ブッ壊れ性能、手に入れたり!
『スキル【新魔創造】を獲得しました』
『スキル【神殺し】を獲得しました』
『称号【神殺し】を獲得しました』
『称号【魔の愛し仔】を獲得しました』
『称号【魔に魅入られし者】を獲得しました』
『称号【神殺し】を獲得しました』
「……」
神様が消えていったあと、周りを見渡してみるが、クレーター以外何もない。
ただ、神様が消えた場所に一つの魔法陣があるだけだった。
「行くか」
リーフフィアは魔法陣の上に立った。
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魔法陣はリーフフィアを別の場所へと連れていった。
その場所は、陽だまりでとても暖かかった。
ひだまりの中心に綺麗で透明な石でできた人が1人入れそうなほど大きい箱が1つある。
「敵、ではなさそう」
取り敢えず開けてみるか、と試みたが、あまりにも重すぎて根をあげそうになる。
しかし、何とか蓋を開けた。
箱の中に入っていたのは、一着のドレスと細々とした小物だった。
【月華草の花冠】
月の雫によって咲く花とその露をふんだんに使って作った美しい花冠
[特性]
破壊不能
譲渡不可
【月華草】
MP +150
【月華草】
生き物を惑わす欲望の花、月華草にまつわるのスキルを纏めたもの。
[特性]
夜にしか使えない
【月華草】
欲望の花。別名、生命の花
[効果]
生命を与える
また、生命を剥奪する。
【開花】
月華草を咲かせる。
[効果]
プレイヤー、エネミーを集める
【誘惑】
月華草の花粉を飛ばし、吸い込んだものの精神を操る
欲望が強いもの程効果は強い
[効果]
プレイヤー、エネミーを一時的に従えることができる
【栄枯】
月華草を枯らす
[効果]
味方の能力値を上げ、敵の能力値を下げる
【星屑のドレス】
星空をそのまま取ってきたドレス
[特性]
破壊不能
譲渡不可
MP+300 HP+50 防御+50
【月光の靴】
月夜をそのまま取ってきた靴
[特性]
破壊不能
譲渡不可
MP+200 速さ+50 賢さ+50
【神杖】
神が作り、神が使う杖
[特性]
破壊不能
譲渡不可
【クラスチェンジ】
強さ+100
【クラスチェンジ】
自身が選択した役職とは別の職となることができるスキル
[効果]
この衣服を着ている間、自身が初期に選択した役職と異なる職となることができる
[特性]
ステータスは初期職業のまま
【星々の瞬き】
星々の瞬きが石となった首飾り
[特性]
破壊不能
譲渡不可
【天地創造】
MP+150
【天地創造】
新たなる世界を作る魔法を纏めたもの
【天地創造】
新たなる世界を作る魔法。
[効果]
自身を世界の神として、パーティーメンバーに多くの支援、及び敵に多くの妨害を与えることができる
支援と妨害は、術者本人が使える支援及び妨害だけとする。
[特性]
1日に5回のみの使用
【空中庭園】
空に浮かぶ庭園
[効果]
空に絶対不可侵の場を作れる
[特性]
一度使うと、次に使えるのは1時間後
【箱庭世界】
箱庭の世界を作る
[効果]
自分が操れる生命を持つものを自由に動かすことができる
【幻獣世界】
幻獣たちの楽園
[効果]
幻獣が敵を倒してくれる。
また、自分の力を移すことができる
【幻想世界】
幻想のような世界
[効果]
そこに住む生き物が敵を倒してくれる
人々を惑わせやすくする
自分の力を移すことができる
【昼夜反転】
昼と夜を変える
[効果]
昼を夜に、夜を昼に変える
[特性]
1日に2度使える
【星月の涙】
星と月の雫を石にした耳飾り
[特性]
破壊不能
譲渡不可
【星月夜】
【月夜】
MP+100 幸運+50
【星月夜】
星が瞬く夜に扱える魔法を纏めたもの
【星月夜】
星が瞬く星夜
星の光で月夜のように明るい夜
[効果]
夜を星が瞬く星夜にする
[特性]
1日に2度使える
【星】
星々に関する魔法の総称
[効果]
その時その時によって魔法の内容が異なる
【月夜】
月が光り輝く夜に使える魔法を纏めたもの
【月夜】
月が光り輝く月夜
[効果]
夜を月が光り輝く月夜にする
[特性]
1日に2度使える
【月】
月に関する魔法の総称
[効果]
その時その時によって魔法の内容が異なる
「アホみたいな性能の物だなぁ」
これを作った運営はどうしたんだろうか?
でも、とリーフフィアは考える。
「神様が使ってた物だし、このぐらいの性能で当たりなのかもね」
今の初心者用のものから新しく手に入れた服に変える。
「大人可愛い……」
身につけると、ものすごく肌触りがいいドレスで幸せになる。
自分の姿は見えないが、ドレスが大人可愛くて素敵である。
「あとは、【新魔創造】と【神殺し】?」
【新魔創造】
魔法を創造するスキル。
[効果]
新たな魔法を作ることができる。
[取得条件]
魔法の神を倒すこと
【神殺し】
神を殺した者
[効果]
倒した神のスキルを手に入れることができる
[取得条件]
神を殺すこと
「魔法の神様だったんだね。称号は、ただの称号か。なら、今のままでいいや」
出口なのか、地面に魔法陣が浮かんでいる。
魔法陣の上に立つ前に、後ろをくるりと振り返る。
「最後に、素敵な贈り物をどうもありがとう。あなたとの約束は絶対に守るから」
この陽だまりのような場所からなかなか出たくないが、それでも出ないといけない。
「神様、あなたの心はこんなに優しかったんだね。本当にありがとう。またね」
リーフフィアはそう言ってふわっと笑って魔法陣の上に乗った。
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