062 猪鹿蝶騎士団集合

 ◇玉藻視点



 マスターが首に抱き付き、魔力の供給を私に行った。


 急激に高まる魔力、私とマスターの魔力が混ざり溶け合い流れ巡回、流れが限界を知らぬ様に回り続ける、川が限界を超えた。


 川が大河へ変わり、魔力供給が終わった。


 私は一段階上に進化したのだ。


玉藻『私がまだ上に行けるなんて······』


 マスター、非常識なマスター、真面目なマスター、楽しそうなマスター、悪い顔をするマスター、大人の顔のマスター、子供の顔のマスター、優しいマスター、子供達と遊ぶマスター、祭り好きなマスター、控えめなマスター、欲張りなマスター、面倒くさがりなマスター、働き者のマスター、女たらしのマスター、悲しそうなマスター、嬉しそうなマスター、ふざけたマスター、お酒好きのマスター、可笑しな喋り方のマスター


 まだまだ言い足りませんが、バカなユタ······


「まだ余裕あるし行くよ」


玉藻『え?』


 えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ~!


 先ほど出来た大河に、上流の湖が決壊したのかと思えるほど魔力が流れ巡る。


 大河が溢れそうになり二本に増えた。


 また一段階あがった?


 今日で二日目だと言うのに、一晩中マスターに、抱き付かれたまま魔力供給続けてくれる。


 大河の本数が増え続ける。


 何度段階が上がったのだろう、丸一日マスターが凄い勢いで魔力供給し続ける。······破裂しない? 私(苦笑)。


 そんな事の繰り返しの末


玉藻『私、魔王を帰す前の海神わだつみを超えちゃいましたね(苦笑)』


 私にくっつき寝ていた子供達が起き。


『ママしっぽ増えちゃった! ママと一緒!』


 フリフリ×8


玉藻『まあまあ、子供達、立派な天狐ですね、うふふ』


三葉「うむ、立派じゃな、この部屋が無限に大きくなるとは言え、元の大きさに戻れぬか?」


 以前の私の本気サイズになってますね(苦笑)


紗々「そうね、私達は大丈夫ですが静や虎鉄達が埋もれてますよ、うふふ」


『しっぽの下にいる~前の大きさに戻れぇぇぇぇぇぇ~!』


 子供達がしっぽは増えたまま、シルと同じ大きさに戻った。


葉月「そうですの! 良いこと思い付いたですの! 円ちゃん、ティアちゃん、ティアママもおいで! ですの!」


 葉月ちゃんそれはどうかと私は思うの、三葉ちゃんそのロープは何かな? ユタにくくりつけ、皆にくくりつけると、長さが変わる魔道具なのですね。


 オリハルコンとミスリル製、······魔力の通りが良さそうですね。


聖「シル達も連れて来たよ~」


三葉「聖ちゃん、こちらに来るのじゃこのロープを皆にくくりつけて欲しいのじゃ」


 企みが解ってきたかも······


聖「了解ぃ~皆おいで~」

 パッ


まりあ「エトリちゃんと、いなばちゃんも連れて来たよ!」


 まりあちゃんがエトリ、いなばを、転移で連れてきた。そうなるのね(苦笑)


聖「光ちゃんは?」


三葉「まりあ、光ちゃんは精霊界に報告に行き、まだ帰って来んからのぉ」


まりあ「そっかぁ、そうだ! 海神わだつみさん連れてこよう!」


 いやいや、海神わだつみは小さくはなれませんよ!


柚葉「それは僕が、扉を使って向こうにロープ伸ばすよ!」


三葉「ふむ、頼んだぞ」


 柚葉ちゃんが扉を造り開けると、海神わだつみがいて触手にロープをくくりつけられてます。


紗々「熊さん達連れてきました」


三葉「うむ、して紗々ちゃん、シロちゃんまでおるとは」


紗々「ええ、三葉ちゃんシロちゃん家で寂しいかなぁって思って連れてきました」


 いやいや、魔物でもありませんよ、進化······するのでしょうか······


エス「ミツハ! 猪鹿蝶騎士団を集め何をするんだ? ってかここどこ?」


 いつも祭りに来る人達まで呼んだの?


