十九への応援コメント
すごく面白かったです!!
原案となった作品を存じ上げないのですが、肌に触れるような生活感や息遣いまで伝わってくるような緊迫感ある描写は、葉城野さんご自身の筆致によるものだと思います。
中盤までの静かで平常な生活のシーンから一転、終盤の決闘シーンの迫力に息を呑みました。
伝九郎の凄まじさと共に、直情的だった武次郎の成長をも直に感じ取れる場面でもあり、非常に熱かったです。
拝読できて良かった。素晴らしかったです!
作者からの返信
どうもありがとうございます!
じつのところ筆が停滞していて、どうしようかとなっていて、苦しまぎれに足掻いて大家の大好きな作品(没後50年が過ぎ著作権は終了にて)を原案として書いてみました。
十あるとしたら、自分の作業は一か二ぐらいかなと思います。筋立て、話の順番は大事だなと体験として学びました。
昭和十五年の作品なので、82年前ということになります。でも筋立てがしっかりしているから色あせない、これは凄いことだなと思いました。
混沌とした当時と、今の時代背景が似ているのかも知れませんが^^;。
十一への応援コメント
農民に教えを乞うことの出来る武士とは、謙虚さや向上心において既に一廉のものがあります。
作者からの返信
ご覧頂きありがとうございます。
若者の好奇心、探究心こそ素晴らしいもので、解を得られる出会いをした人は仕合わせですね。山本周五郎氏の不遇時代のあっさりした短編ですが、時の向こうへ埋もれさすには惜しい、素晴らしい要素が詰まっていると思います。