守り抜きたい、おっとり幼馴染退魔巫女が自分の身体に高飛車バニーガール妖魔を封印してしまった。封印が解けるとキスして再封印しなければならないが妖魔が誘惑してくる……メッチャ手を出したい
兎姫を抑える剣司 だけど舞の身体相手じゃやりにくい
兎姫を抑える剣司 だけど舞の身体相手じゃやりにくい
「何をする気だ」
兎姫から向けられる殺気混じりの視線に対して、剣司は刀を握り直した。
「ほほほっ、そう警戒するでない。そなたにも良い話じゃ」
「何をする気だ」
「簡単じゃ。妾に精気を与えよ。まだまだ、本調子でない故な」
「あれで本気じゃないのかよ」
剣司が倒すのに苦労した、ぬりかべを一撃で消滅させておきながら、まだ本気を出していないという話に剣司は戦慄した。
「ほほほっ、この身体の封印が残っておる故な、全ての力を発揮出来ぬし、精気も足りぬ。そこで、そなたの精気を貰いたい」
「そして、舞の身体を食い破るのか」
「それもよいが、今ではこの身体が惜しい、使えば使うほど食い破るのが惜しい良い身体じゃ」
言いながら兎姫は舞の身体を優雅に動かし、愛おしそうに視線を向ける。
メロン型の大きな胸に、ふっくらしたお尻に、くびれた腰。
身体のラインは流麗で、黒のバニースーツとタイツの締め付けと黒マントの裏地の赤に妖艶な曲線が浮かび上がり、胸元で露わになる白い素肌と共に男の視線を引きつける仕上がりとなっている。
普段、舞の姿を見ている剣司でさえ、見とれるほど良い身体だった。
「少しでも、封印の力を抑える為、そなたの精気を寄越すのじゃ。寄越せばこの身体で妾が其方を喜ばせるぞ」
「断る」
一瞬、頷きかける剣司だったが拒否した。
「お前を封印しないと舞の意識が戻らないだろう」
「妾の力を封印で押さえつけておるのじゃ。本来ならば八つ裂きにされても仕方ないが、この身体に免じて、妾が身体をもらい受ける事で許してやろうというのじゃ」
「そんな事させるか」
剣司は、兎姫に向かって駆け出した。
舞に精気を注げば封印の力が復活し、また封印出来る。
一撃を与えて気絶させ、精気を注ぎ込もうと剣司は考え、峰打ちするべく刀を返した。
「ほう、来るか。じゃが妾に逆らったのじゃ。躾として痛い目にあってもらうぞ!」
兎姫は、檜扇を広げ、剣司に向かって艶めかしい照り返しを放つ黒いグローブに包まれた腕を振り、光線を放つ。
剣司は向かってくる光線を間一髪のところで避け、更に近づく。
「ほう、少しはやるのう。じゃが、これほど活きが良いと連れて行くのも骨じゃ。気絶した後、タップリと精気を頂くとしよう」
避ける剣司に感心した兎姫は、更に光線を放ち、迎撃する。
しかし、剣司は放たれる光線をことごとく避ける。
神社で幾度も兎姫の放つ光線を避けるべく鍛錬を繰り返した成果が現れた。
戦ったときに起きた僅かな動き、腕、肩、腰などの一寸した動きや揺れを、その動きで起きるスーツのシワや照り返しの変化などから攻撃の瞬間と狙いを見極め、、避ける技を生み出していた。
「こしゃくな」
避け続ける剣司に苛立った兎姫は、光球を作り出すと剣司に向かって放り投げた。
「うおううっっ」
至近距離から先ほど、ぬりかべに向かって放たれたのと同じ大きさの光球が放たれる。
だが、剣司は真っ正面から光球を受け止めた。
「ぐおおおっっ」
巨大な圧力に剣司はじりじりと、押し下げられる。
だが、剣司は堪えた。
「なに!」
剣司が光球の圧力に耐えるのは兎姫にも想定外で、驚きの声を上げる。
「はあっ」
剣司は刀を振り上げ、光球を上空へ弾き飛ばした。
上空高くに上げられた光球は爆発した。
その間に、剣司は兎姫に近づく。
「くっ」
咄嗟に兎姫は腕を伸ばし、檜扇を剣司に向けて光線を放とうとする。
「遅い!」
だが、剣司の方が動きは速かった。
兎姫が伸ばした檜扇を振り上げる刀で弾き飛ばし、光線が出てくるのを防いだ。
「貰った!」
振り上げた刀をそのまま振り下ろして兎姫の首筋に打ち込み、気絶させようとする。
「きゃあっ」
しかし、兎姫が、舞の口から漏れ出る悲鳴を聞いて、剣司の意志は鈍った。
「うっ」
怯えた舞の表情に剣司の動きは止まる。
次の瞬間、悲鳴の出た口に嘲りの笑みが浮き上がり、兎姫の片足が高々と振り上げられた。
「うわっ」
頭に狙いを付けて繰り出されたロングブーツのつま先を剣司は間一髪で躱した。
鼻先をブーツの靴底が掠り目の前を通り過ぎる。
だが、兎姫は身体を前に倒して、長い脚を伸ばし、ヒールの先を剣司の顎先に叩き付けた。
「がはっ」
咄嗟に身体を引いて反らしていた事もあり、身体強化された兎姫の重い蹴撃も加わって剣司は鼻血をだして後ろに吹っ飛ぶ。
鼻血が出たのは、兎姫の姿を、バニーガールに身を包んだ舞の身体が全て見えたからだ。
ふさふさの二本のウサ耳をピンと空へ伸ばし、バランスを取るために掲げられた黒いグローブに包まれた腕の下には、攻撃するとばかりに険しく睨み付ける端正な顔。
その下は大きくショルダーオフの開いた胸元がありファーに縁取られた深く形成された胸谷を見せる。
エナメル質のバニースーツは身体を引き締めくびれた腰、きわどい角度にカットされたクロッチの丸みを淫靡な曲線に形成し、表面のテカリが妖しい黒光りを放つ。
地面から片足を上げるふらりとしたブーツとタイツに包まれた脚は細いが躍動感に溢れる。
もう片方の脚は自分の顎を狙おうと近づき、その脚線美を見せつける。蹴るために高く上がっているため、脚の裏、太ももと付け根の尻の丸みまで見えてしまう。
その艶やかな幼馴染みの姿に剣司は興奮して鼻血を出してしまい、更に顎へのヒットが加わりダメージが重なった。
「ほほほっ、甘いぞ小僧」
剣司が空中を回転している間に手元に檜扇が落ちてきて兎姫は掴んだ。
手元に戻った檜扇を兎姫は畳むと、空中を回る剣司に向かって突き出す。
「がはっ」
身体の急所に檜扇が突き出され、剣司は痛みで悲鳴を上げる。
一撃では終わらず、二撃、三撃と撃ち込まれ、痛めつけられる。
撃ち込まれる度に回転は速くなり、遠心力で剣司の意識は朦朧となる。
「はっ」
最後は剣司が落ちてきたところを兎姫が再び蹴り上げ、大木に叩き付けた。
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