三葉「エス王よ、このロープを、皆にくくりつけてやる祭りじゃ(笑)」


 三葉ちゃん、······悪い顔してますよ。他の皆も!

 パッ


聖「六つ子組と男の子組ご案内~にひ!」


 聖ちゃんが、いつの間にか十二人もの人達を転移で連れてきた。


セバス「オラ! エス開会の挨拶だ!」


エス「それは良いが何祭りだ?」


三葉「うむ、そうじゃな、猪鹿蝶騎士団がレベルアップする事じゃし」


葉月「楽しかったら良いですの! ダンジョンで食材いっぱいですの! カレーがありますからカレー祭りですの!」


エス「皆との初めての祭りだったしな」


セバス「決まったなら早くしろ! アルバトが飲み始めてるじゃねえか!」


エス「アルバト卑怯な! 良く解らんがカレー祭りだ! 飲んで食って楽しもう! カレー祭り開会だぁ~!」


 開会の言葉が済んだ瞬間、皆が口々に歓声を上げお祭りが始まりました。


リア「始まったね~! 餅巾着無いかなぁ~」


アキ「リアちゃん餅巾着気に入ってるんや! 私も好きゃで!」


リア「のびるし美味しいよ! このカレーも美味し~」


まりあ「ルアちゃん、福神漬け一人占めしないで私にも!」


リア「まりあちゃんにはラッキョウ~」


まりあ「あわわ! 二つくらいで良いから!」


ルア「福神漬けも~」


まりあ「はわわ! スプーンの一匙で良いから! 違っ! それサラダを分ける時に使うヤツだから! 私のカレーが見えなくなるし!」


柚葉「チキンカツ乗せて上げるね♪」


まりあ「柚葉たん、噛んだ! 柚葉ちゃん待ってチキンカツ好きだけど!」


アキ「揚げ茄子もあるで、ほいっと!」


まりあ「アキちゃん! お皿の縁に飾る様に置いても!」


美夜「白身魚のフライがありますです♪」


まりあ「美夜ちゃん揚げ物はこれ以上は!」


直「でもこの、厚切りビッグボアカツは必須っす!」


まりあ「直ちゃんそれは美味しいよ、でも、え? 紗々ちゃんそれなに?」


紗々「タイラントカウさんの、ロースカツ(笑)♪」


まりあ「マジ? 皆の顔が悪い顔に、······後ろにパラミスちゃんまで!」


「「私達も(笑)♪」」


「パミュちゃん、グロリアちゃん、リリちゃん、ローパーちゃんまで······」


「「あっ! フリーズしちゃった」」


 あはは、まりあちゃんのお皿がお山になってますね、あっ食べ始めましたよ······。



エス「アルバトこのロープ? 紐は何なのだろう?」


アルバト「解らんが何かあるんだろう娘や妻まで連れてこいと言うくらいだ」


アルバト嫁「ケイちゃん、ユリちゃんうちの娘とも仲良くしてね」


「「仲良くするよ~♪」」


アルバト嫁「あらあら、もうすっかり仲良しさんね」


アルバト娘「そうだよ♪ ずっと仲良し♪」


ケイ「そうそう! アルバトも、エスも、ママさんも仲良し~!」


アルバト娘「エスは王様だから偉いんだよ!」


ケイ「グロリアちゃんのパパ♪」


ユイ「マイアミちゃんのパパ♪」


アルバト娘「あっ! 名前つけたんだ♪」


「「出て来るの楽しみ~♪」」


アルバト娘「私も! ユタに頼もうかな~あっちの男の子達は······」


 あらあら、オスを狙うメスの目になっていますわね。


「「無いわぁ~」」


エス「マイアミちゃんって誰!?」


アルバト夫妻「「ユタってか! 何の話し!?」」


「「赤ちゃんだよね~♪」」


 あらあらモテモテですね。


セバス「エスの父ちゃんも酒造り、一枚噛まねえか?」


エスママ「あらあら、私も参加したいですわ」


エスパパ「良いな、ワシは何をすれば良い?」


セバス「用意はユタとテンシュがやるから、自分の好きな酒を造るんだ、どうだ、中々楽して面白そうだろ? ユタの奴達はそのへんあたり構わず材料と、資金を採取してきやがるから、使わないと世間が回んねぇからな」


