報告スレ
1:底辺作家
報告来たぞー
2:本当にあった怖い名無し
あ、スレ立ってる
3:本当にあった怖い名無し
今だ!2ゲットォーーー!!
 ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ (´´
∧∧ ) (´⌒(´
⊂(゜Д゜⊂⌒ ̄`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
 ̄ ̄ ̄ (´⌒(´⌒;;
ズザーーーーーッ
4:本当にあった怖い名無し
今だ!2ゲットォォォォ!!
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∩ ∩
~| ∪ | (´´
ヘノ ノ (´⌒(´
((つ ノ⊃≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
 ̄ ̄ ̄(´⌒(´⌒;;
∧∧ (´;;
(゜Д゜ ,)⌒ヽ (´⌒(´
U‐U^(,,⊃'~... (´⌒(´⌒;;
ポ ∧∧ ポ
ン (゜Д゜ ,) . ン
(´;) U,U )~ (;;).
(´)~(⌒;;UU (´ )...~⌒(`)
5:本当にあった怖い名無し
>>3 >>4
見事に失敗してんな
6:本当にあった怖い名無し
吸血鬼退治は無事に終わったみたいだな
7:底辺作家
とりあえずは
まだ左腕痺れてる
利き手じゃなくてよかった
8:本当にあった怖い名無し
痺れ?
9:本当にあった怖い名無し
あれから丸っと二日経ってるが、何があった?
10:本当にあった怖い名無し
どうやって退治したかとか全部教えろ
バン はよ
バン (∩`・ω・) バン はよ
/ ミつ/ ̄ ̄ ̄/
 ̄ ̄\/___/
11:底辺作家
わかってるって
書き溜めておいたから下開けといてくれ
12:底辺作家
さんきゅ
あの後、俺と生き字引はおばさんの家に行った
つーても、しばらくは離れた場所に車停めて、俺はコンビニ飯で夕飯済ませて仮眠をとった
夜型の生き字引も仮眠をとって準備万端にした
手配しといた道具も届いたしな
13:本当にあった怖い名無し
そういや、底辺作家どっかに連絡とって聖餅手配してたよな
あれ、どこに連絡とってたんだ?
14:底辺作家
>>13
ご新規さんだな
生き字引の所属する組織だよ
本部は英国だか米国だかにあるらしい
その日本支部な
この日本支部は最近できたばかりで、現地の職員少ないらしい
んで、俺がバイトとして協力してる
15:本当にあった怖い名無し
ん?
なんで日本人の職員少ないの?
16:底辺作家
日本には元々【陰陽寮】って組織があったんさ
それ以外にもお坊さんや霊媒師ってのもいるんだが
何しろ海外から来た組織で、歴史的にも色々あったからさ、あんま仲良くないらしい
17:本当にあった怖い名無し
陰陽寮は明治時代に廃止されただろ
18:底辺作家
表向きはな
でも、名前を変えて現在も一部の陰陽師は活動中だったりするぞ
さすがに昔みたいな国家公務員とはいかないけどな
19:本当にあった怖い名無し
同業だから仲が悪いってこと?
20:底辺作家
んー、同業だからって言うよりは
まぁ、禍根みたいなものがあるっぽい
陰陽寮が廃止された理由の一つが明治維新っぽいし
政府が陰陽道とかを迷信だってしたせいしな
当時のカレンダー作ってたのも陰陽寮だし
海外から入ってきたグレゴリオ暦を政府は使いたかったから、邪魔だったのかもな
21:本当にあった怖い名無し
んなこと言っても何百年も経ってるのに
そんな引きずるもんか?
22:底辺作家
当時の陰陽師たちからしたら解雇だもんな
後々、別の組織に組み込まれたらしいが
それなりに恨むくらいはするだろ
ずっと仕事してきたのに
新しい方にやり方変えます
今までのやり方はデマ扱いしますって言われたらなぁ
23:本当にあった怖い名無し
陰陽師の話はどうでもいい
吸血鬼退治の詳細教えろください
バンバンバンバンバンバンバン
バン バンバンバン
バン (∩`・ω・) バンバン
_/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
\/___/ ̄
24:底辺作家
>>23
悪い悪い続き貼ってく
前の掲示板でも書き込んだが
吸血鬼退治は日の出、朝がくると同時に決行することになった
これには疑問を持つ奴もいるだろ
吸血鬼は太陽の下でも死なないのに、なんでわざわざ朝を待つ必要があったのか?って
もちろん、理由がある
吸血鬼もな、寝ないとダメなんだよ
人間だって、朝型夜型いるけど、寝るだろ?
