第3話 大海原社長は女神
私には幼稚園の時からの長なじみが。
彼女の名前は夢乃丘 瑠璃子18歳。
瑠璃子は1人築50年建坪350坪の三崎アパート101号室で生活。
家賃は2万円敷金なし。
親しい瑠璃子も中度の知的障がい者。
私みたいな知的障がい者を雇用してくれる会社は野乃花町の野乃花魔法社と。
三崎アパートから西へ10キロメートル先にあるリンカ作業所。
リンカ作業所はエイ型事業所で時給500円。
月20日間働いて6万円の収入。
保険にかかるお金は作業所が負担してくれてる。
保険は健康保険・医療保険・年金基金・生涯保険等。
瑠璃子の収入が6万円だから家賃を差し引くと4万円。
電気・ガス・水道などの光熱費が1万円。
食費が1万円で残ったお金は2万円。
余った2万円はもしもの時のために貯めておくんだって。
瑠璃子は収入が少ないから贅沢できない。
食事は仕事の日は作業所がお昼ご飯を用意してくれる。
休みの日は朝昼晩自分で料理。
瑠璃子は仕事の日は朝7時半アパートを出て帰ってくるのは夕方5時。
リンカ作業所までは片道自転車で40分かかる。
休日は朝10時頃と夕方5時頃に散歩。
お買い物は月に2回。
服等は貰い物でサイズも私にぴったり。
リンカ作業所には知的障がい者が瑠璃子を含めて10人働いてる。
大糞 寧々子さん40歳・花木 美南子さん30歳・九十九 瞳さん25歳・
名子 千花さん32歳・拓野 浩太君40歳・大海 泰斗君42歳・幡野 壮也君45歳・荒島 尊君43歳・与野 卓君30歳。
リンカ作業所の所長さんは、竹野 竜さん55歳。
スタッフは尼崎 富男さん35歳・大山 陸斗さん28歳・夢町 梨奈さん23歳の3人。
リンカ作業所でどんな仕事をしてるかというと畑・コンテナで野菜を収穫したり
収穫した野菜をパッケージに詰め込んで出荷するのと
野菜を使ったお菓子を作って販売してる。
リンカ作業所のみんなは一生懸命に働いてる。
でもリンカ作業所の経営は厳しいみたいなの。
ある日の朝、この日私は畑で野菜の収穫してた。
畑の前に体が凄く細く長くて黄色い髪の女性が。
そう私達が働く野乃花魔法社の大海原社長が立ってたの。
竹野「あの女の人どこから来たんだ。」
尼崎「妖精じゃないですか。」
竹野「まさかだよ。」
大山「あの女性体が凄く細いじゃないですか。」
夢町「私も妖精に見えます。」
竹野所長は大海原社長に近づいた。
竹野「あのう何方様でしょうか?」
大海原「あらあなたがここの所長さん初めまして。」
竹野「こちらこそ初めまして。」
大海原「ここで野菜を使ったお菓子を販売してると聞きまして参りました。」
竹野「そうでしたか。なら作業所内の販売所へ案内しましょう。」
竹野所長は大海原社長を販売所へ案内した。
大海原社長は販売所に置いてあった野菜を使ったお菓子をすべて買ってくれた。
竹野所長は大喜び。
竹野「ありがとうございます。」
竹野「みんな、野菜を使ったお菓子今日の分完売したぞ。」
大山「えっ、いつの間にです。」
竹野「あの女性が全部買ってくれたんだ。最近売り上げが落ち込んでこの先が危ういところだったんだよ。あの女性のおかげで何とかなりそうだ。」
昼休み
寧々子「瑠璃子さんはアパートで1人暮らししてるのよね。」
瑠璃子「そうよ。1人暮らしはちょっと大変だよ。」
美南子「羨ましいな。私は楠木園で寧々子さんと2人部屋だよ。寧々子さんは楠木園ではゲームばかりしてるのよ。おならばっかりするし。」
寧々子「そんな事言わないでよ美南子、私ゲームにはまってるの。」
瞳「瑠璃子さんあの女の人、瑠璃子さんの事気にしてるみたいだけど。」
千花「瑠璃子さんが知ってる人じゃないの。」
瑠璃子「全く知らないわ。今日初めて見た人だから。」
浩太「あの女の人体が凄く細かったよな。」
泰斗「ここの野菜を使ったお菓子全部買ったらしいよ。」
壮也「全部1人で食べるのか?」
尊「体形からあり得んだろう。」
卓「あの女の人もしかしたら・・。」
尊「卓もしかしたらなんだ?」
卓「幽霊だったかも。」
浩太「まさかだよ卓。あの女の人は凄い人なんだよ。」
瑠璃子も実は楠木園出身、中学校を卒業して直ぐに楠木園へ入所したの。
瑠璃子は今年三崎アパートで1人暮らしを始めたの。
瑠璃子もパソコンもなければスマートフォン・携帯電話も持ってない。
楠木園では瑠璃子みたいに1人暮らしを始めた利用者は過去に6人いたけど。
その6人の元利用者は消息不明になってるんだって。
ここで瑠璃子に明るいニュースが。
何と自立ホームができたの。
自立ホームの名前は、木漏れ日。
築30年建坪50坪の鉄筋コンクリート造2階建ての大きめのグループホームを買い取り改装したらしいの。
部屋数は事務所兼職直室を含めて8つ。
自立ホーム木漏れ日に入所するのは瑠璃子と寧々子さんと、美南子さん・瞳さん・
千花さんともう2人入所するらしい。
自立ホーム木漏れ日へ入所するのは1週間後。
瑠璃子「あれ、男の子全員私達を見つめてる。」
浩太「瑠璃子さんはいいけど、まさか寧々子と千花が自立ホームへ行くとは夢にも思わなかったよ。」
泰斗「寧々子と千花以外は大丈夫かな。」
寧々子「決まったんだから仕方ないでしょう。」
壮也「でも僕らは新しくできた木漏れ日から500メートル北にある自立ホーム筏に住んでるからな。」
壮也「休みの日にでも何もしてやれないけど気軽に遊びに来てや。」
尊「因みに僕達が住んでるホームは1人部屋だから。」
卓「瑠璃子さんが今度引っ越しするホームも1人部屋じゃないか。」
浩太君・泰斗君・壮也君・尊君・卓君が住んでる自立ホーム筏は5年前の夏にできた自立ホーム。建物は築40年建坪45坪の木造の民家を改装してできたんだって。
部屋数は事務所兼宿直室含めて6つあるみたい。
瑠璃子は野乃花魔法社の大海原社長の事が気になってた。
1週間後、瑠璃子は家賃を引き払い自立ホーム木漏れ日へ引越し。
この時初めて出会ったのは・・。
桜「あなたが夢乃丘さんですね。初めまして私の名前は大城 桜です。ちょっぴりお茶目な私ですけどよろしくお願いします。」
瑠璃子「こちらこそ初めまして私の名前は夢乃丘 瑠璃子です。よろしくお願いします。」
那留妃「初めまして私の名前は、大海原那留妃です。私は魔法使いですので魔法の事なら何でも聞いてください。」そう、那留妃さんは魔法使い。
自立ホームの責任者は安土さん、副責任者は羽田野さん。
楠木園の施設長は鎌田さん、事務長は河端さん、事務職員が成一さんと鳩さんと春野さん。
自立ホーム筏の世話人さんは、
市田 照美さん50歳、十八成 徳美さん55歳、島並 陽子さん60歳、
淡路 ユリアさん40歳の4名。
自立ホーム木漏れ日の世話人さんは、
夕張 雛子さん35歳、別子 八代惠さん40歳、朝倉 美穂さん30歳、
道後 瑞希さん25歳の4名。
夕張「初めまして今日から木漏れ日の皆さんの世話をさせていただきます夕張 雛子です。よろしくお願いします。(#^.^#)」夕張さんは3人の子供を持つ世話人。