テファン「私は、透明なワインが良いわね」


エスパパ「テファン! お前もか、エスの奴は日本酒押しだが、ワシはウイスキーだな」


エスママ「あらあなた、私は赤いワインで、うふふ」


セバス「解った! 酒蔵を増築させてやる」


 うふふ、お仕事が増えましたよマスター。


聖「アルトさん、おにいさん? ギルマスさんこないだぶり~」


お兄さん?「あら~聖ちゃんこないだぶりね♪」


アルト「お前らは、魔石持ち込んだ後なぜ持ち込まん?」


聖「持ち込んだらギルドがぺちゃんこだよ~(笑)。大きいのは冒険者ギルドの建物の何倍あるから」


「「要らないです」」


聖「魔石ちびちび出す~?」


アルト「ああ、週に百くらいが良いか、そこそこの魔物の素材も週に百いけるか?」


聖「良いよ~♪ あっ! ドワーフさんところにも持ってくかぁ~」


お兄さん?「うふふ、依頼は受けないの?」


聖「ん? ダンジョン攻略は何回か受けたよ~五回くらい? 忘れちゃった」


お兄さん?「あらあら、それだけダンジョン攻略してるのに、ねずみ色なんて」


ギルマス「そうだな、聖達なら黒色が千人いても一人に負けるだろうな、あははは」


聖「たまにユタさんと、まりあちゃんが磨こうとしてるからね~上げた方が良いかも? でも自己紹介では絶対ねずみ色を入れてるし、気に入ってるかもね」


ギルマス「磨いたら俺の所に来い! 印押すから! 頼むから勝手に改造やめてくれ!」


「「うんうん」」


 悪ふざけがお好きな様ですからね(笑)


錬金術士「ミツハ師匠! このロープ役立ててますか?」


 自分にくくりつけたロープゆらしていますが、それの意味はたぶん教えてくれませんよ(苦笑)。


三葉「うむ、魔力を通すだけのロープ、なのに素材はミスリルとオリハルコン、高いだけで役にたたんと言われておったそうだが、この祭りの後には解るじゃろう、妾にもまだどうなるかわからん! くっくっくっ」


薬士「私、来て良かったのですか? アモルファスでは一緒に行かなかったですが?」


三葉「薬士の、良いのだ、城では聖の相手をして疲れたじゃろう、労いせねばな」


錬金術士「そうですよ、今こうして追いかけて来てくれたのですから、貴女も聖さんから学ばれたのです、師に恩返しを、ちょっとだけやろうと気持ちがあって、この場を楽しめば良いですよ(笑)」


