主人公は会社を辞め、ポーカープロを目指すため、単身アメリカにわたった。
もうこの時点で、日本の義務教育を受けたとは思えない発想だ。
何がきっかけで、そういう流れになったのだろう?
エッセイではポーカーの手と、いくら勝った負けたということが細かく記される。
合間に、ちよっとした観光旅行シーンがはさまれる。
引用 それからはポーカーに溺れるような日々が続く。これこそが俺の求めていた生活だ。
今の時代、ここまで明確に自分の意図を持ち、しかもそれを実現させている人はなかなかいないだろう。
面白い人生を生きている人だ。