18 大樹の陰
KATUの眼は、ずっとフリートの女性を追っていた。
かおりから、名を聞いたんだけど、なんといったか。
女性は、人々の目機能を一時停止させるため、10メートルほどの軽くジャンプしながら強烈な光を放った。光の終息するより早く、体を小さくしてしまえば、天高く飛び去ったように見える。
身をかがめて走った方角にある、隠れるのに都合がいい場所を考えてみた。思いついた行き先は、北大とは反対に位置する美香保公園。そこを目指して走った。
住民のほとんどは安全な場所まで避難していた。とはいえ、どこに目があるかわからないし、監視カメラやTVのドローンの目にさらされる可能性はさらに高く、遠方のスマホに偶然に写り込む危険も軽視できない。
身をかがめ素早くふるまうことで、100%は不可能でも正体が特定される確率は格段に減少する。偶然な幸運に身をゆだね、あらゆる視線に留まらないように建物から建物へと隠れながら進む。
信号待ちで速度が落ちる市内じゃ、どんなに早い車も遅くなる。人目を気にする裸の女性が、車より早いはずがない。KATUは、着いた公園の中に女性をさがすが、いない。隠れた場所は、ここじゃなかったと焦った。
途中、目にはいっただけでも、隠れられそうな小さな公園は、いくつかあった。探しまわればもっとあるはずで、全部をかけまわるリスクは冒せない。自分が先についたと思って、とにかく中を捜していると……みつけた!
「どうしようか。結局、着替えはないわけで」
夏の太陽で育った葉がしげる樹齢200年クラスの広葉樹が並ぶ公園。ひときわ大きな樹と茂みが交わる一角。身を潜めている人姿の女性を発見。
上空を向いてる目をこらしていた。服でも運ばれてこないかとでも、都合のいい願でもかけているのだろうか。
「よかった。みつけた」
上ではなく、公衆トイレの裏からKATUは姿を表した。
「カツくん? なんで? ここにくるってなんでわかった」
「なんとなく。以心変身?」
「変身? ……伝心のことか」
「そうそれ」
気になって姿をずっと追っていたんだ……なんて言うわけにいかない。
”半ゴ虫”と呼んだメテオクリーチャーに対処してがんばって倒すところも。
数倍の隕石の怪物を相手に武器で闘ったときも。
仲間に隠れ
服を脱いだときはあせったけど、いまさらともいえる。その前なんか服を破って裸だったし。ていねいにたたんでから巨大化したときは、なるほどと感心した。着の身着のまま変身できて服もいっしょに元通り。特撮ヒーローのほうがオカシイのだ。
「わたしが裸のとき現れるよね。ストーカー気質なの?」
「そんなこと言うなら捨てるぞ」
近づいたKATUは、黄色いビニル袋をつき出した。口を結べないほどぱんぱんに膨らんでる。ビニル袋をつきだして顔をそむける。
二人の間にはまだすこし距離があった。いくら腕を伸ばしても、手渡しじゃ届かないくらい。しかたないので、袋をぽいと放った。
「脱いだのもってきた」
「たいへん失礼しました」
そう言って最寄りのベンチにそそくさ退がると、背をむけて着地した。
見ないよう気を配っていたけど、けっこう見えてしまった。少女っぽい素肌は傷だらけ。だらんと脱臼した肩は肉がそげてて血がこびりついていた。ふくらはぎが半分くっついてる脚は回復の最中のようだが、癒す光の色が痛々しかった。
バキッ。背中の後ろで鈍い音な鳴った。外れた自力で肩をはめ込んだ。急に寒気がして力が抜けていく。足の親指が痺れた。
「……服。ボロにならないでよかった。隠したマンションのほうは壊れたけど」
「ありがと。次に失くしたら困ったことになっていた。相崎チーフにいいわけ考えるんで大変だった。ほんとうに助かった」
闘ってるのに服の心配とは。勝てるものも勝てないだろう。
また音。こんどはビニル袋を開く音。あの中身はインナーと制服で、肌着もあった。全部そろってる。折りたたんで階段下に隠してあったものをツッコんだ。まちがいない。
「順番つがうじゃない。はさんでたのに肌着が上だよ。乙女のモノに無断で触ったね」
「やっぱ捨てときゃよかった」
KATUは、礼と真逆な言葉にむっとするが、それより別人みたい態度が気にかかった。初対面のとき、アパートで穴を検分してたとき。あのときとは、がらりと印象が違う。
「渡しかたに気を遣ってくれたらもっと嬉しいかな。しかもゴミ袋って。デリカシーなくない? 斉木さんは教えてくれなかった」
「知らないのか市指定の有料袋だぞ。透明や白や黒より高いんだ。わざわざ選んでやったんだから丸っとデリカシーだろう」
