第25話 髪色チェンジ!
せな「せーのっ・・・」
たく「今はやめとけ」
せな「えっ?」
たく「なぁあいちゃん」
あい「きゅ・・・?」
たく「帰ろっか」
あい「えっ?」
たく「お家に帰ろ」
あい「うん」
あお「そうね」
1週間が経ち、うちと瀬奈は2人で美容院に行っていた。うちの高校、実は校則が変わって髪を染めることができるようになった。髪を染める目的は、あいちゃんが頑張ったからイメチェンしてあいちゃんに喜んでもらおうという作戦。
あお「チアっぽい髪色にしたいよね」
せな「うちピンクベージュにするかも」
あお「たっくんに聞いたら、ピンクが似合いそうって言ってた」
せな「愛央のメンバーカラー、ピンクだもんね」
私も瀬奈も、髪はロングでポニーテールを作った時にきれいなポニーテールになるくらいの長さがある。綺麗に染まるといいなぁって思いながら美容院へ行っていた。
家に帰ってくると話を聞いていたお兄ちゃんのたくみがびっくりしていた。私が染めることは知っていたけど瀬奈も染めること、知らなかったのかな・・・?
たく「え、お前ら2人で染めたの?」
あお「うん」
たく「いや愛央が染めることは知ってたけど・・・。瀬奈はもはやギャルやんけ・・・」
そう、実は瀬奈が金髪、私がアッシュピンクにしたことでたくみはとても驚いていたの。ところがあいちゃんは・・・。
「ねえね、かわいい!」
って言ってくれた。あいちゃん、すっかりご機嫌になったみたい!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます