってさ、未練がないなんて、あまのじゃくの大嘘だろう。


 エミリーはきっと自分が得たささやかな幸せを失うことが怖いんだ。

 怖いから、幸せなまま、夢を見たままで死んでいきたいんだろうさ。


 罪には罰があるように、いずれエミリーはしかるべき報いを受けるのだろう。

 でもその時が来るまで、エミリーは自分の責任を背負わなければいけないと思うよ。


 だから僕は、竜の力で守りの聖域サンクチュアリを作りながら、言った。


「自分だけが幸せのまま、さようならをしようって、それは勝手な話さ」


「……おや、死ぬ気ですか?」


「死なないよ。キミを死なせてしまったら、メモリアが苦しむだろう。僕はそういうのが嫌でね。見たくないんだ」


「…………」


「だからエミリー。キミも逃げるなよ。暗闇からじゃなくて、幸せからも逃げるな。キミが最後に受けるべき報いと罰は、こんなところにはありはしない」


「手厳しいことです……」


「悪いね。僕はそういうやつなんだ」


 皮肉とか、嫌味とか、そういう遠回りなのはわかりたくもなくてね。


 だから僕はエミリーといっしょに時間稼ぎの駒になると決めた。

 ほんのわずかな時間でいい。転移魔法が完成するまでの時間稼ぎだ。


 プリンセスメイリーは苦い顔をしていたけれど、今は仲間同士で言い争いをしている場合ではない。彼女もそのくらいはわかっているんだろう。


 僕とエミリーは守りの準備に。

 プリンセスメイリーは転移魔法の完成に全力を集中する。


 ――その時に、カルマの魔剣が圧倒的な熱気を放った。


「古き神々もごしょうらんあれ」


 それは魔力をあつかう儀式の言霊ことだまだった。


 集めたすべての魔力を炎の剣をよりしろにたばねて、爆発的に増大させる。

 魔力が形を成した燃え盛る炎は、天を貫くほど高くにそびえたつ。


 それは「防ぐ」、という考えがバカバカしくなるほど圧倒的な力だ。

 さながら言葉そのままに、すべてを焼きつくす暴力だな。


 今はカルマと対決する誰もが、言葉を失って、炎が貫く空を見あげている。


「天空を焼き大地を燃やす、この力はゆいいつ――」


 そして炎の極大魔法が完成する。


「私の怒りによって、完成する」


 この一振りこそは、究極の一撃。と、カルマは言った。


 この威力を目の当たりにすれば、カルマの言葉は誇張でないと、よくわかる。

 勇者の秘儀が、魔の法が、竜の聖域が、どれほどのものか。


 すべてを焼き尽くし、野山さえ灰塵かいじんに帰して消し飛ばす。


 その剣の名を、カルマは唱える。


「極大魔法【レーヴァテイン】」


 その瞬間、炎という熱量が、絶大な力の奔流ほんりゅうとなって押し寄せた。


 エミリーが呼び出した紅の盾がまたたくまに溶けて砕ける。

 僕が支える竜の聖域サンクチュアリも、その輝きを失っていく。


 熱い。このままでは数秒を支える時間稼ぎさえ、できはしない。


「メイリー! 転移魔法の完成はまだか!?」


 プリンセスメイリーは答えない。それが答えなのだと、僕にはわかった。


 万事休すだ。僕は竜の聖域を支えながら、自分の限界と命運を悟る。

 しかしその時に、熱気に焼かれる僕は思わぬ声を聞く。 


 それはしわがれ老いた男性の声だった。


「おたすけください」


 助ける? 誰が? 何を?


 僕が不思議に思ったその時に、老人は幻聴ではなく確かな声で言った。


「青き血と多眼の魔王を知る者よ。どうか、古き時代の呪縛から、あの娘を……」


 僕とエミリーの目の前に青く淡い炎がともる。


 それは紅蓮の炎のさなかにあって、なんというべきか悲しさを思わせる色彩だった。

 カルマはみずからが生み出した炎を「怒りによって完成する」と評した。


 であるならば、その青い炎は、さながら……


 しわがれた老人の声が言う。


「星の瞳の竜王よ。あなたはまだ、みずからの使命に気づいていない」


 青い炎が少しずつ広がって、僕とエミリーを守るように包み込んでいく。


 悲しくも温かな青い炎は僕たちの視界を次第に塗りつぶしていく。

 青く、青く、僕にとってみれば憎い悪魔の血を思い起こさせる、その炎。


 赤く激しい怒りの炎に焼かれながら、静かな青い暗闇に、僕の意識は落ちていく。


 そうして意識が閉じる最後の瞬間に、傷ついた僕は老人の声を聞いた。


「あなたは生きなければならない」


 そのとき、老人の声ではなく、記憶の幻聴が僕の背を押す。


『負けるなよ、フィフス』


 それが千年前の約束なのだと、僕は僕ではない自分の記憶で知っていた。


 僕は憶えていた。

 さりとて、何も知ってはいなかった。


 多眼の魔王、百眼の友。

 この約束を思う時、どうして僕は、こんなにも――


 悲しい気持ちに、なるのだろうか。


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