第35話 R6.12/24 明るい未来は僕らの手の中、てことを伝える
研修とかを考える時に台本ではなく、注釈から考えることが必要かもしれない。
どう思ってほしいのか、どう行動してほしいのか、何を大事とした研修なのか。言い回しは軸や土台があれば後から考えられるが、伝えたいキラキラはともすれば忘れてしまい、思い出すのはきっかけを待たなければならない。
これも、心が先なのだ。
良い未来を提示して、信じさせて、未来を信じたままに行動してほしい。
ちょうどよかった、を口癖に。ちょうどいい、を思い癖に。
感動を伝える。肯定的な言葉で、光を。
『営業の神様』を聴き終わった。良いもんだ。
スティーブ・モリスという少年は小学生の時に、逃げたハツカネズミを探して欲しいと、聴力だけを信頼してもらって、見つけ出した。そしてその言葉が夜明けの音楽となり、希望となり、スティーブはスティービー・ワンダーになった。
営業職は、他の職業と違って多くの人と接する機会に恵まれている人に会わなきゃ始まらないから。テレアポだってそう。テレアポほど、人と話す機会を得られる仕事はそうそうない。
だからこそ、一人一人のお客さんに明るく、希望の、プラスの感情を与え続ける。与え続けるとどうなるか。自身が大きなプラスの人間になる。
逆に、とても恐ろしいことに、マイナスの心を持ちながら口から言葉を発し続ければどうなるか。大きなマイナスが自身に積もりに積もり続ける。心がマイナスのまま、暗いまま、言葉は明るいプラスの言葉を発し続けるのは、余程訓練しないと無理だ。
そんな時に相手に伝わるのは、マイナスの空気とマイナスのオーラだ。そんな奴に向けられるのは、マイナスの表情とマイナスの態度と冷たい声音での冷たい言葉だ。自身にもマイナスが積もっているのに、相手からもマイナスを与えられ続ける。色んなお客さんに、立て続けに。
そんな悲しい仕事の仕方は、しなくていい。するべきでもない。結果も出ない上に、辛い。
前向きなトークを作り、それを続けるべきだ。
前向きに作った、少し勇気が要るトークを言い続ければどうなるか。今より少しの勇気を持った人間になっていく。そしていずれ、それは当たり前になっていく。自分が今の自分より少し勇気を持ったのが当たり前になる。つまりは、今より前向きな、少し勇気を持った人間になれる。人格はその人が、普段使ってる言葉が作るものなんだから。言葉が人格を作る。当たり前の話だ。
暗い状態になった人が明るくなるのは、簡単じゃない。這い上がるのが一番エネルギーが要るんだから。
闇の状態から明るくなるには、2パターンと言われています。一定期間、明るくなったかのように振る舞うか。それか筋トレで強気なホルモンをドバドバ出すか。どっちか、らしいです。
筋トレなんて強制出来ないんで、じゃあトークじゃない? 前向きなトークを、明るく話し続ける。それでいい。
やっぱり大事なのはずっと、明るい未来だ。普通から特別を目指すにせよ、底から這い上がるにせよ。
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