063 強化が終わりました

 もふもふもふもふ


 虎鉄じゃ無いね、あれ? 何してたっけ? そうだ! 魔力供給!


 むむむむむむむむむむむむむむむむむむ~!


玉藻「まだ出力があがった! んっ!」


ルア「次私も~」


紗々「あっ! まりあちゃんのフリーズ解けた?」


まりあ「······」


聖「フリーズしたままカレー食べてるね~」


紗々「しかもそろそろ完食しそうですね、うふふ」


三葉「葉月! 追加を用意じゃ!」


葉月「任せて下さいの! 次はゴロゴロお野菜カレーにしますの! ヘルシーですの! たぶんですの! ヤミツキーカツも追加ですの! その後はシーフードカレーも用意がありますの!」


三葉「うむ、各種おかわりも?」


「大丈夫ですの! 寸胴鍋で在庫ありますの! キーマカレーもありますの!」


アキ「まりあ増量中やん! お腹見てあげて! ぽんぽこぽんぽんのぽんやで!♪目の下に熊やで! 違っ! 隈やん! もうエエから、まりあちゃん脂汗出てるやん! 紗々ちゃんも汗拭き取ってるけど逆の手でタイラントカウカツ追加しとるやん! そうそう聖ちゃんお水や、休憩さしたらなあかんてなぁ、ってか! お酒やん、そんなん飲ませたらあかんて! 真っ赤になって来てるやん! お皿置いたな······」


紗々「立ち上がりましたね、服脱ごうとしてますが」


アキ「すっぽんぽんのぽんぽこやな。······ユタさんとこ行くで。······エトリちゃん引き剥がしよった! あっ!」


紗々「うふふ、妊婦さんみたいね」


葉月「お腹ぽんぽこですの! お酒も入っちゃいましたの! 運動大丈夫ですの?」


直「ダメっす!」


三葉「まりあの口に、旦那様のスラさん入ってもらわんと大惨事じゃ! いそげ!」


柚葉「スラさん頼むのです!」


 柚葉ちゃんが、まりあちゃんの口にスラさんを押し付けてます!


まりあ「もがもがふぐふぐゴクンッ······」

 ・

 ・

 ・

柚葉「お腹がスッキリしましたね、スラさんも出てきました、ありがとう、なでなで」


アキ「まりあちゃん止まらんなぁ」


三葉「葉月よカレーじゃ!」


葉月「わかりましたの!」


アキ「いやいや、やめやん? 流石にて聖ちゃん瓶ごとて! 回すな水流出来てあぁ~! 一升瓶イッキて!」


まりあ「けふっ、あれ? あん! 勝手に!」


「「ちっ!」」


アキ「いやいやあんたら楽しんでたんかい!」


まりあ「ユタさぁ~ん♥️」


アキ「まりあちゃんも続けるんかい!」

 ・

 ・

 ・

 ・

紗々「頑張れ一華いちかちゃん♥️」


聖「せ~の♥️ だよ!二華にちかちゃん♥️」


葉月「三華みかちゃん♥️ よいしょよいしょですの♥️」


柚葉「そこだよ♥️ 五華いつかちゃん♥️」


直「六華ろっかちゃんも頑張れっす♥️」


アキ「怖がらんでええよ♥️ 七華ななかちゃん♥️ 今や♥️」







三葉「これで一回りじゃな、光が帰ればのぉ♥️」


葉月「帰ってきたら一番目ですの♥️」


 こくこくこくこく


紗々「皆が一回りですので♥️ 明日の夕方までエンドレスモード全開♥️ 聖ちゃん阿弥陀様に♥️」


聖「用意出来てるよ~♥️」


紗々「では始めましょう♥️」









 もふもふ


(おはよ虎鉄)


『おはよもうよる』


(夜か、今日は誰が上? うさぎ耳? カチューシャ?)


(ってかまだ入っ······よいしょ)


 ぱちゅ ぱちゅ ぱちゅ ぱちゅ ぱちゅ


「ふ♡ ふ♡ ふ♡ ふ♡ んん♡ ふ♡ ん♡」


 ぱちゅん ぱちゅん ぱちゅん ぱちゅん ぱちゅん


「んあ♡ んあ♡ んああん♡ ふふ♡ んんん~♡」


 どびゅる どびゅる どびゅる びゅるる びゅるん


(ふぅ、ところでうさぎ耳カチューシャて誰?)


『いなば』


(は? ステータス!)


