戦車や戦闘機など近代を想起させる世界観で繰り広げられる物語。戦記物のようなストーリーラインに恋愛小説のようなエッセンスが織り込まれています。戦記物特有の重厚な文体ではなく飽くまでライトな点が良き。物語全体から滲み出る切なさも相まって悲恋の恋愛小説の様です。世界設定や戦闘描写も凝っており物語に奥行きを持たせているのも憎いですね。悲劇の令嬢と亡国の王子の行方や如何に。注目の作品です。是非是非~(第三章52話時点のレビューです)