吸血鬼も同じなんさ
故郷の、自分の埋葬された墓土を詰めた棺の中で眠る
体力回復ってよりは、食べたご飯の消化をするためらしい
昏睡に近いらしいぞ
25:本当にあった怖い名無し
へぇ、そうなんだ
26:本当にあった怖い名無し
ほぼ無防備になるわけだな
27:底辺作家
ただ、いくら昏睡に近いって言っても
枕元でガサゴソされれば起きる程度には覚醒可能らしい
28:本当にあった怖い名無し
あー、たしかに身内の気配だけで俺起きるな
年老いた両親の深夜の頻尿とか、主に、頻尿とか
29:底辺作家
俺は、おばさんの離れを訪れた時に、管理してる鍵を少しの間拝借した
これは事が済んだら戻しておいた
その鍵で明け方、母屋に侵入
家の中を探索したんだ
そしたら、土詰めの箱がゴロゴロ出てきた
二人分だから、ざっと百箱近かった
それが家、というより敷地内のあちこちに設置してあった
聖餅足りないかなって思ったけどなんとかなった
吸血鬼たちが持ち込んだ箱の数は、組織側が調べてくれた数と一致したから良かったよ
これで数が合わなかったら他の場所にもあるってことで、面倒なことになるところだった
30:本当にあった怖い名無し
???
31:本当にあった怖い名無し
土を詰めた箱?
32:本当にあった怖い名無し
棺だけじゃないの?
土を詰めてあるのって
33:底辺作家
>>32
吸血鬼は穢れた土、自分が埋葬された場所の墓土、故郷の土の上で眠るが、復活にも使われる
ゲームで言うところの残機なんだよ
万が一退治されても、土詰めされた箱の数だけ復活可能ってわけ
34:本当にあった怖い名無し
なるほど
35:本当にあった怖い名無し
しかし、生き字引さん、よく底辺作家の同行許したな
あんだけスタンドプレイかました後だから、てっきり全部一人でやるかなと思ったんだが
36:底辺作家
そこは所属組織から指示があった
一人だとまず箱全部を時間内に処理するのは無理がある
そもそも生き字引だと聖餅とか、神聖なものに素手で触れられないから作業効率落ちるし
そんなわけで協力者がいるなら使え、ってな
37:本当にあった怖い名無し
ほほぅ
38:本当にあった怖い名無し
これ情報漏洩にならないか?
大丈夫か??
39:本当にあった怖い名無し
大丈夫だろ
現代で化け物退治しましたーって言って誰が信じるよ?
40:底辺作家
平気平気
誰も信じない
吸血鬼なんてそれこそ殺すと灰になるから
証拠も残らない
41:本当にあった怖い名無し
な、なるほど
42:本当にあった怖い名無し
灰は証拠にならんのか?
43:底辺作家
ならないらしい
続けるぞ?
俺たちは箱を見つけ次第、聖餅で清めていった
そうして残ったのは二つの箱、いや、棺だった
その棺は、二階の一室に並んで置かれていた
その部屋は、なんつーのかな?
今の家主の趣味なのか、西洋の武器のレプリカが飾られててさ
なんなら臨場感を出すためか、突き出すような飾り方をしてた
さて、件の棺だが、傍目からは同じに見えた
どっちにどの吸血鬼が入って寝てるのかはわからなかった
とりあえず、適当に向かって左の棺を開けることにした
開けると、Aの生徒の女の子、Bが人形みたいに収まってた。
すかさず、俺は聖餅を棺の中に撒いた
一瞬だけ、Bが目を見開いて俺を睨んだけど、聖餅のお陰かそのまま固まった
そこに、専用の手袋をした生き字引が杭を手にして胸を穿とうとしたんだが、もうひとつの棺の蓋が勢いよく開いて、近くにいた俺の左手を掴んで壁に叩きつけた
いやぁ、一瞬息が詰まって、呼吸出来なくなってさ
死ぬかなwwwって思ったね
44:本当にあった怖い名無し
草生やしてんじゃねーよ
45:本当にあった怖い名無し
何気にピンチになってんじゃん
46:底辺作家
ちなみに、その時の生き字引
「血、流すなよ」とバッサリだった
潜入取材した時はあんなに心配してくれたのに(´TωT`)
47:本当にあった怖い名無し
もう呆れ返ってたのかね?