 名前 ユタ・ミカミ(御神 勇大)

 種族 神

 性別 ♂

 状態 健康·スラさん

 職業

  鍛冶神

  刀神

  皇神

  忍神

  魔道神

  建築神

  酒神

  精霊神

  錬金神▼

 スキル

  魔法

   転移·ルーム·飛翔·環境対応·時空間·●

  料理

  テイマー

  武術

  多重思考

  念話

  神眼

  神体強化

  無限収納

  完全耐性▼

 装備 

 称号 

  魔法生物の創造主

  ドラゴンスレイヤー 地龍 水龍 風龍 火龍 光龍 闇龍

  天狐の主

  ダンジョンマスター

  グ・パヤナタ・シー マスター

  世界樹ユグドラシルの祝福

  世界樹ユグドラシルの加護

  世界樹イルミンスールの祝福

  世界樹イルミンスールの加護

  ハーレム神

   妻 聖·紗々·三葉·葉月·まりあ·パラミス·パミュ·シンディ·光·グロリア·リリ·直·ローパー·アキ·美夜·ケイ·ユリ·柚葉·リア·一華いちか·二華にちか·三華みか·五華いつか·六華ろっか·七華ななか·ルア·玉藻·エトリ·いなば·ティアママ·円·ティア·海神わだつみ

  超越者

  神

  海神わだつみの祝福

  海神わだつみの加護

  リヴァイアサンの主

  悪魔 マルコシアスの主

 従魔 虎鉄·スラさん×3·玉藻·光·エトリ·いなば·リア·ルア


(ナビ、おかしな名前まで奥さんなんやけど······)


ナビ『うふふ、皆さん頑張りましたよ』


(玉藻に、ルア、エトリ、いなば、ここまではまぁ、従魔やし、人化? 出来たらまだ分からんが、分からんでもない)


(ティア、ティアママ、円ちゃん、海神わだつみさんてどないなってんの? やっちゃったの? 六つ子ちゃん達も? やっちゃいました?)


ナビ『ほぼ二十四時間(笑)』


(二十四時間て! リゲ○ンやん! 蜂さんやん! 阪神やん! 警戒色やん! 警告色やん! 虎柄やん! 電信柱に巻かれてるやん! 今······何人)


ナビ『三十三人ですね、まだなのは光ちゃんだけですね(笑)』


(はぁ、嫌がって無かったの?)


ナビ『喜んでましたよ』


(なら大切にするよ、よし、いなばを浮遊! 俺は転移!)

 パッ


 いなばを、そ~と下ろして。


 見渡す。


(三人だけ、バインキュッバインさんが······鑑定! 円ちゃん、ティア、ティアママかぁ、葉月が無理言ってなかった?)


ナビ『皆の意思を聞いてから応援してましたね、面白い称号もつきましたね(笑)』


(面白い?)


 俺は葉月を見て、ステータス!



 名前 ハヅキ・ミカミ (御神 葉月)

 種族 神

 性別 ♀

 状態 健康·丸

 職業

  調理神

  忍神

  刀神

  魔道神▼

 スキル

  魔法

   転移·ルーム·飛翔·環境対応●

  多重思考

  念話

  料理

  武術

  神眼

  神体強化

  無限収納

  完全耐性▼

 装備 

 称号

  魔法生物の創造主

  ダンジョンマスター

  世界樹ユグドラシルの祝福

  世界樹ユグドラシルの加護

  世界樹イルミンスールの祝福

  世界樹イルミンスールの加護

  ユタ・ミカミの妻

  光の精霊女王の友達

  超越者

  神

  海神わだつみの祝福

  海神わだつみの加護

  ドラゴンスレイヤー 光龍 闇龍

  バインキュッバインキラー

 従魔 円·凛·丸·ティア·ティアママ


(ぶはっ! 一番下! バインキュッバインキラーて! 確かに俺もそう思ったけど! 称号なん! バインキュッバインキラーって)


ナビ『勇大様が思った瞬間についた様ですね』


(へ? なんか葉月すまん!)


 なでなでしておく。


ナビ『次、いきますか?』


(行くよ、着替えなきゃね、いつものパーカーにしよう!)


 俺はパーカー、ズボン、シャツ、トランス、靴下、俺○アデ○ダスを出し着替える。


ナビ『屋上表示します』


(お願いね。よし人影無し! 透明ローブ着とこう。転移!)

