第38話  5分で良作検索、あらわる

いや、あらわれてないんですわ。

そう。巷では「5分で解決探偵」ってなんやねん! と、すこぶる評判の良くないテーマのコンテスト。

それは、テーマに引っ張られすぎなんじゃないの? なんて私は思うのですけどね。5分で解決にこだわる必要はどこにもないでしょ。5分で読めることが重要なのであって、ねえ。


さて、それはそれ。

集中力のない私は、ちょっと執筆の手を休めて、何か面白い作品ないかな、と探すわけです。

参考にならないだろうと思いつつも人気順で。


……

…………

しんどいっ!!


参考にならないにもほどがあるっ!

最低限ミステリ「風味」でも入れておくれよ。合わせ調味料でもいいから振りかけておくれよ。

しかも上位作品でしょ?

あ、いかん、コミュ障のダークサイドが零れ出る。落ち着こうね。


で、気づけば、なあんにも面白くない作品ばかり開き続けること30分。仕方なく(?)読みかけの連載に手を出したさ。ああ、安心のクオリティ。


昨日は昨日で、横溝正史応募作品で、「漫画の原作になる!」とか「最初からクライマックス!」とか「言葉から色と香りを感じた」とか、☆3レビュー満載の作品読んだら、まるで中学生が授業中に書いたかのような、小説と呼ぶには恥ずかしいモノだったし。


まあね、そうなのですよ。レビュー書いているのも、中学生、高校生がいるんだよってことですよ。

彼らにとっての「面白い」と、私にとっての「面白い」が同じなわけがない。

レビュアーの属性がソートできたらいいのに。または条件除外とか。


自主企画も、毎回同じ企画主が、似たような「読みます企画」「読み合い企画」ばかり立ててますし、実用的な本棚ももうちょっとあっても良いのになあ、と。


公式(運営)が本棚作るくらいの気概を見せてもらいたいものだ。

あ、それいいな。

ちゃんとしたプロ(金の卵で「今日も今日とて」などとか書く素人レビュアーじゃなくて)の編集者が選んだ本棚。


あー、でも、そこまでいくとほぼ「公式連載」になってしまうのか。

難しいね。フラストレーション溜まるね。毒も吐いちゃうね。。。

お昼ごはんの準備しよう。カルシウム摂ろう。そして午後からは連載をちゃんと書こう。

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