破滅の迷宮 【デストラクションダンジョンズ】

第1話

【？？？】　さぁ皆さーん！　起きて下さ〜い！

【主人公】うっ...ここは?どこだ...駄目だ何があったか思い出そうとしても記憶がはっきりしてないぞ？

【？？？】　記憶がはっきりしていないなら思い出させてあげま〜す！

あなた方は，襲われたことを覚えていますか?まぁ，覚えて無い方の方が多いかもしれないですね〜

【主人公】そういえば，俺は学校に登校しようとしてたな...

それでなんか変な男に刺されて...えっ傷跡が無い⁉︎何故傷跡が無いんだ⁉︎

【？？？】それはですね〜,貴方達を此処へ連れてきた男を操っていたのは私でした〜〜。

そして皆さんの身体に傷跡が無い理由はと〜ても簡単で〜す。わかる方はいますか〜?

【主人公】……何故なんだ?

【少女】そんなの簡単でしょ？どこかこことは違う場所から話してきている、男か女の区別がつかない人が治したに決まってるでしょ！

【主人公】そんな訳無いだろ?何故自分で傷つけた相手を自ら治すんだよ?それならわざわざあの変な男に俺達を刺させた必要がなくないか?

【少女】それは……わ、わからないわよ！それに貴方、何なの?さっきからタメ口で話してきて。それが初対面の人に対しての話し方なの?本当にゴミみたいな人ね

【主人公】なんだと...💢お前こそ初対面で人をゴミ扱いとか性格最悪じゃねぇか。

【少女】お前じゃ無いし💢

【？？？】はいは〜い喧嘩はそこまでにしてくださ〜い。正解を発表したいと思いま〜す

答えは，私が治したでした〜！

【少女】ほら！私の言った通りだったじゃないのよ！

【主人公】うっ...でもなんでこの場にいる人達全員を治す必要があるんだ?なら最初から傷をつけなければ良かったんじゃ無いのか?

【？？？】それはですね〜貴方達には，ゲームをしてもらう為で〜す

【主人公】いや、答えになってねぇ……。

【一同】ゲ、ゲーム！?何のゲームをしようと言うんだ?

【？？？】それは，まだ言えないですね〜〜言ったら絶対にやらないと思いますので〜。なので３時間後にゲームを始めたいと思いま〜す

あ、30分以内に部屋に入らないと死んでしたいますよ〜。部屋に案内しますので、手に書いてある番号を呼ばれましたら私の部下達について行ってくださいね〜

あっ、あと逃げられたり暴れられても困りますので〜。手枷を付けさせて貰いまーす！

【主人公】手枷?手枷なんて無いぞ?

【？？？】私が指を鳴らせばつきますので

【主人公】⁉︎

【？？？】あっ安心してくださいね〜部屋に入ると自動的に両手が使えるようになりますので。では、後ほどお会いしましょう。

…パチン！

【主人公】なっ！

【謎の男1】部屋に案内する...45来い

【少女】……45?わ、私じゃないのよ！？

【謎の男1】早く来い

【少女】わかったわよ……行けば良いんでしょ！

【謎の男2】19来い

【主人公】俺か...

部屋に入って行くプレイヤー達...彼らを待つゲームとは一体？

スピーカーから話す謎の人物の目的とは...?