 パッ


ナビ『召喚者無し魔道具はありますのでポイントしました』


「ありがと、収納! 一応全域神眼! よし!」


ナビ『良い子ですね、次は隣!』


「うんうん、次は人影無し! 転移!」

 パッ



「五連! よしよし、よい子やねぇ、全域見ときますかね神眼! オッケー? 隣の国の砦かな? に勇者居るやん! 行く前に見つけてしもたやん!」


ナビ『その砦を表示!』


「行くよ、転移!」

 パッ


ナビ『勇者、封印されてません! 表示!』


「マジか! って牢屋? 鎖に繋がれてるし! 全部で六人! ポイント!」


ナビ『しました!』


「上空に転移&浮遊!」

 パッ


 勇者に封印の腕輪を素早くはめる。


 透明ローブを脱ぎ


「こんばんは」


「「きゃ~! 浮いてる!」」


「落ち着いて、落ちないから大丈夫だよ」


「「はへ? 浮いてるよね?」」


「こんばんは、俺は別の国で召喚されて逃げ出したんだけど皆は?」


 皆が顔を見合せ頷き合い一人が話し出す。


「私達も、えっと捕まった、お向かいの国に召喚されて、私が神様にもらった転移で、その国を出るって転移したら、目の前に大きな門が開いていて入った所で捕まりました」


(ナビ、お宝セットね、さっきの良い子じゃなかったよ)


ナビ『は~い』

 収納!


「それで牢屋に鎖で繋がれてたんやね」


「はい、この腕輪って?」


「勇者の封印だよ、この世界の勇者は、"歩くトラブル製造機" と呼ばれてる。そこに居るだけで魔物が襲ってくるし、街道を歩いていると盗賊、魔物、人拐いが出てくるし、長く街中に居たらドラゴンまで来て、無くなった国もあるしね」


「「マジ?」」


「マジだよ。だから勇者職と英雄職は封印される」


勇者「じゃあ、もう魔法も使えないの?」


「君は転移の他に光魔法もあるよね、それは使えるよ、限界突破を、持ってないから良かったね」


勇者「転移と悩んで転移にしましたが限界突破は駄目なの?」


「んとね、魔物と戦う時に使うよね、使っている時はそれは強くなるし良いのだけど、効果が切れると動けなくなります、さて魔物と戦ってました、動けません」


勇者「死んじゃう?」


「ほぼ確実に、全部倒した後に味方に運んでもらえたら大丈夫かな(苦笑)」


勇者「ダメダメスキル! 地雷です!」


「そうなんだよ、この世界に来る時に勇者になる人は全て持っていたので、君が持ってないから驚いたよ。ちなみに俺は鍛冶士だよ」


勇者「鍛冶士で魔法も使える?」


「召喚者は優遇されてるみたいでたぶん誰でも使えるようにはなるかな、練習は必要だけどね」


勇者「火の玉とか?」


「出せるけど、帰りたくないの? 元の世界に」


「「帰りたくない!」」


 スゴい勢いで、宙に浮いてなかったらたぶん詰め寄られていたよね、あはは。


「おっと、マジ?」


「「マジです! 異世界倶楽部です!」」


「は? 異世界倶楽部?」


 さっきの人が喋る様です。


勇者「えっと、そのオタクの集まりでして、皆が親に見放されるレベルの」


「はぁ」


勇者「学校の空き教室に勝手に忍び込んで、あっ! こっちの子は忍者です」


忍者「どもども」


勇者「この子に鍵をいつも開けてもらって活動、ラノベ読んだり書いたり、漫画読んだり描いたり、深夜アニメについて語り合ったりする倶楽部です、その日も学校でお泊まり予定で、窓は目貼りまでしてテレビ、DVDプレイヤー、おやつ、晩ごはん、朝ごはんまで持ち込んで住んでました」


「住んでたんかい!」


勇者「昔の当直部屋もあって、お風呂も入れますし」


忍者「古いけど電子レンジもあったしね!」


「ガスは古い理科室に通ってたから勝手に元栓開けちゃったし!」


「水道も! 電気がボックスの鍵が付いてたから開けるまで苦労したよね!」


「延長コード何メートル使ったか、用具室にリールのあって助かったよね!」


「窃盗だから! ダメダメやん! 悪い子やん! 泊まるのは許可無しなら不法侵入やん!」


「「え~」」


「え~じゃありません! 長く泊まってるの?」


忍者「三日目だったよ、それまでは電気無かったから放課後、地面に溝掘ってコード十メートル埋めるのに入学から三か月半かかりました! 掘っては埋められでしたから」


「はあ、三日ならまだ注意で済むか?」


ナビ『帰り無さそうですね(苦笑)、中々のぶっ飛び感覚してますよ』


 俺もそう思う。悪人ではなさそうやけど(苦笑)


