「5分で読書」 短編小説コンテスト2022 に参加してみます

第15話 検索エンジン

　検索エンジンのアルゴリズムが、どうなっているのか？

　それは、検索エンジンを管理している管理者に聞くのが、一番簡単ですが、これを一部の人に知られてしまうと、知っている人だけが、検索上位に表示される事になるので、一般的には、教えてくれません。

　ただ、ネットショップ側の検索エンジンの傾向について、お店の担当者は、「私は、教えられておりませんので、検索エンジンがどうなっているのか分かりません。」と、言いますが、これは、嘘です。

　教えられてなくても、方向性がどうなっているのかは、知っています。

　担当者と話をしていると、何らかの内容について知っているなと、言葉尻から感じます。

　もし、それが、感じられないなら、その担当者は、失敗だったと思った方が良いでしょう。

　ネットショップ側のお店の担当者は、おおよそ、こんな方向性で商品名を作れば、検索順位が上がる程度は、わかっていると思えます。

　ネットショップの運営側としたら、サイトを利用しているショップ側は、金蔓なので、赤字だろうが、運営していてくれれば、それで構わない。

　開店してくれるショップ数が多ければ、お店に売上がなくても、使用料が毎月入ってくる。

（月額使用料の無いサイトで、売上に応じて使用料だけ支払うサイトも有りますが、月額使用料＋売上の数％を運営側に支払うのが一般的。）

　運営側としたら、月額使用料だけでも、数万店舗から毎月支払われるなら、それだけで、莫大な金額になります。

　最近は、月額使用料無しのサイトも多いようですから、固定費を減らしたいなら、そっちを利用することも良いでしょう。

　ちょっと、話が、それました。

　検索エンジンの調査方法というのは、何度も同じ方法で、検索してみると、様子が見えてきます。

　例えば、「異世界」の検索で、自分の小説が何位に検索されるかを調べておきます。

　その後、題名と、タグを変更してみて、検索順位が変わるかどうかを調べます。

　ただ、検索エンジンが、全ての小説に、何らかのフラグを付けるでしょうから、その変更が入るタイミングがありますので、変更して、直ぐに検索しても表示順位が変わらないということもあります。

　修正してから、最低でも10分以上のインターバルを置いてから、順位を確認する必要があると思います。

　もし、10分経って、順位が変わらない場合、運営側の検索エンジンの検索時間が、10分以上掛かる可能性もあります。

　直ぐに変化が無いのは、検索エンジンの定期検索に確認されてない可能性もありますので、変化が確認できるまで、待つ必要があります。

　昔の検索エンジンだったら、検索ワードの多い順番だったりとか、簡単なアルゴリズムで動いてました。

　例えば、「異世界　異世界　異世界　異世界　異世界　異世界　異世界」と、題名に数多く書いておくと、上位に検索されたとか有ったようです。

　それに気がつかれたら、また、アルゴリズムを変える。

　基本的に、検索エンジンと検索結果というのは、イタチゴッコなので、常に変化していると思った方が良いでしょう。

　ただ、大きく変化させるには、大きなプログラムの変更が必要になるでしょうから、検索エンジンのアルゴリズムを見破られたら、最初は、小手先だけの修正を入れておいて、大掛かりな変更は、別部隊に任せてと二段構えで対応するでしょう。

　金が有るなら、2・3部署に並行で新たな、検索エンジンを作らせて、使いやすい検索エンジンを使う。

　その検索エンジンが、読まれてしまったと思ったら、その時、並行して作られた別部署の検索エンジンに切り替えるか、簡単な修正だけで、異常な上位検索に対する対策とするでしょう。

　小説を完結させて、直ぐに次の小説を書くのも手でしょうが、頭の中の整理のためにも、少し、違う事にも目を向けてみると良いと思います。

　一つのものに集中するのも手だと思いますけど、休みも必要になるでしょう。

　私は、疲れたと思った時とか、書けないと思った時は、こんな方向にも目を向けてみるようにしてます。

　気分転換には、丁度良いかもしれません。