『自宅でおしおき』
やましん(テンパー)
『自宅でおしおき』
『これは、フィクションです。』
かつて、治安維持法という、かなり、怖い法律がありました。
もっとも、そうした類いの法律は、当時は欧米にもあったようです。
まず問題は、とにかく、しょっぴかれたら、密室での拷問などが、頻繁に行われたらしいことです。
2040年代の現代にあって、そんな不経済なことは、いたしません。
ある日、やましんさんは、ふと、政府の悪口を呟きました。
『まったく、年寄りをなんだと思ってる。お地蔵さまかい? 文句も言いたくなるよ。また、年金減額だと。なんだまったく。』
すると、自動警備装置が働きました。
『びわわ〰️〰️〰️〰️〰️〰️❗ やましんさん、不穏当発言。おしおき。おしおき。』
『ありまあ、なんだ、あのくらい。』
『びわわ〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️❗ 再び不穏当発言。おしおき。おしおき。』
すると、天井から、長いおしおき棒が降りてきて、やましんさんを掴み上げました。
『等級、15等級おしおき。おしり、30回、殴打。』
『ひえー。わあ、いたい、いたい。くっそう。やりすぎだ。いたい。』
『びわわ〰️〰️〰️〰️〰️〰️😃再度、不穏当発言。おしり、殴打、30回追加。』
『ぎょわ〰️〰️〰️。いたい。いたい。年寄りをいじめるなあ。ぎわ〰️〰️〰️。』
『びわわ〰️〰️〰️〰️〰️〰️❗また、また、不穏当発言。おしり、殴打、20回追加。』
やましんさんは、その後、一週間、上向きでは、寝られませんでした。
この、恐怖政治は、まだ、かなり、続いたといわれます。
😱 コアイ
おしまい
『自宅でおしおき』 やましん(テンパー) @yamashin-2
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