生活の最中

青森

発熱

カーテンの隙間から射す薄明り 

朝方なのか夕方なのかも分からない

目が覚めても動かない身体 

散らかる部屋 

溜まる洗い物 

まるで生きている死体


慢性的な咳は静寂を許さないし 

身体を安静にしようとすれば、心は安静ではなくなるし

世間はどうにも放っておいてはくれないみたいだし

そのくせ誰も私のことは気にも留めないし

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