48:本当にあった怖い名無し
生き字引さん、塩対応だな
49:底辺作家
太陽の光が致命傷になるわけじゃないけど
吸血鬼の力が弱くなるってのは有るから
だから、壁に叩きつけられても大丈夫っておもったっぽい
50:本当にあった怖い名無し
なるほど
夜の方が強くなるのか
51:本当にあった怖い名無し
死に急ぎ野郎め
52:底辺作家
でも、元々が怪力だから投げ飛ばすくらいは普通に出来るわけ
さらに、掴んだところを麻痺させる能力は弱くならなかったっぽくてさ
未だに痺れてるってわけ
53:本当にあった怖い名無し
>>52
>掴んだところを麻痺させる能力
こんな能力、吸血鬼にあったっけ?
54:本当にあった怖い名無し
>>53
参考までに
つ【前スレで底辺作家がネタで貼った、ステータス表記の画像】
○種族:吸血鬼
○状態:死 アンデッド
○技能:[吸血][催眠][変身][怪力][飛翔][麻痺]
55:本当にあった怖い名無し
あ、ホントだ
たしかに、麻痺ってある
56:底辺作家
ちなみに、これは【カーミラ】であった描写な
登場人物は、その後ずっと麻痺が残ったらしい
57:本当にあった怖い名無し
うわぁ
58:本当にあった怖い名無し
マジか
59:底辺作家
俺の場合は、まだ痺れてるって言っても
最初よりはマシになって来てる
でも、夜になると痺れと神経痛みたいな症状が出る
お風呂に入って温めると、ちょっとマシになる
天気に左右されないから、気圧の関係なのかわからないのが玉に瑕かな
60:本当にあった怖い名無し
ふむ
61:本当にあった怖い名無し
中々興味深いな
あと、玉とかいうな
普通に怪我だからな、それ
62:底辺作家
この調子なら、もう何日かすれば麻痺は消えるかも
63:底辺作家
話を戻す
生き字引は淡々とBに杭を打ちこもうとした
それをCが止めようとする
でも、そのCを簡単に足蹴にして、ぶっ飛ばした
Cが立ち上がるのを待たずに、Bの叫び声が響いた
その叫びの中、生き字引は所持していた刀剣で、Bの首を落とした
それを見て怒り狂ったCが生き字引に襲い掛かった
でも、振り返りざまにその刀剣でCの胸を突いた
貫くと同時にそのまま刀剣を滑らせて体を斬り、勢いはそのままにCの首も刎ねた
64:本当にあった怖い名無し
うわぉ
65:底辺作家
んで、二人は灰になって
あとにはしっちゃかめっちゃかになった部屋だけが残った
すぐに俺たちはその場から立ち去った
入れ違いざまに、パトカーがおばさんの家に向かうのが見えた
あとでおばさんから連絡があって、教えてもらったんだが
たまたま畑に行こうとして家の前を通りかかった人が、喧嘩かなにかだと思って通報したらしい
んで、事情聴取されたとか
鍵を戻すのはタッチの差だったな
結局、生き字引が所属してる組織の介入もあって
強盗による誘拐事件として処理されることになったらしい
このまま行方不明扱いの迷宮入りになるらしい
66:本当にあった怖い名無し
なぁ、ほんとこれ
俺達聞いてていいのか?
67:底辺作家
平気平気
強盗かどうかの違いはあっても、この日本で年間の何人行方不明になってると思ってる?
おばさんだって、歳が歳だ
すぐに忘れられるよ
68:本当にあった怖い名無し
なんか、寂しいな
69:本当にあった怖い名無し
当事者じゃないからな
つーか、吸血鬼が持ち込んだ土見て、警察困っただろうな
70:スレ主
とりあえず、一件落着ってことだよな?
よかった
71:本当にあった怖い名無し
あ、スレ主
72:本当にあった怖い名無し
Aはどうなった?
73:本当にあった怖い名無し
すっかり忘れてた
そうだよ、Aはあれからどうなったんだ?
74:スレ主
なんとか無事だよ
意識も戻った
って言ってもしばらくは通院しなきゃらしいけど
まだ二日しか経ってないけど、安静のためにずっと寝てるから
逆による目が冴えるって言ってた
75:本当にあった怖い名無し
意識不明からの驚異的な回復力だな
76:本当にあった怖い名無し
なにはともあれ、よかったよかった
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