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 とりあえず防御しよう。前回の探索の時に目の当たりにしたけど、彼らの攻撃は意外に激しいから。飛行能力も高くて、かなりの素速さもある。何の対策もせずに対峙するのは危険だ。


 僕は全身に力を入れ、身構えた。さらにその場にしゃがんで体勢を低くし、両腕で頭や顔をガードする。


 直後、彼らは僕の目と鼻の先を飛び去っていった。その場には獣臭と翼の風切り音が残像となって漂う。幸いにも今の攻撃は当たらずに済んだけど、彼らはツバメやハヤブサのような鋭い動きで瞬時に切り返し、再び僕に向かって襲いかかろうとしている。


 あの動きを見る限り、とてもじゃないけど逃げるのは不可能だ。そして防御し続けるのにも限界がある。いつ致命傷を食らうか分からない。



 ――さて、どうするべきか?



●剣で戦う……→50へ

https://kakuyomu.jp/works/16817139554483667802/episodes/16817139554484755297


●能力で戦う……→22へ

https://kakuyomu.jp/works/16817139554483667802/episodes/16817139554484200900


 

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