薬士「解りました! では取って置きの、ピ~こしょこしょピ~なお薬を出しましょう!」


「「何! ピ~こしょこしょピ~の!」」


薬士「この前、オーク上位種の睾丸が手に入りまして、なんと! エス王にも献上して、うふふ」


三葉「お主、ほいっと! アイテムボックスを見てみるのじゃ」


薬士「アイテムボックス? はい、っな! 精力系の最上位種の素材がこんなに······」


錬金術士「なっ、何があるのですか!」


三葉「オークエンペラー、ピンクスネークエンペラー、ギガントオーク、ビッグソフトタートル」


錬金術士「そのラインナップは!」


薬士「その薬を飲めばピ~がピ~になり、最後までピ~です」


三葉「聖には任せとけんでのぉ、手加減を知らんからなぁくっくっくっ」


薬士「良い薬を百万人分は出来ます!」


「「お願いします!」」


 うふふ、男性陣はたいへんそうですね。


魔道士「シンディ殿、ワシまで抜けて来て大丈夫か?」


シンディ「ギルドマスターは、アモルファス脱出した時から猪鹿蝶騎士団でしょ」


魔道士「影は薄いが、そうだな」


シンディ「大陸最強が何を、私と貴方で皆の魔法の基本を教えたのだから、それにあれだけの魔道士が揃ってるのですから、ほらほら楽しみましょう」


魔道士「このメンバーを見ると、大陸最強の肩書が恥ずかしいな(笑)」


シンディ「そんな事無いですよ、技の多彩さは、誰にも負けてませんし、どこで何を使うかなんて、貴方ほど適切にどう扱うか、知ってる方は居ませんよ」


魔道士「その辺を、講釈すれば良いのか、それならばまだまだ自信はあるな」


葉月「お願いしますの! 教えて下さいですの!」


魔道士「葉月殿は調理士でしたな、魔法も料理と似ておるから火加減や塩加減、どの食材にはどの調味料でどの切り方など、魔物にも置換え出来る」


シンディ「弱点を属性、場所、角度など考えながら始めて、最後には勝手に出来る様になるわ」


葉月「ほぇ~、魔物のお料理ですの! それなら解りやすいですの!」


魔道士「そうだ、ワシは成長が限界まで来ておるから小手先の技を磨いた、そこには自信があるぞ」


葉月「ギルドマスターテクニックですの!」


魔道士「ははは」


シンディ「それに」


 シンディはロープをヒラヒラさせてますね、予想が付きそうなのかしら。


シンディ「このお祭り後が楽しみですね(笑)」




傭兵「テンシュ」


テンシュ「おお、傭兵のお仕事は順調ですか?」


傭兵「ぼちぼちだな、俺も下の者に仕事を回さねばならんから、この集まりでストレス発散だ、酒造り俺も参加出来んか?」


テンシュ「エールですかな?」


傭兵「ああ、ユタがエールを、生活魔法で、冷して飲む事を教えてくれてから、うちの団員がハマってなぁ」


テンシュ「ユタ殿なら嫌とは言わず、酒蔵を増やすくらいはしますよ(笑)」


傭兵「なら麦を買い集めるか!」


テンシュ「既に手配済です、ミツハ殿に弟子入りした、錬金術の」


傭兵「蜂蜜か!」


テンシュ「それも(笑)、あの方は言って来ないでしょうから、こちらから持ちかけますが」


傭兵「流石だな(笑)」


テンシュ「商人ですのでこのくらいは、ははは」


 本当に皆さんお酒が大好きですね。


「このカレーめちゃくちゃうめえー!」


一華「あそこの葉月ちゃんが作ったのよ」


「「一組のオタクちゃんが!」」


一華「私達もオタクだけど、このカレーは作れないわね」


「「だよね~」」


二華「そうそう彼女とは上手くやってるの?」


七華「宰相さんの娘さんでしょ! 可愛いよね!」


「「うんうん」」


「こいつには勿体ねー可愛さだよな!」


「俺達も彼女欲しぃーぜ!」


「「絶対無理!」」


「「完全否定!」」


彼女あり「でも、こいつらは俺に黙って、孤児院に差し入れとかしてるから優しい所もあるよ」


「「光源氏計画!」」


一華「ロリ発見!」


二華「ロリ承認!」


三華「ロリ確定!」


五華「ロリ認定!」


六華「ロリ決定!」


七華「ロリ判決!」


彼女あり「えっと有罪?」


「「酷っ!」」


一華「だとすれば、その子達も全員強化合宿?」


六華「しないとついて来れないよ」


一華「だよね~とりあえず宰相さんの娘さんから?」


彼女あり「何の話し?」


一華「彼女さんも強化合宿しないと、一緒にずっと居られないかと思ってね」


六華「男子諸君、ステータスを見たまえ!」


「「ステータス!」」


 うふふ、固まってますね。


「「はあ! 何これ!」」


一華「てな訳で、彼女さん達も強化合宿」


「俺あの娘、三つ編みちゃん連れていく」


「お前、あの娘だったのか、俺はショートの娘」


「俺赤い髪の娘を、連れていきたい」


「黒髪ロングの娘」


