『ごかい』
やましん(テンパー)
『ごかい』
『これは、フィクションです。』
長距離通勤の帰り道、例の峠で、またまた、不時着したUFOがいた。
『落ちましたか。』
相手は、明らかに、怯えている。
『は、ハイ。とつぜん、けきちいされましあ、ひとり、しゅうしょうて、ちりょう、あな、はいったよ。あなたハ、地球しん?』
『そうですよ。』
『とうか、おしひを。わさトてハない。うかい、みたかた。すいしんそうちさ、ふちょうさん。とか、ころさないて。』
『はあ。なんで、ころすの。』
『地球しんハ。さンコク。せんそ、して、スク、あいて、コロスネ。ころすて、ウメルワケね。よくわかた。なかたい、はなしね。あたりてした。むしひ、チモなみたもない、あくらつひとうな、キョウハクせいふつね。ア。キョウアク、かな。あ、しません。ころさないて。ことは、へたよ。舌足らずだから。』
『なんで、そこだけ、きちんと、言えるの?まあ、そういうのも。いなくはないけど。一部です。』
『やはり、ソナノか。ナンて、もふん、かいする、こあ〰️〰️い、ふきか、あるとか。』
『ないですよ、そんなの。フィクションです。』
『やはり、そか、かくはくたん、つかうのか、すきとか。つかう、つかう、あいてに、みせあて、ます、たたかふ。それから、しつふつ、たしてきて、やるのね。すき。』
『好きなわけないでしょ。ここが、どこか、分かってますか?』
『あたし、チキュウハ、わからないね。あ、タンサンスイか、あれは、すく、なおりましね。すく、きえるね。』
『はあ。やっぱ、たんさんすいですか。はい、どうぞ。』
『おあ〰️〰️〰️〰️☺️ ありかとうこさいまーす。あなたのことは、わすれないね。チキュウにも、こあくない、チキュウしんか、いた、と、つたえるね。』
『だから、こわいのは、一部の人だから。』
『お〰️〰️。わかります。いちふに、こわくないのも、いる、と。』
『いや、だから。それは、ごかいで。』
『おわ〰️〰️〰️〰️、うこいた。あしかとう。こかいか、いたと、つかえます。さよおなら。』
なんだか、最後まで、誤解ばかり、だったような気はしたが、必ずしも、誤解ばかりでもないような。あたってるのかも?
まあ、辞職したしな。
やけくそになりたいのは、ぼくのほうだけど。
世の中は、必ずしも、意見が一致はしないのだ。
それで、普通だから。
ただし、戦争だけは、だめだよ。
ぼくは、予定に従い、 崖からジャンプした。
星ぼしが、はるかに広がった。
『ごかい』 やましん(テンパー) @yamashin-2
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