「有料だってゴミ袋はゴミ袋じゃない」
違和感の原因がわかった。
「あ、しゃべりかただ」
話しぶりが、前とはぜんぜん違うのだ。
あれだけ連発してた「したっス」を言ってなかった。
「スは素じゃない。こっちが素」
「この前も素だって。またス?」
「そ。素」
なに。このやり取り。
「なんだかなー。スありとス無し。それに何の意味があるのさ」
「防壁。結界。防波堤。魔法障壁。そんなとこ」
「まほーしょうげき? なんだそれ」
首をひねる。言ってることがよくわからない。わからないが、特段な事情はないらしいということがわかった。これが世に聞いた中学生型病症なのかもしれない。大人だけど。
擦れる音がはじまった。身につけていく服の音と擦れて揺れる葉の音だ。かおりの着替えを思い出す。頭のどこかが、肌着から順に身に着けていってる状況を頼みもしないのに勝手に映像化。
昔から同じ部屋で着替えるかおり。見るともなくみているシーンを、別の人物が実戦しているにすぎないのに、なぜこんなに刺激されるのか。KATUはふり返って直みたい衝動に刈られた。
「キミの仕業だったんだね」
「え? しわざ? まだなんにも」
「どうしたの。あの光のことだよ」
なにをあわててるんだろうオレは。光っていうのはヤツの腕を斬った光線のことだな。その件は隠すことじゃない。素直に返事していいよな。いやべつに隠さなきゃならない件はなにもないけど。
「うん。そう」
「どうやった?」
質問の順番が違うんじゃ。聞くなら正体が先。「キミはだれ?」が先じゃないかと思う。何者なのか、そして敵か味方か。そういう順番で確かめるものじゃないのか。もっとも、聞かれたところで、答えようがないけど。光ね。それなら答えられる。
「どうって……たまに出るんだ。ため過ぎるとヤバいヤツが。さっきはちょうどたまっていて、どこかで出さなきゃだった。ひさしぶりにスッキリ……どうかした?」
「……えと。凝縮されたエネルギー……って認識でいいんだよね。勘違いでなければ」
着替えを終えた女性がまできた。いで立ちはフリートの制定服。土色なんで警官服とぜんぜん違うし、自衛隊の戦闘服とも違う。でもどっちかというなら自衛隊寄り。かたくるしい服を動きやすくアレンジしたようなデザイン。この人の場合、少女っぽさが際立つ。
目に見える傷はない。取れた足も元通り。KATUにはない非常識な回復力だ。
「ん? ほかになにが」
「なんでもありません……あ、シミちゃん!」
女性はとなりに腰掛けようとして、いきなり叫んだ。早足で離れたのでKATUも追いかけると、樹木の根元にしゃがみこんだ。
「シミ? なッ?」
ぽよんとした妙な物体に驚いた。胴体に4本の脚がついた生物。そう。形態を表現するなら、それで間違っていない。だが胴も脚も、特定の形というものがなかった。生物の枠にさえまってないので、物質と言ってもいい。強引に、記憶にあるものと照合する。
「すらいむ?」
RPGゲームにありがちな弱いモンスターの代表。序盤にエンカウントするブルーのアイツに似ていた。
「紹介するね。私のファミリアでシミラーくん。一般的には
20センチほどのスライムが、柔らかな突起をフルフルふるわせた。手をふったつもりだろうか。KATUも右手をふり返す。ぺしぺしとブーツをたたくシミラーに、女性は「わかったわかった」と腰の吊具にかけてる軟鉄ホルダーを外して、キャップをとってやる。
ぐにゃる。一握りほどの小さな容器のなかへ、はいっていった。
「9分50秒」
「なに? 超豪華カップ麺の時間?」
「チ ガ ウ。変身の時間!」
「あんたの?」
「あんたね。名前おしえてなかったっけ。私はひかり。
そう。そんな名前だったっけ。
大きな七つの光と書くとおしえてくれた。
「わかった。きょだいひかり。ひかりだな」
「呼び捨てなんて生意気10年早いよ。チューボーのくせに」
ぷんとほほを膨らませる。ホルダーから、シミラーの一部分がぷりんと飛びだす。突起をもう一回ふって、今度こそ中へとおさまった。
「ちゅーぼー? カツだけど」
「そうきた。ボケ多くない?」
「ボケ? どこが」
「カップ麺とか……もういい。この子は変身できるけど時間に制限があるって話」
巨大が容器の奥へと手をふる。しっかり落ち着いたことが確認できたようだ。満足そうにフタを締めると腰の
「変身……時間……そうか。巨人ひかりと人型ひかりがいて不思議だったんだ。自分に変身させて……なんで乗った?」
