黒歴史を持ちながらどう青春を楽しめばいいのか?

狛犬

第1話 始まりの青春

 人生は複雑で、理不尽に塗れてる。

 大人は自分が正しいと思っている、だから自分の間違えを認識せず。行動してしまう。俺はそんな大人が大嫌いだ。


 さて本題に入ろう。

 この物語は俺の過去を変えた彼女の青春物語


 高校1年の春


 俺、狛崎絲(こまざきいと)は学校に向かっていた。しばらくしてから学校に着くと、桜の木のを眺めている女子高生がいた。


 彼女と俺は目があった、俺は目を閉じ心の中で笑った。俺なんかがこんな可愛い彼女できるはずがない。



 教室に入る黒板に席順が貼られていた。ちなみ俺は窓側の席だ。



 俺は、担任の渡辺美玖(わたなべみく)先生に呼び出されていた。「絲、このままだと進級できないぞ。こないだの確認テスト30点とは先生あきれて泣けてくるよ。」


「すみません努力はしたんだけどなかなか覚えられなくて。」


 テストのことを話してたら、さっき桜の木のを見てた、女子高生がいた。あの女子高生も先生に呼び出されたのか〜



 学校の帰り、歩いているとさっきの女子高生に合った。偶然その女子高生と帰り道が一緒だった。俺は女子高生に話しかけた、「お疲れ様」



「お疲れ様」絲は、質問した。「さっきはなに話してたの?」



 女子高生は、少し、ためらった絲はあきれながら言った「大丈夫言いたくないなら言わな くていいし、言ったとしてもこのことは誰いも言わね〜よ。」と答えた。そしたら女子高生は、安心した様子で答えた。



「実は、テストで、70点からなかなか上がらなくて、私のお父さん、お母さんはなんで70点しか取れないんだとか、言われるし、必死に勉強しているけど、とか言うと言い訳するなとか言われるし。担任の先生も親と同じこと言われるし、本当人生に疲れた」


 「なるほどね、それは多分深く考えすぎだと思う、親や担任先生が言い訳をするなと言う大人は大抵人の意見を聞かなくいい加減な人間だ、だからそんな大人の言うことは聞かずにただただ自分の人生を生きればいいんじゃないかな?」


「自分がどう生きればいいかは俺が徐々に教えるぜ。」て言って絲はニコッと笑った。




 女子高生は、走りながら後ろを振り向いた「ありがとう、そういえば君の名前は?私は若葉望(わかばのぞみ)君は?」



「俺は狛崎絲」と答えた。

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