モブと呼ばれていますが、本気出せば勇者にも勝てます

@yuuriki

第1話 モブと言われてます

 俺は松木陸。俺は平民だ。今まで平和に暮らしていた、ただの平民である。ある日のことだたった。


ドッカーン!!!



 俺は家の外へ出て音が聞こえる方を見た。勇者らしき男と…下級モンスター?あんなの石ころ投げたら終わるだろ…。まぁ、苦戦していたので助けてやった。石ころを投げたら死んだ。あっけなく終わった。



 数日後、勇者が、またやってきた。村長が何故かペコペコしている。その夜、村の大人を集めた会議があった。村長が、



 「勇者様から、この村を配下にすると聞いた。何か反論するやつはいるか?」



 嘘やーん。いや、逆に下級モンスターも倒せんやつに任せた方ざやばいやろ。


 俺は手をあげた。



全員がビックリした顔をした。そして全員、それなら力を示せーとか言い出した。まぁ、ええけど。


 

 まーた勇者がきた。それから村長と勇者が話して、今俺と勇者が決闘しとる。



「モブが勝てるわけねぇだろw。」



 うん、なんでそうなったん…?つーか、聞こえとるぞ〜。



 なんか反対した俺と勇者が対決して、俺が勝ったら勇者の配下にはならん、ゆう賭け事らしいねん。


 なにそれ、責任重大やん…。まぁ、負ける気せんけど…。



 楽勝で勝ったやん。つーか、勇者レベルなんやねん。


 「ちょっとお前ステータスオープンって言うてみ」



「ステータスオープン」



どれどれ…うそやぁん…マジかよ。まさかのレベル3…。村長も決闘の結果見て勇者に、


 「よ、弱気でやったんですよね…?」


「そ、そうだ。次来る時は、ほ、本気出してやる!覚えてろ!」


 おん…頑張れ…。



 


 

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