「ソード・ワールド2.5」について好き放題書いてみる
太田拓也
第1話 独断と偏見の種族評 (1)人間
(注)筆者は固定値信者であるという事を念頭に置いて読んでもらいたい。
種族評、まずは人間である。
D&Dだと人間はわざとじゃないかと思うくらいの不遇種族らしいが、ラクシアでは[運命変転]によって屈指の人気種族として君臨している。
が、人間最強という評価には異を唱えたい。[運命変転]ってそんなに強いか?(野営で数日かかるならともかく)セッションで実質1回しか使えないから固定値の低さをカバーしきれない。そもそも変転使ったところで上がる期待値は2に満たない。能力値の高い種族と比較した場合、1セッションで足りなくなる達成値の合計は2を大きく超えるだろう。人間強いって言う奴は能力値ダイスを有利な条件で振ってないか?
ダイス運に自信ない奴は人間で?いやいや本当にダイス運悪い奴は1回だけの変転じゃ足りないから。イマイチな出目の時に他のPLから「温存しても仕方ないから使ってしまえ」と言われて使った後に本当のピンチが来て後悔する。せめて6レベル以上の強化で使用回数増えないと。
「高レベルになると判定一回の重要性が高くなる」と言って人間の重要性を説く人もいるが、そんな人は変転を使った以外の判定を全部失敗してもいいと思ってるのか?
まあ高レベルになると能力値の種族差が相対的に小さくなるので人間でも不利は感じないが。
「初心者にお勧め」まあプレイヤーと同じ種族なのでニワカ知識でもロールプレイできるのは初心者によいが、変転は一度しか使えないため無駄打ちのリスクが大きく使いこなすには経験が必要。という意味では初心者には難しいと言える。
「魔法でボスの抵抗抜くなど一発勝負したいときに」いや変転は狙って高い目出す能力じゃないから。出目10が必要な時に7出したらどうしようもない。逆に言えば期待値保障やピンゾロ回避のために使いたい。
となると人間の存在価値は補助・回復魔法のように「達成値よりもピンゾロを振らないことが重要な」判定にあるといえる。前衛は命中・回避・ダメージと高い達成値を頻繁に求められるため固定値が重要な反面ピンゾロ振っても諦めがつくため人間には向いていない。
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