サイコロから始まるわたしとぼくの恋路
秋月そらノ
プロローグ
放課後の教室。室内は夕日が差し込み、夕日色に染まりかけている。窓の外からは部活の声も聞こえる。
この教室には、僕ともう一人。二人っきりである.。もう一人とは、女子である。そう女子である。
なぜこの状況かって?他の人は帰ったから?、部活に行ったから?それもあるだろうが違う。ここは、普段使われない空き教室であり、ここで会う約束をしていたからである。
つまり、放課後に空き教室に男女二人っきりである。何かが始まってもおかしくない。だからこそ、緊張だってしていた。いくら仲良しで、普段から話すからって緊張はする。告白ワンチャンあるのではって?
その緊張も無くなり、今はしていない。なぜかって?そして、今何をしてるかって?
それは、机を挟んで二人ですごろくをしている。二人でだ!
なんで?
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