幸薄いと思いこんでいる主人公、葵まゆら(十七歳)の恋の行方を語るストーリー。悩みに悩み、女子高校生らしい初々しさを残しつつ、見栄っ張りと、意地が交わる感情を上手に表現されています。さらに、彼女を暖かく見守るアルバイトの雇い主である店長が、とても魅力的。是非とも、喫茶店『ヤドリギ』で続編をお願いしたい!隙間時間に、お読み下されば、店長のファンになること間違いなし!