『誰にも言わないで』は、文芸部の男子「僕」と、暴走気味でちょっと危なっかしい文芸部員・里見さんとのやり取りを通して、「好きだからこそ独り占めしたくなる気持ち」を愛おしく、そして少しコミカルに描いた短編ラブコメです 😊🎀
放課後の教室で、クラスメイトの男女がいい雰囲気になっているのを、里見さんがじっと観察している――というシーンから始まる導入がとても上手くて、読者は一瞬で「この子、何をしようとしてるの?」と引き込まれます 👀✨
そこへ「僕」が現れ、里見さんの暴走を止めようとしつつも、どこか放っておけない態度を見せることで、二人の距離感や関係性が自然に伝わってくる構成になっています 🤝🌆
タイトルの「誰にも言わないで」は、作中の“秘密”と、心の奥にしまっている感情の両方にかかっていて、短いながらも余韻のあるフレーズとして機能しています 🔐💓
右中桂示先生の文章は、軽妙な会話と、ふとした仕草や視線の描写がとても上手く、笑いとキュンが同時にくるタイプのラブコメが好きな人にはたまらない一編だと感じました 😄🌙