ツリグスの宴会
シガラキゴンタ
第1話
ツリグス神殿そこは魔物が蔓延る
危険な神殿である
しかし生きてその神殿の中にある
礼拝堂にたどり着いた者は
この世の天国に行けると言う
言い伝えが存在する
この物語は1人の男が
ツリグス神殿に到達するまでを
書き記した冒険譚である
冒険に入る前にある人物たちに
ついて説明しなければならない
日本のある場所には秘密組織が
存在するその組織の名前
ヘスターシックス
彼らは右胸のポケットに
三本の短剣のマークが描かれてある
白い制服を着用して
日本に忍び寄る脅威を排除する為に
結成された政府非公認の組織である
そしてヘスターシックスと対立している
忍び寄る脅威たち彼らは
ヘスターシックスたちから
百鬼と呼ばれている
百鬼たちは一匹ずつに〇〇国と
いうあだ名で呼ばれており
ヘスターシックスは百鬼を見つけ
次第排除している
しかし百鬼たちは強い力をもっていて
体が闇に侵食されている物ほど
強い力を持っていると言われている
この物語はこの2つの組織を
中心して進められる
では主人公の説明をしよう
この物語の主人公
名前は成坂裕也
性別は男で高校生1年生である
彼は東京の格安アパートで
呑気に眠っていたをしていた
すると突然スマホから着信が鳴った
その音で目が覚めた
成坂は眠たい目を擦り
スマホの着信に出た
すると受話器から彼の幼馴染である
楽倉美玲の声が聞こえた
楽倉は元気な声で
成坂くん今から来れない
場所は指定するから
と言ってきた
成坂は時計を見ると
もう深夜の1時にまわっていた
成坂はごめんいけない
と言うかこの時間に電話するのは
控えてくれないかなと答えた
するとスマホの通話が途切れた
成坂は何だったんだと思ったが
明日は予定があったので
気にせず再度睡眠をとった
成坂はトランポリンの上を
跳ねている夢を見ていた
すると突然スマホの
アラームが鳴った
成坂は一度起きると睡眠が
浅くなるなと憂鬱な気分で
洗面台に向かい顔を洗った
成坂はよしやるぞと言って袖をまくり
朝ご飯を作った
食事は目玉焼きとベーコンを
焼いただけの簡素な料理だったが
節約家の成坂には十分な
ご馳走様だった
成坂は炊き立てのご飯をよそい
インスタントの味噌汁にお湯を注ぎ
作ったベーコンエッグを
テーブルに運んだ
白飯いい香りとベーコンの
香ばしい匂いを嗅ぎ
笑顔になった成坂は手を合わせ
いただきますと言って食事をとった
朝ご飯を食べ終わり
皿を片付けてスポンジに洗剤を染み込ませ
食器を洗おうとしたその時
玄関のベルが鳴った
成坂は宅配は頼んでないな
新聞勧誘かなら居留守を使うか
と考えながら玄関のドアの
覗き窓から見てみると
制服をきた警官2人が
立っていた警官たちは
すいません警察の者ですと
言ってベルを再び鳴らした
成坂ははいと言って玄関を開け
警官を招き入れた
警官は玄関で結構ですと言って
警察手帳を見せて成坂に
昨晩楽倉美玲さんが行方不明に
なったのですが何が知りませんか
と聞いてきた
成坂はいえ知りませんと答えた
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