第48話 祝「カラダ探し」映画化
あらぁ、ウェルさん、おめでとうございます🎊
いつの間にかそんなことになってたんですねえ。
おめでとう、なのかな? まあ、いっか。
ご存知の方も、そうでない方もいらっしゃると思うのですが、一般的に映画化といっても、原作者には一銭も入ってきません。
「え? 二次著作物を制作する時は著作者の承諾がいるんじゃないの?」
と、思ったでしょう?
ところがですね、二次著作物に関する権利は、契約上出版社が握る場合がほとんどなのです。
著者は、ご祝儀的に映画化の帯をつけて文庫版を何部か刷ってもらえる(印税が発生する)程度です。どんなに映画等がヒットしても。
ただし、映画がヒットすれば原作も読みたくなるのが常です。
ですので、著者にしてみても、二次著作物、二次創作、を出版社が管理するのは、色々とスムーズにことが運ぶし、面倒がなくて楽なんですね。
それから「映画化」とか「アニメ化」特に「実写化」となると、原作至上主義の方々がワキます。
私は原作と違ってナンボだと思うのです。
原作に忠実なら、二次著作物なんて作る意味は無いでしょう。
また、原作者が口を出しすぎるのも好きではありません。(あくまでも「原作者」になり得る立場の人間として言っています)
正直原作者としては、巷で「原作とは違う」とか言われた方がメリット大きいですし、「原作と比べて見て欲しい」なんて言われたら万々歳です。
今回のウェルさんのカラダ探しも、これまでとは別の層の人が作品に触れることでしょう。
原作も読んだことがある人は、是非「原作も面白かった!」「原作も読むべき!」と言ってあげてください。
そしたら、みんながいい顔になりますので。
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