第100話 一掃
まえがき
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初級自然型のダンジョンで襲撃があった。
こちらには被害がなかったけどな。
エリザお嬢様に対人戦の実戦経験として有効活用された襲撃者をオルヴェルド公爵家の別荘の地下室に運んできた。
襲撃者達に
その手引きをした教師と警備員達を王国騎士達の協力のおかげで逃がすことも死なすこともなく捕まえることができた。
襲撃者を逃がした影も捕まえた。
また
ついでに、今まで公平を謳っているのにも関わらず、
学園長、一学年の時の魔法の実技の教師も去っていった。
多くの教師が去り、学園に残った者の方が少ない。
残った者は公平に生徒達を評価していた者達だ。
一学年の時の担当教師のアルサナ・フゥン・エントカルス先生(二十三歳独身の赤髪ショートカットヘア、赤眼の女性。)や武術実技の担当教師のラインガルド先生(元上級冒険者、強面マッチョ、エリザお嬢様の婚約者立候補の審判をやった男性。)はその残った少ない者達の一人だ。
学園の新学園長や教師には貴族達の推薦された者や立候補者、引退した冒険者を、さらに貴族達がその者達が権力やお金に靡かないかなど話し合い、見極めて、決定された。
以降学園は公平に評価されるようになった。
追加の情報は手引きをした教師や警備員達、襲撃者を逃がした影がライトベル教会の信者だったことだ。
「何されても吐かないぞ!」と強気だったのに、目に、ね。
そして、回復魔法を使ってまた、ぷつっと刺してぐりぐり。
また回復魔法を使って、今度はゆっくりと焦らし焦らし刺して、刺したまま回復魔法を使って、ゆっくりと抜いたり、と色々繰り返しされた。
そして、襲撃と関係あることも関係ないことも吐いた。
「言うからもうやめてくれえええ私はライトベル教会の信者ですううう」
「教会のシスターに頼まれて破落戸を入れましたあああ」
「エアルリーザや他の女子生徒が担ぎ運ばれてきても見て見ぬふりをしろって言われましたあああ」
「ライトベル教会の信者ではない女子生徒を説法といって、呼び出し犯しましたあああ」
「信者の生徒の問題を揉み消してましたあああ」
「もう痛いのは嫌だあああ」
「教会の夜集会で孤児の子やスラムの子を輪姦してましたあああ」
「教皇も聖女もいましたあああ」
「これ以上ないですううう殺してくれえええ」
男の信者には女を、女の信者には男を宛がったとか。
せいじょって性女じゃん……
聞きたくもないことを聞いてしまった俺は癒しアイテム、エリザお嬢様フィギュアを出して、また気力を回復させた。
そして、俺は立ったまま気絶してしまったようだ……
自室で目を覚まし、頭を撫でられた感覚が残っているような感じがしてベッドの上を右にごろごろ、左にごろごろ、手足をばたばたと悶えた。
なぜ、気絶をしてしまったんだっ!
バカ野郎っ俺っ!
襲撃の関係ないことを聞いて、オルヴェルド公爵領では領内のライトベル教会の一斉調査が行われた。
地下牢があって、違法奴隷や養子に出されたはず孤児、行方不明になった者や亡くなったとされた者がいたり。
薬と言っていたものは麻薬だったり。
魔物の実験場があったり。
暗殺リスト(オルヴェルド公爵現当主エヴィンカル様の名前があった。)があったり。
この情報を派閥や襲撃された関係者貴族や王族に伝えた。
同じく一斉調査をするところ、行動を起こさなかったところと対処が別れた。
一斉調査がされたところではオルヴェルド公爵領内と同様の事が発見された。
領内外のライトベル教会の多くの関係者が死罪となった。
それについて王都のライトベル教会にいる教皇が教会前で他支部の悪魔的な行為に憤りの声をあげ、そして、頭を下げて謝罪をしていた。
性女も涙を浮かべて一緒に頭を下げていた。
教皇はドラゴライヴェルド王国内の教会を教会騎士が調査し、同じような行為が行われていたら、それに相応しい罰を与えると宣言した。
信じられるわけなく、王都の教会を隈無く調査がされたのだが……
何も、発見されなかった……
教皇の宣言通り、調査がされた。
数人の枢機卿や大司教達が捕らえられ、証拠となるものが王宮に提出された。
枢機卿や大司教のサインがあったらしい。
枢機卿らは王都で公開死刑された。
教皇の対処にライトベル教会は落ち着きを取り戻した。
一部の領地以外、ライトベル教会はそのまま残され、運営している。
もちろん、一部の領地の中にオルヴェルド公爵領や派閥の貴族が入っている。
断固拒否をしている。
モモティルナとエリザお嬢様の勝負は決着がつくことがないまま終わった。
モモティルナが性女として、あ、間違った。
聖女として教皇と共に王国内を慰問しまわるとかで学園を休学したからだ。
モモティルナが休学してから、エンス達は解放され伸び伸びと学校生活を送っている。
絡まれることなく、平和な学校生活を送っていた。
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あとがき
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