昼下がりの安楽椅子に腰かけ、日差しを浴びながらまどろむ。

ゆったりとした陽気に包まれて、のんびりと物思いにふける。

気づけばもう2022年。年月が過ぎるのは早いよね。

私ももう80歳になってしまった。

顔のいたるところに刻まれたシワも、もうとれることはない。

こんな歳になると昔のことを度々思い出すのだけど、印象深い出来事が1つある。

あれは5歳くらいだったかな。

父親と出かけていたとき、父親が突然脳梗塞で倒れちゃって。

子どもだったからどうしていいかもわからないでいると、

偶然通りかかった男性が携帯で救急車を呼んでくれた。

そのおかげで父は助かり、私が大人になるまでは元気に生きてくれた。

懐かしいな。

あのときの男性には本当に感謝している。

最近ひ孫も産まれたし、私ももっと元気に生きないとね。

（↓解説はこのまま下にスクロールしてね↓）

――――――――――――――――――――――――――――――――――

解説

――――――――――――――――――――――――――――――――――

2022年に80歳ということは、この人が5歳のときは、少なくとも1950年前後。

その頃には携帯電話なんか当然普及していないよ。（さらに言うと救急車もほとんど普及していない）

この男性はいったい何者だったんだろうね？

小さい頃の記憶は曖昧だったりするけど、後から考えるとよくわからないことには怖さを感じるよね。

――――――――――――――――――――――――――――――――――

最後まで読んでくれてありがとう！現在150話以上更新中。他のお話も読んでみてね。

1行で読める意味怖プチも更新中！そっちも覗いてみてね

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい