第二百十夜『排泄物からなる感染-Leck mich im Arsch-』
2022/12/28「黒色」「猫」「正義のトイレ」ジャンルは「童話」
今日、神話や昔話や教訓話やコメディから時にはニュースに至るまで、性器や
例えば、ニュースで幼児の
これこそが汚言症が一種の感染症と言われている理由である。逆に言えば、温室で一人きりで育てられた人間は、毒づく際に汚言の類を吐く事は無いだろう。そもそも一人きりで育つならば、それはうんちおしっこと言う幼児語を話したり聞く機会が奪われる事に等しく、排泄物と言う呼称を用いるので汚言症に
仮にこれが
そもそも人間は母乳を飲んで育ち、クソを垂れ、男女でまぐわい、毒を吐く生物なのである。生活すれば汚言に曝露し、大なり小なり汚言症を罹患する生き物なのだ。糞を垂れたらすぐに隠す、猫の様な生き物でもなければそうはいかない。
直接的表現を用いるとして、この中にうんこちんこまんこと一度も
本題はここからである。ぢつはこの汚言症なる感染症は、
先述のモーツァルトも汚言症の合併症に苦しんでいたと言う説が近年有力視されており、トンカツを生で食べた為にゲロと下痢に苦しみ亡くなっただの、
『俺の尻をなめろ』とはモーツァルトが病に対する抵抗であり、空元気である、そうでなければベッドでクソを垂れた俺の尻を綺麗に舐めろ! などと詩にする理由が無い。彼の良き友であり、素行不良に苦言を
最後にこの進行した汚言症の恐ろしい所なのだが、モーツァルトの様子からも分かる通り、書く文章にも影響が現れる。最後には常に汚言を喋りつつ記録しなければ呼吸も鼓動もままならなくなり、結果として意識は
そして何よりも恐ろしいのは、汚言症は再三再四書き
願わくば、私のこの提言が然るべき形で
クソが
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