RAIN

オープニング

ーーー舞台はとある魔法都市ウェルザリア。

このウェルザリアは常に雲に覆われており、一度も晴れたことがない雲の中に潜む魔法都市だ。

そんな魔法都市の、魔法使いや魔女を育成する機関である魔法学校タッドポールでは今日も少年少女たちが一人前の魔法使いや魔女を目指すべく修行や勉強に励んでいた。

魔法学校タッドポールには巨大な魔法図書館がある。

そんな魔法図書館に、3人の見習い魔法使いがいた。

1人目の黒髪外ハネ髪の凛々しい女の子は「チェシャ」。

大きな黒目がちな目と関西弁が特徴的な3人を引っ張るリーダー的な存在。

2人目のツインテールの小さい女の子は「ベッキー」。

極度の恥ずかしがりやで泣き虫な愛らしいお嬢様。

3人目の柔らかなクリーム色の少しウェーブがかった長髪が特徴的な「アリス」。

元気いっぱいで常に前向き。みんなを笑顔にする太陽みたいな主人公。

そんな彼女たちは魔法図書館で1冊の本に出逢う。

それが彼女たちの冒険の始まりなのだったーーーーー。