第10話 後悔
想い出にはしたくない。
そうさ、
こんなにも君を好きだから。
なのに今は
ここにはいない君を求めている俺だよ。
眠りにつこうとすればするほど君の笑顔が眠りを妨げるんだ。
逢いたいよ。逢いたいんだ。
少しばかりの嫉妬で君を失った。
信じていた!
本当だ。
ただ……怖かった。
君の声が他の誰かのものになってしまったら。
君の温もりが他の誰かを温めていてたら。
あるわけないのに。
許して欲しいよ。
待つから。
ここで待っているから。
愛している
それだけは変わらないよ。
君を……
君は……
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