第3話

中学2年生の時、沖縄の中学に転校になった。夏休みになったら、ゆいちゃんが沖縄まで会いに来てくれた。ゆいちゃんと近くのプールに行ったり海に行ったりして、いっしょに泳いだ。ゆいちゃんは小学6年生だけど、泳ぎがめっちゃうまかった。自分は顔をつけて泳ぐのが、いまいちうまくできなかったから、ゆいちゃんと背泳ぎで競争した。海でシュノーケリングもやって、ちょっと泳いで行ったら、海底にきれいなサンゴ礁が広がってて、ゆいちゃんと手をつないで、海底にもぐってみた。夜は星も、めっちゃきれいだった。流れ星がピューッて流れていったので、2人でお願いしてみた。ゆいちゃんに何をお願いしたのか聞いてみたら、たぶん自分と同じことだよって言うから、えーっ!ほんとにーっ!ゆいちゃんもーっ!ゆいちゃんも同じことなのーっ!て嬉しくて大声を出してしまった。

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