月猫文庫

伊野尾ちもず

歴史 200〜

源氏と坂東武士

「源氏と坂東武士」

著:野口実

読了日:2022/2/19


 「大河ドラマ 鎌倉殿の13人」をより楽しむ為に読んでみた。

 清和源氏がいかにして坂東に地盤を築いていったのかについて、清和源氏初代源基経から順を追って解説していく。

  治承・寿永の乱で頼朝に味方した武士団と河内源氏の間にどんな繋がりがあって、どんな思惑があったのか。武家の棟梁が必要だった理由や坂東武士の生き残り方法も含め、粗忽者のイメージだった坂東武士の印象が変わった。


メモ

・平忠常の乱の時の源頼信はすごい人

・武士の棟梁が必要な理由って結構切実

・頼朝の父義朝兄義平はすごい人

・上総広常を悪印象で書いてるのは後の誅殺を正当化したい吾妻鏡だからで、あんまりその影響のない資料ではそんなに悪いやつとは書かれていないらしい

・結局頼朝の味方って全員身内じゃないか(でも、近しい身内も粛清するから怖い)

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