現代で付与の力を授かった!やったるぞー!
@Valburga819
第1話 出会い
ある日僕が公園の前を通った時の話なんだが、テレビでも見たことないような神々しい美女が公園のベンチに座っていたんだ
「こちらを凝視しているそこのお兄さん。こっちにいらしたら?」
おっと、不躾にガン見しすぎてしまったようですね
「すみません、あまりにもお綺麗で見すぎてしまったようです。」
「いえ、いいのよ。私も貴方に用事があったから。」
「初めましてだと思うんですが…?」
こんな美人会ったら忘れないと思います
「貴方にこの石をあげるわ。綺麗でしょう?肌身離さず持ってたら良いものが手に入るわよ。貴方が今不安に思っていることを解決できるかもしれないものがね。」
不安か…。母さんの体調と自分の将来の事ですね。
「すみません、お姉さん……っ!?居なくなった?」
う〜ん、取り敢えず騙されたと思って持っておくか。
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―1週間後―
ー…さん、…匠さん、三崎匠さん!ー
ん?なんでしょうか?
ーどうも、1週間ぶりですね。公園でお会いしたものです。ー
あぁ、とても綺麗だったお姉さんですね。僕は寝たんだと思っていたんですが違いましたかね?
ーいえ、合っていますよ。私は貴方の夢に出てきているだけです。貴方はきちんと肌身離さず石を持ってくれていたので力を授けます。ー
授けるって…
お姉さんは神様だったんですか?
ーえぇ。この世界のではないですけどね。
貴方に授ける能力は《付与》と《鑑定》です。ライトノベルを読む貴方だったら、有効活用してくれると信じています。この力があなたの助けになることを祈っていますよ…ー
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はっ!
「すごい夢だったなぁ」
試してみるか?いやでもな〜、誰かに聞かれてたら相当恥ずかしいぞ?まぁ、こっそりと…
「自分を《鑑定》」
【名前:三崎匠】
【年齢:23歳】
【状態:良好】
【その他:付与、鑑定】
「付与を《鑑定》」
【付与:物に自由自在に効果を付けることができる。ただし、命あるものには付けることができない。】
これはすごい能力だなぁ。
「取り敢えずスポドリでも飲んで落ち着くか。」
そう言って僕はリビングに向かうのだった。
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短い物語ですが、楽しんで頂けると嬉しいです。
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