勇者「なのでこの世界で面白可笑しく過ごしたい! 漫画とかラノベ無いけど」


「他の皆も?」


 こくこくこくこく


「はぁ、六つ子組かなぁ、今はアスタロト大公爵か?」


「「アスタロト!」」


「大公爵ね、朝まではそこに、家のが良いのか?」


ナビ『家ならセレスさんが何とかしてくれそうですが』


「家やね、んじゃ転移するからね、転移!」

 パッ


「到着! セバス、セレスさん」


セバス「なんだ?」


「セレスさんは?」


セバス「父ちゃんに何か葉月に貰った薬を飲ませてたから看病か? 解らん」


 何かヤバそうな?


「そうなんや、まぁ、良いけどこの子達この世界に残るって言うから面倒見て欲しいんやけど」


セバス「構わんがその腕輪勇者か?」


「封印したから大丈夫やね、武器とかも渡した方が良いかな? ステータス下がってるし聖剣要るやろ?」


セバス「ん? そうだな良いの見繕ってやれ」


「了解、勇者と忍者は解ったけど他の4人は?」


刀術「刀術士です! スキルは水魔法!」


 刀術は良い選択やね、水魔法は使い方次第か。


聖騎士「聖騎士です! スキルは回復魔法!」


 回復と剣術良いやん!


大魔法「大魔法使いです! 刀術です」


 魔法攻撃力万全ですやん! 近接もオッケーやね。


「遊び人です!」


「おい! そこは賢者か聖女か僧侶や! 遊び人って遊ぶの! 名作RPGみたいにそこから賢者目指すの!」


「冗談です!」


「はぁ~ビックリするやん、で」


「たまねぎ」


「あかんて! お黙りなさい! そのRPG俺も好きやけど、やったけど、ダメダメです、はぁ~マジは?」


拳聖「ちぇ~拳聖、スキルは刀術」


「そこは身体強化やん! 拳で戦うのに刀使うって難しいわ! それか回復魔法取れよ!」


忍者「私のスキルは火魔法!」


「忍者ちゃんは偉いね~なでなで」


拳聖「ぶ~」


「ぶ~言うんじゃありません! 回復系は覚えて貰うしか無いか、セバス武器渡しって頼める? どんな武器おすすめ?」


セバス「勇者は聖剣だな、お前の事だから二刀流だろ、聖刀二本出せ!」


(ナビお願い)


ナビ『ポイントしていきますね』


(ありがと)


「良いのはこの二本やね、ほいっと!」


セバス「良いじゃねえか、ほれ勇者」


 セバスが元勇者に渡す。


セバス「ってか何てもん持ってやがる、って前からか、ほらステータスあがってるだろ」


勇者「はわっ! 三桁です! ありがとうございます!」


セバス「ユタに礼をしとけよ次は忍者だ」


勇者「ユタさんありがとうございます!」


「良いよ、練習頑張ってね、忍者だ! ほいっと!」


 セバスに手渡した音無の一人が使ってた種類の多い武器達の復活だ!


