世界の真相〜恋を知るまで
寝る人育つ
始まりの告白
「好きです、付き合ってください。」
いま俺は絶賛告白されています。
俺の名前は
いつからだろうな、俺は小学校の頃だったか、俺はいじめを受けていた。今思うとそれは、いじめとは違うのかも知れない。だがそんな当時の俺は勿論子供、つまり精神的まだ幼いのだ。
故にいじめの耐性がなかった。そんな時に現れたのが白猫だった。その白猫は野良猫で、何故かその野良は、警戒しながらも俺に近づき。頬をなめてくれた。
それからかな?その白猫は俺にだけ懐き始めて、俺はつい家に持ち帰ってしまった。
当然親には反対された。だが、いままで我儘という我儘をしてこなかった、俺が、その白猫を飼いたいと強く我儘を言ったことから。その白猫をしっかりお世話をすると、約束の下、なんと飼っても良いと了承されたのだ
それから俺は、白猫に依存していった。学校を終わると、直ぐに家に帰りその白猫に抱きつき、テレビも、お風呂も、お出かけも、そして寝る時。
常に一緒だった
だから俺は白猫しか愛せない。そんな時、俺が中学の時だ、猫との結婚が出来る事がわかった。
これは俺と白猫を祝福しているのだと、思った
そしてそれから、高校になっても俺は学校の女子など目もくれず。将来の為に勉強と家にいるときは常に、白猫に抱きついているのが現状であった。
当然そんな俺を心配するのは両親だった。
常に白猫に抱きついているのだ、勉強は大丈夫か?とも言われた事があるが。その時は全国共通のテストの結果をネットで調べ、そこにはデカデカと白 猫好1位と書いてある。
それを見た両親は唖然としながらも、固まってしまったが。そのまま俺は白猫と散歩に出かけるのだった
そして今早く帰りたいが。
今学校一の美少女と言われている、名前誰だっけ?の大企業の一人娘である。かん……
ここで少しだけ神田さんの事を紹介しよう。
神田さんは神田グループの現社長兼創業者の一人娘である。
神田グループとは、今最も勢いのある会社であり。今では世界に出ても恥ずかしくないくらいの、影響力を持っている大企業。
そして神田はマシュマロの様な真っ白な髪に、その瞳の碧眼は雲一つない綺麗な薄い青。身長はやや低めの150センチかそこらであろう、胸も小さくその可愛さから。
そんな神田さんを無視して帰るのは流石に厄介、俺も神田さんの 話を聞くことにした
「それで何かな神田さん」
「え。し、白くん。わた、私の名前神田じゃなくて神崎で、す……」
どうやら僕は勘違いしていた様だ、神田さんではなく神崎さんだったようだ。
うん、白猫以外になると本当に覚えが悪いな…
「あ、ご、ごめんね。それで何かな神崎さん」
「い、いいの、よ。別にし、白くんになら………えっとそれでね、白くんその」
正直うざい。俺からすると白猫でない時点でモブキャラだから、なにも輝いてない。そこらへんの雑草と変わらないのだ。さっさと要件を迅速にかつ手短に済ませていただきたい。
そんなこと本人には言えない。俺の性格が悪いみたいになってしまうし、神田……神崎グループを敵に回したくないからな。
それにしても遅すぎる、もう既に俺を引き止めて、30秒もたっているだろう
「その今日はし、白くんに伝えたい事あるん、だ」
だからはよ喋れや!遅い。ぶっ倒すぞ!
そんな事は出来ないけど。頭の中ではもう100は
35秒
「あの!わ、わた…私、白くんのこと、さ」
おっそい、え!なにかの、呪いでも掛けられているのか、例えば。
『早く喋れない呪い』や『相手を怒らせる呪い』とかさ
ものすごくムカつく。だが我慢だ我慢、今は落ち着け俺
42秒
「す、好きなんだ」
だから、何なんだ。もっと容量良く話せ、クソアマ、クソ女。あれ?どっちも同じ意味だったか……
「好きです、付き合ってください」
は〜やっとか…こんだけ長く俺を待たせて。“付き合って”の五文字だけだと。たったそれだけの要件に、俺は今まで長い間待たされたのか?
それに対しての答えは、ノーだよノー。神田…神崎さんは白猫じゃないんだからいても俺が不幸になるだけだ。
俺とて馬鹿じゃない、だから断るにしても良い方は選ぶけどさ。まあこれが神崎さんだから言い方選ぶ所あるけど。
神崎グループを敵に回したく無いだけ何だよな
だから申し訳無さそうな顔を貼り付けて
「その気持ちはありがたいけど、ごめん神崎さんの気持ちには答えてあげられない、かな」
「え。そ、そん、な」
「また明日学校でね。バイバイ」
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主人公の正確が色々とやばい
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