第6話
にしてもどうしよう、授業もなくなったしやることないぞ?
町をブラブラしてるだけでも良いけど折角町に出たんだしなにかしたいよなぁ…
「おいおいおい、優等生様がサボりかぁ?」
あ!コイツら主人公ちゃんを狙った奴らやんけ!
…見たことない奴も居るな?
「ちげーよ、授業を免除されたんだ」
見たことない奴らを殺せばコイツらビビって主人公ちゃんに近づかなくなるだろうから殺せる奴が現れたのはありがたいなぁ…
「へっ、そうかよ、ムカつくぜ…兄貴!やっちゃって下さい!」
兄貴!?いやこの世界で兄貴呼びを聞くことになるとは思わなかったわ!
まぁ元の世界でもほぼ聞かなかったけどな
いや〜折角だしヤンキー漫画っぽく素手でやるか
あっ…認識超加速で相手が止まって見える…
…素手でも余裕では?
…とりあえず祈祷でバフを掛けまくるか
戦神、軍神、瞬神、武神、全能神
お?これは…動ける!動けるぞ!
めっちゃスムーズに動ける!
サイコー!じゃあ顔面にパンチドーン!
あっ…やっべコイツ死ぬわ!
いや殺すのは予定通りだけど一撃は流石に…
…まぁ、下半身は無事に残りそうだしいっか
「…兄貴が、死んだ?」
「おう、お前らもこうなりたく無かったら俺とルシフに関わるのは辞める事だな」
「人殺しが…!衛兵に通報して…」
「無駄だよ、この死体は消えてなくなる」
具体的には俺が消し飛ばす
単体攻撃最強の祈祷である破壊の祈祷でなぁ!
破壊の祈祷の効果?
簡単だよ、相手が消滅する
この効果で死体を消滅させた
これで人が死んだという証拠は消えたな!ヨシ!
「ば、化け物…!?わ、分かったもうアイツには関わらないから許してくれ!」
「それならいいぞ、とにかくジュテルに危害さえ加えなければ良いんだ」
ーーー
それにしても主人公ちゃんが襲われるなんてなぁ…
俺一人じゃ主人公ちゃんを延々と監視するなんて事はできないし
兎に角人員が足りないよなぁ…
…従魔術、使うか?
いや…従魔術なぁ、解析で見つかった没データだからなぁ、そもそもこの世界にあるかなぁ…?
いや、何事も経験だ!
とりあえず従魔術を獲得出来そうなこと、例えば…
そう!魔物に声を掛けるとか!
「なぁ、ゴブリンくん、俺の従魔にならないか?」
「えっ良いんですか!?ありがとうございます!」
??????
オマエ、ゴブリン、ゴブリン人語、ハナセナイ
何でそんな流暢に受け答えしてんだお前ぇ!
えっ、マジでなんで?
…こういう時は?ステータス!
困った時のステータス!
ーーー
Lv1
スキル
魔帝 無詠唱 火炎魔術 流水魔術 剣聖 認識超加速
強化魔術 マップ 魔力探知 錬聖 岩土魔術 鑑定
氷魔術 聖人 神の加護 拳聖 刹那 魔王 王者の威厳
ーーー
はい、見たことのないスキルがいくつかありますね
先ずは魔王、これは多分従魔術の進化だから良いわ
次に問題児の王者の威厳
これに関しては最優先で鑑定する
ーーー
王者の威厳
大幅に従魔術の成功率を高め
従魔のステータスを大幅に強化する
ーーー
まぁ、予想通りと言えばそうだが…
この従魔のステータス上昇がなぁ、どれくらいかによって危険度が変わるからな、そこだけ心配かな
次に魔帝、誰!?
いや、本当に誰!?元になったスキルも忘れたし!
ーーー
魔帝
従魔術の成功率と魔術の効果を高め
魔力をより無駄なく使える
ーーー
…これさぁ、もしかして魔力操作?
え?あれ魔術を使うための前提スキルってだけじゃ無かったの?マジで?
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