20240622 変わらないもの
変わらないでいてほしいという願いはわからなくもない。
でも変化をやめるようになったものはその時点で終わってるのと同じ。
人生でも、社会でも、会社でも、アプリでも。
変化のないものはそこで打ち止めで、それ以上の成長もせず緩やかに終わっていくだけあると私は考えます。
でも今の日本って、異様なまでに変化を嫌っている節があって。
その根本原理が、30年間の停滞であり、衰退の一部。
恐ろしいまでに上に上がらないかわりに、下にも下がっていない。
―――相対的な実質賃金的なものとかは下がってますし、IT化も遅れてるとはいえ進んではいますが。
現職の都知事が負けたことがないそうです。
どれほど公約を守っていなくても、脳死で現職へ投票する200~300万人。
既得権益者だけじゃなくてその下にいる人まで投票してる。
投票へ行かない世帯は700万ほど。投票率100%はさすがにむりでも75%くらいまで上げられれればわんちゃんはありそうなんですが、だいぶ厳しそう。
某暇そうな名前の人の評価で面白かったのが、
「猜疑心が異常に強くて、しばしば根拠薄弱の推論を垂れ流してファンネルみたいな支持者アカウントをとばしてくるし、やたらめったら人に嚙みついて迷惑をかける人格破綻者だが、それでも彼がやってる住民訴訟や選挙制度の矛盾の指摘には大きな価値がある」
口が悪くて、性格もアレで、都知事にふさわしいかといわれたらそんなわけあるか。と言いながら、それでも投票する人で。
「彼の主張に賛同する都民がある程度いることを証明しないと、彼がやっている住民訴訟ごと抹消されかねない」
という強い信念があったので、ただただ感心しました。
それならうん、仕方ない。って思える主張で、その評価は驚くくらい正統すぎた。
――――――――――――
細田守監督の「時を駆ける少女」の曲から
「変わらないもの / 奥華子」
わらないもの 探していた。
あの日見つけた知らない場所へ
君と二人で行けるのならば
僕は何度でも生まれ変われる
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