セバス「おっ、これ出すか、解ってるじゃないか、こいつは器用さがあるからこれで正解だ」


 セバスは良い子の忍者ちゃんに渡す。


忍者「ユタさんありがとうございます! ってこんなにいっぱい入ってるよ!」


セバス「お前の器用さで全て使いこなせ、ユタ三節棍も出せ」


「はいよっと! セバス気にいってるなあ」


セバス「これは良い武器だぞ、ほらこれも入れとけ」


 忍者ちゃんに三節棍を渡す。


セバス「次は刀術だ」


「太刀と小太刀か? ん~大太刀もやなほいっと!」


セバス「三本か、ふむ、間合いで使い分けるならもう三本出せ!それであらゆる間合いで二刀流だ!」


「そこまでは考えんかったわ! ほいっと!」


セバス「ほら、同じ長さ別の長さ組み合わせての二刀流だ厳しいが物にすれば強い、頑張れ」


刀術「ありがとうございます! ユタさん!」


「ほいっと! 聖騎士も聖刀使えるやろ?」


セバス「ああ、ほらよ」


聖騎士「ステータス! ほわっ! 私も三桁! ユタさんありがとう!」


セバス「大魔法士だ杖と刀出してくれ」


「杖はこれと刀は普通に太刀と小太刀やね。ほいっと!」


セバス「ったく世界樹の杖じゃねえか! ほら」


大魔法「はわわっ!ゲーム開始直後に最強武器です! ユタさんどうもありがとうございます!」


「良いよ頑張ってね、よし! 以上やね」


拳聖「ちょ~とまったぁ~~! 私のは? 武器無いの? いじめなの? 捨てられるの?」


 うるうるしているのでしかたなしに


「はぁ~、ほいっと!」


 どっかの橋で刀狩りしていたお方のイメージで出した。


セバス「解ってんじゃないか、長刀出すとはなぁ、ほれ」


「はわわっ! 良いの? 弁慶さんだよ? 武蔵坊さんだよ? 二刀流用に二本あるよ! 腰にも刀二本あるよ!」


「使え、狩り用の背負籠は無しな」


拳聖「ありがとう、ユタさん、大事にするね」


ナビ『······』


(···わかってますよ、冷めないかなぁ)


「ああ、んじゃセバス今晩は部屋用意して明日からかな? セバス、セレスさんと修行か、六つ子ちゃんにキャンプしてもらうかやね」


セバス「分かった、お前はまた小国か?」


「まだ今夜は五国しか巡れて無いからな、んじゃ行くよ、転移!」

 パッ


「さっきの砦の国からやね、危うく知らない内に勇者を引き入れるところやったね(笑)」


ナビ『ですね、あの砦にも封印がありましたから、鑑定せずに身分証無しの罪で牢屋でしょうね(苦笑)』


「うっかりミスで勇者はヤバヤバやね、神眼!」


ナビ『お宝セットと犯罪者六名はポイントしましたけど偽装さんは?』


「犯罪者六名だけやね~収納! 上に転移!」

 パッ


「何で犯罪者多いのかな?」


ナビ『最初からある程度の戦闘力を、欲してでしょうか』


「扱いやすい子供か、戦闘力ね、ありそうやな、次は?」


ナビ『表示しま~す♪』


「兵士さんいるね、ちゃんと見張りっぽいし浮遊! 上空に転移!」

 パッ


 十メートルほど上空に転移して


ナビ『十名が見張りですね、庭にも巡回している兵士が、魔道具セット完了です』


「了解、神眼!」


ナビ『勇大様、透明ローブ着てないから声出しちゃ!』


兵士「だれだ! 賊だ! 浮いてるぞ魔法使え!」


「どわっ! 忘れてた! 逃げる!」

 シュ


兵士「逃げたぞ! 南門の方だ!」


(あはは、忘れてたよ)


ナビ『ドジっ子ですね、あそこの路地裏人気がありません』


 了解!

 シュ


 急ぎ透明ローブを出し羽織る。


「はあ、やらかしたよ召喚者は無し、収納!」


ナビ『本当に(笑)、待ってください! 召喚されました! 表示! ポイント!』


「送還!」


ナビ『三秒程ですね、まだ魔法が消えてませんので近くに!』


「転移!」

 パッ


ナビ『まだ床が光ってますからこの人達も中は見えてない筈です』


「一名だったから、向こうでは夢でも見たと思ってて欲しいな、神様にあってるからね、複数人なら話してからしか厳しいね」


ナビ『まだ光が消えませんね······』


「来る! 五人やけど」


ナビ『死に、ましたねさっきの人は! 返した人も?』


「服にガラスが付いてるし血だらけ事故した所を?神様治さなかった? 神眼!」


ナビ『私にも見えます、神罰と称号にあります、後、犯罪者ですね』


「その服囚人服かな? 皆同じ、最初の人もこんな感じの着てた気がするね」


ナビ『同系統でした』


「神様に喧嘩でもしかけたか? とりあえず死体見られたけど、送還!」

 パッ


「消えたぞ! 生きていたのか!」


「転移? 古代魔法か? 捜せ! 古代魔法が使えるなら戦力になるぞ!」


「はっ!」


 兵士達が駆け足で部屋を出ていった。


「お宝セット、お願いね」


ナビ『全域お宝セットしました』


「よし! 収納!」


ナビ『裸ん坊です、次、表示』


「良いね、転移!」

 パッ


 あの後七国すんなり終わり日が昇り始めた。






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