巨大はぴょんと、ベンチの上にあがる。立木の奥にじっと目をこらす。視線のさきにあるのは、戦いで荒廃してしまった街。具体的に何丁目というのはわからないが、数ブロックの区間が竜巻が通ったかのようにすっぽりとえぐり取られてる。
元がなにかわかる建物はマシなほう。踏み荒され尽くされたあとの、いたるところから破れた水道管から水が噴き出してる。ガスボンベかホームタンクの灯油に引火したんだろうか、いくつもの火の手があがっている。立ち昇る煙を目指した消防車のサイレンがドップラー効果を起こしていた。
突然、ガガガガという鈍い音が空気を揺らした。攻撃ヘリがガーディウスに止めを刺しているのだ。
ひかりはベンチから降りるとKATUの隣に座った。膝をかかえるとそこに頭をうずめ、長い長いため息をついた。肺の空気を出しつくしても出しつくしても、まだ足りないような深い息だった。
「………………もっと、力があればなあ」
悲しんでるようだ。でも悲観してるふうではないけど、死闘を繰り広げたときの、懸命な雄姿はどこにもなかった。
何か言わなきゃと言葉を探す。けど、どういえば慰めになるのか、まったく思いつかない。眠いのとお腹が空いてるせいかもしれない。疲れているときはロクなことを考えないものよ、と、かおりさんは言う。
「なんでひかりは、闘ってる? えーと。登別おんぶガード?」
「登別おんぶ?」
「ほら。チカラある人は責任もあるとかいう」
「そ、それ……」
ひかりは、KATUをみつけて考え込むと、しばらくして、プッと噴き出した。腹をかかえれ笑いだすと、止まらなくなる。AKTUも釣られて笑ってしまう。
「お腹が、よじれ……おかしい、ははは……あはははっ」
「ははは。そんな、おかしいか」
なにか言おうとするたびに登別と繰り返し、笑いに戻ってしまい言葉にならない。笑い過ぎいいかげん腹立つ。ひとしきり笑い終えたところで、なみだをぬぐった。
「……はぁあ、3か月分くらい笑った。ノブレス・オブリージュって言いたかった?」
「それかも」
「そんな高貴な心構えじゃないよ。そうね。ここが故郷だからかな」
「ここは故郷だから」
荒れてしまった街。ほんの30分前には、KATUもその一角にいたのだ。自分と月島のアパートは別の場所だが、被災しなかったのは運がよかった。でもたとえ壊されても悲しんだりはしなかったろう。気まぐれで数年ごとに引っ越して、たまたまそこが住処なだけ。たいした持ち物も愛着もない。
ここを故郷と呼んて守るために身を捨てて闘う。できるだろうか。
「みつけだぜぃ! てめーカツ! こんなとこで油うってやがったか!」
月島正司が、肩で怒りを表現しながらあらわれた。この男はどこにいても不思議とKATUをみつける。
衣服は破れ、顔はボコボコにあざだらけだ。ぼろぼろ具合はひかりを超えている。まさかと思うが、聞かずにいられなかった。
「オヤジも闘ったのか!」
「はあ? 正司さんだっ。てめぇっ! 何時と思ってやがる」
何をいいやがると睨みつけてくる。デスドリアンと闘ったわけじゃないようだ。
「時間……ひかりわかる」
「わかるよ」
イライラしながら、制服のポケットからスマホを取り出した。
「11時の5分前」
「だって」
オヤジはさらに真赤になって地団太を踏んだ。もしも巨大だったら埋まったインフラごと地ならししていただろう。
「だってじゃねぇぇぇ! シノギは9時だっつってあったろうがよ!」
「そうだった。ごめん」
完全にわすれてた。朝からいろいろ起こりすぎて、それどころじゃなかったんだ。
「おぅお許してやる……わきゃねーだろが! ゴメンですめば、すめば……すめばな……Kぇsatyゅはいらねーって昭和の昔っから言い伝わってんだよ! 言わせんな」
一部分。聞こえないくらい声が小さくなった。よっぽど口にだしてはいけない固有名詞なのだろう。言わせてしまったこと、ちょっとだけ申しわけないと思った。
いや、どうこうの前に、
「あんな半端ボクサー。てめーがいりゃ取り立てられたんだ……ッたくよぉ女なんか侍らせやがって、いいご身分ってか……か……か? ふ……フリートォ!?」
横にちょこんと座ってる少女。衣服が
「ぐぬ……ぬ……」
月島の口角が上がっては下がる、歯は剥かれて、眉もぴくぴく震動する。迷っているのかは明白だ。巨大との関係を探っているのだ。態度は180度かわるのだから真剣だ。男女の関係とみるか、しょっ引かれる場面にでくわしたとみるか。中年男の顔面を挙動不審が交差していくこと5秒半。