「いつも走り回ってる金髪の双子」


「「え?」」


「「え?」」


「お前二股じゃん!」


二股「でも選べないよ、どっちかなんて」


一華「ところで、その孤児院に何人居るの?」


二股「皆で女の子十五人だな、院長さん1人だから手伝い行ってたんだぞ」


一華「全員女の子なの?」


 こくこくこくこく


二華「計算では一人三人か、後二人足りないですね、王女さんと、財務さんのところは娘さん居ないのかな?」


三華「第二王女さんも巻き込みましょう」


「「賛成!」」


彼女あり「な、何? 何が計画されてるの!?」


「「次期王計画!」」


彼女あり「······」


 うふふ、ハーレムが増えますね。


いなば「またあがった! 大魔王だ!」


円『ヴェズルフェルニルになりましたよ(笑)』


ティアママ『うふふ、円もあがりましたね、私は進化は無いですが頑張れば、この星を一周出来そうよ』


エトリ『私も~パワ~アップですよ~』


タマ「いなばちゃんも、円ちゃんもティアママも、エトリちゃんも皆強すぎるにゃ!」


いなば「タマもつよつよだぞ! 虎鉄のが強いけどね!」


『がんばった!』


『『『『······』』』』


いなば「ティアもつよつよ!」


テ『ありがと ママみたいに大きく! 小さくなれる!』


 ティアは、小さくなり元のサイズに、スゴく大きくなったわね。





 祭りは終わり皆が帰りますが、ユタのつがい達は残り何やら話をしてますね。


紗々「ユタさんが小国巡りしてるので開催が出来なかった勉強会、しかし今夜は勉強会の時間を取りたいと思います、ナビさんの予想ですと明日の夕刻までは大丈夫との事で、新規の六つ子ちゃんには達はどうしますか? 後、玉藻さん、エトリさん、いなばちゃんは、人化出来ますよね、後は、ルアちゃんは参加するとの事です」


玉藻『紗々ちゃん、確かに出来ますがユタの気持ちは?』


紗々「勇大さんは玉藻さんの事、大好きですよ」


玉藻『まあ! 私も大好きですので。では』


聖「玉藻さんが縮む! 銀髪? プラチナさんだぁ~! 私達より、ちょっとだけお姉さんに見えるスレンダー美人さんだ!」


玉藻「こんな感じですね」


いなば「玉藻キレイ! 私も! むむむむむむ~!」


 ポンっ!


聖「ウサ耳! お尻に白いふわふわが! 白い髪が腰まであるのに、背は私達より背が低いが赤い目が、かわいい!」


いなば「どんなもんだ!」


エトリ『アラ~この流れは私も~よいしょ』


「エトリさんも縮む、真っ黒な髪の毛パッつんである! 永続である! って言いたい! 予想通りの大きな目が、たれ目だ!」


エトリ「うふふ、初めて人間になりました~」


 パチパチパチパチと拍手が、皆さんお綺麗になりましたね。


葉月「円ちゃんと、ティアちゃんと、ティアママはダメですの?」


『『『え?』』』


玉藻「葉月ちゃん、本人達が良ければですよ」


葉月「はいですの! 私は見守ってますの!」


 と期待いっぱいの目で、じぃ~~、うふふ、そんなに見ちゃ皆さんを追い込んでますよ。


『『『はぁぁ』』』


 ため息をついたが、どこか嬉しそうに、人化してい来ます。


「黒髪に赤色のメッシュが入った、私風に言うと、バインキュッバインだよ! もう一度バインキュッバインだよ!」


 ティアちゃんとティアママは、まるで姉妹ふわふわウェーブの青色の髪で······バインキュッバイン! 元が蛇さんなのに身体は、バインキュッバインですね。


 他の皆がorzになった、私も含めて。


 葉月は、バインキュッバインキラーの称号を、手に入れたとかないとか。凛ちゃんもプロポーション良かったよね。······小さいけど······


 そこへ


「うふふ、仲間に入れて貰えるかしら」


 透明な青みがかった髪の毛が、床につきそうになるほど長く、軽くウェーブした髪、スレンダーな女性がいました。


海神わだつみも来たよ~!」


 とリアが言い、私達は、マジで! な顔になった。


 気を取り直し、皆はバスローブに着替える、私もですよ。


紗々「では、今回の勉強会を、はじめます♥️」


「収納♥️」


「「きゃ~♥️」」


「さらにこうです♥️」


「「きや~♥️」」


「ここがポイントですので♥️ 覚えて下さいね♥️」


「は~い♥️」


「では♥️ そろそろ限界ですので♥️ 皆さん注目♥️」


「きゃわ~♥️♥️」


「うふふ♥️ 実地で体験していきましょう♥️」


「「は~い♥️」」

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 こうして二日目が終わりました♥️



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