第65話 「メモリア」の設定、世界構築、登場人物
さて今日も暑いようですよ。
私はこの後、キムチを買いに行こうかなと思っています。
素麺にキムチ入れるんです。あ、今回はササミかムネ肉も入れようかな。
そう、冷麺風素麺。結構美味しいですよ。トマトは値段を見て決めます。
それはそうと、「メモリア」です。
昨日、ある方がスペースで、創作についてのあれこれをいろんなリスナーさんとお話ししていました。議論というほどではありません。
「こう思うよー」「こうしてるよー」って感じのゆるい意見交換ですね。
で、設定のまとめ方とか、相関図、世界観についての話が出たんです。
私の苦手なところですね。
考えてはいるのです。考えているけど、まとめることができない。
大きな原因はプロットを書いていないからだと思われます。
本文の中の情報だけで勘弁してよーって感じです。
読者も、登場人物たちと同じように少しずつ世界のこととか、人物のことを理解していこうよーって感じなのです。
とはいえ、せっかくなので、私が作った「メモリア」の世界やそこに住む人物がどうやって生まれたか、ちょっと書いてみたいと思います。
まず、考えたのはその歴史からです。
物語の舞台で現在としている時から、一万年と少し前の時代の歴史から舞台は構築されています。
一万年の間に何が起き、どうやって地形が変化し、主人公たちが住む土地が出来たか。あるいは、そこに住む生物が生まれたか。
気象についても、その歴史に絡んで構築しています。
人物。
人々の性格はどうか。国々の隔たりはあるか。
その辺りも、地上に住む一番主流の種族に関しては、短期の歴史を念頭に形成しています。
その種族とほとんど関わることもなく生活する約2万人のある種族は、またその性格が違います。より過去の知識があるため、それが足枷のように働いているのです。
最近、物語にようやく純粋な「人間」が登場してきました。おっと、ネタバレか?
うん、ある意味で本当の人間ってことで。それほどネタバレでもないか。
そんな感じで、物語の初めから存在しているけど、読み進めて初めてその存在(名前)が分かってくるものが多いです。
これは別に書いても何の問題もないでしょうが、舞台になっている惑星の名前は「ムテル」といいます。
しかし、住んでいる者に「惑星に住んでいる」という認識がなければ、当然「ムテル」なんて名前はつけません。せいぜい住んでいる土地や海に名前を付けるくらいです。
最初から舞台はムテルでしたが、ムテルという表現が使えるようになったのはごく最近です。
こんなふうに「あの言葉が使えたら楽なのに!」ってことはまだいくらかあります。うん、不便。でも、それがファンタジー世界を作るってことだよね、と自分に言い聞かせるのでした。
嗚呼! 面倒くさいっ!!
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