終電


月に1度の会社での飲み会が終わった。


もう12時になりそうだ。すっかり遅くなってしまった。


これを逃すと面倒なので、私は急いで終電に飛び乗った。


危なかったあ。


私は端っこの座席に座り、疲れと酔いでウトウトする。




しばらくして、肩を叩かれているのに気づいて目が覚めた。


どうやら隣の男性にもたれて寝てしまっていたようだ。



「す、すみません!」


「大丈夫ですよ。でも降りなくていいの?」


外を見ると、いつの間にか私の最寄り駅だ。


「あ、ありがとうございます!」


私はハッとして、急いでガラガラの車内から降りる。


せっかく終電に乗れたのに、寝過ごすところだった。


危なかったなあ。















(↓解説はこのまま下にスクロールしてね↓)



















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解説

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おかしい点は二つ。


①ガラガラの車内なのに男性が隣に座ってきていること


②その男性が私の最寄り駅を把握していること


日常で全然ありえそうなことだから、皆も気をつけてね。


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