KATUと巨大をしつこく見くらべた月島に、彼なりの落ち着きが戻った。やせこけた胸を、なでおろすのがありありとわかった。二人の態度の気安さから、少なくともしょっ引かれることはないと判断したようだ。フリート女は自分が養ってやってる子供のイロだと顔に書いてある。
「ちがうんだけど、なんかゴメン」
「いい! それよりアニキんとこだ。死にたくなきゃ死ぬほど詫びぃいれろ。”あんぶれら”に行くぞッ」
月島の細い腕が、首根っこにまわされた。笠川の元に連れて行かれるのか。そう思うと、いつもの、諦めの無気力に体が支配されていくのがわかる。
昨夜からずっと朝まで楽しかった。壁と屋根を壊して悪かったが、かおりの部屋で飲んだ牛乳は最高だった。そしていま。巨大ひかりと過ごしたこの時は、格別に楽しいものだった。これまでのどんな体験よりも。
月島が現れて終わりになる。いつもの、どうでもいい現実に時間だ。
なされるがまま、歩こうとすると巨大が呼び止めたのだ。
「こっちのまだ話が終わっていないんスけど。てか、いつもおんなじタイミングで現れるとか、どっか似たモノっスよね」
「る、るせえじ。ふ、フリート様に付き合うヒマなんかねーんだよ。それともなにか。あんたが体でワビ入れてくれんのかぁ――ぬぁ! てめー小娘!!」
巨大が息を吸った瞬間。静寂が訪れた。消防車のサイレンも、救急車のドップラーも、ヘリの音も。錯覚でなければ、本当に音がなにもしなくなったのだ。空気を変えたというのはこういうことを言うんだろう。
「ごめん。ちょっとナーバスなんで、実力行使っス」
感触でわかった。巨大が月島が回した腕をつかんだのだ。
「小娘が、なぁにイキがりやがっ……ええ!?」
いなそうとした月島。肘鉄でもかまそうとしたのか。わからないが腕が離れた。
あーあ。
彼女にかなうはずないのだ。俺だってふだん力のほとんどを抑えてる。そうしないと殺してしまうから。逆らっちゃいけない相手がいる。暴力の世界で生きるなら暴力でかなわない相手には手を出さないこと。人間で巨大に勝てるヤツはいない。力で逆らっちゃいけない相手なのだ。
「人間ならかんたんなんだけどなあ」
ふり返れば月島の体が浮かされていた。小さな体のどこにこんなパワーが? という驚きで目も口もまん丸だが、少し違う。一切のムダを失くした流れるような体さばきにこそ、驚くべきなのだ。
「………………イテェ――放せッ……うげッ………………ごめんなさい放してください」
あわれ月島。抵抗もむなしく肘の関節をとられて地面に組み伏せる。
「か、カツ、助けろ」
息も苦し気な養い男が救助を願い出たが、KATUには聞こえない。助ける気持ちがないというより、巨大のみごとな所作に感心するのが忙しいのだ。
その巨大が鼻がくっつくほど接近した。
「カツくん。
「いつって。オレもそうなのかな。よくわかんない」
「わかんないか。じゃ自意識が芽生えたのは? 自分が自分とわかったのは?」
「つい最近。14年とかだったか。拾われてからだ」
息がつけずにもだえる月島。
「14年を最近という感覚……拾われてから……そうわかった」
ひとりでなにか納得した巨大は、月島を解放した。よっぽど苦しかったのか月島は大の字になって大きく息を吸い込んだ。
「アパートだけど。あれは全部メテオクリーチャーがやったことだから。斉木さんにも言っておいて」
「うん。ありがとう」
「キミも学校にいきなさい。とっくに授業はじまってるでしょ。じゃ行くね」
「あ、うん」
そう言って巨大は去っていった。
月島がじべたに胡坐をかくと手首をさすりながら、忌々しげに小さくなっていく背中をみらみつける。
「どどど、どこで知り合ったか知らんがよ。あの女だけはやめとけ。なっ?」
「べつにそんなんじゃ」
「オレぁ親じゃねーよ、ねえがよ。あの腕力はただ事じゃねぇ。尻に敷かれるどころじゃねぇ。敷かれがすぎて埋められっちまう。じゃなきゃ、地の果てまで蹴り転がされる。とにかく、ロクなことにならねぇにちげぇねぇ。ねぇぜ?」
KATUは思わずふきだす。
いま言ったことは事実だ。前の
「なぁに笑ってやがんだ。あんな女はヤメ――」
「オヤジ。かおりさんのアパートが壊された」
「――ておけ……んだとぉ! あいつ泊まるとこどーすんだ」
「さあ」
「さあじゃねぇ。いくぞ」
「笠川のアニキんとこ?」
「かおりんとこだ。牛乳買わんとな。特別なヤツ知ってるか」
「トヨトミが飲みたい気分だ。啼かぬなら飲ませてみよう」
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