別子「初めまして今日から木漏れ日の皆さんの世話をさせていただきます別子 八代惠です。よろしくお願いします。(#^.^#)」別子さんはガーデニングの達人。
島並「今度新しくできた自立ホーム若い世話人がくるみたいね。」
淡路「見た目は凄く若そうだったけど。」
翌日
朝倉「初めまして今日から木漏れ日の皆さんのお世話をします朝倉 美穂です。よろしくお願いします。(#^.^#)」朝倉さんは裁縫の達人。
道後「初めまして今日から木漏れ日の皆さんの世話をさせていただきます道後 瑞希です。よろしくお願いします。(#^.^#)」道後さんは大学卒業の料理研究家。
市田「今度新しくできた自立ホーム木漏れ日に若い世話人が2人ずつ交代でくるみたい。」
十八成「見たよ。凄く若くて可愛らしかったよ。」
瑠璃子が木漏れ日に引っ越しして2週間後。
皆とすっかり仲良くなり寧々子さんはホームにいる間はゲームに熱中してるけど
他のみんなは話しかけてくる。
寧々子「よーしこの調子でいくぞーー。」
桜「瑠璃子さん寧々子さんは何時もゲームに夢中なんですか?」
瑠璃子「そうよ。寧々子さんは楠木園にいた時から部屋にいる時はゲームに集中してるの。」
1ヶ月後の休日瑠璃子は1人で公園へ行った。
瑠璃子は知的障がい者だけど障がい者年金がもらえるまではリンカ作業所からもらう給料だけが瑠璃子の収入。
他のみんなは買い物に出かけたりしてるの。
瑠璃子が公園のベンチに座るとまた大海原社長が姿を現したの。
瑠璃子「あなたは2ヵ月前から私が働いてるリンカ作業所で。」
大海原「存じてましたか。初めまして大海原 野乃花ですよろしくお願いします。」
瑠璃子「私の名前は夢乃丘 瑠璃子です。よろしくお願いします。」
大海原社長は悪い人ではないよ。
瑠璃子「ただいま。」桜「お帰り。」寧々子「瑠璃子さん何所へ行ってたの?」
瑠璃子「近くの公園へ行った。近くの公園で妖精みたいな女の人に出会ったわ。」
那留妃「もしかして黄色い髪の女の人。」
瑠璃子「そうそう、黄色い髪の女の人よ。」
ここで那留妃さんから意外な言葉が。
那留妃「瑠璃子さんが出会った女の人は私のお姉ちゃん。」
瑠璃子「え~~~Σ(・□・;)那留妃さんのお姉さんΣ(・□・;)。」
那留妃「瑠璃子さん名前聞いた?」
瑠璃子「え~と女の人の名前は大海原 野乃花さんだった。」
那留妃「私のお姉ちゃんも野乃花魔法社の社長で大魔法使いだから。」
寧々子「那留妃さんのお姉さんも大魔法使いなの。」
桜「ここで気になる事があるけど、那留妃さんのお姉さんは定期的に瑠璃子さん達が働いてるリンカ作業所の野菜で作ったお菓子を買い占めてるけど何で?」
寧々子「そうよそれ気になってたところよ。」
瞳「あの女の人那留妃さんのお姉さんだったのね。」
千花「定期的に野菜を使ったお菓子を全部買ってくれるのはうれしいけど。」
美南子「那留妃さん、那留妃さんのお姉さんも大魔法使いなんでしょう。まさかだけど買い占めたお菓子全部1人で食べてるの?」
那留妃「私のお姉ちゃんはとても心が広い大魔法使い。買い占めた野菜を使ったお菓子を貧しい子供達にタダで配ってるのよ。」
美南子「そっ、そーだったのね(´;ω;`)ウゥゥ。」
桜「那留妃さんのお姉さんサンタクロースみたい。」
私も感動しちゃった(´Д⊂グスン。
野乃花社長は桜さんが言うとうりサンタクロースなのかも。
後で分かった事だけど那留妃さんのお姉さん野乃花社長は私達が働くリンカ作業所だけではなく各福祉施設が関係してるエイ型事業所・障がい者雇用促進する企業の売れ残り品を高く買い取って貧しい子供達や大人に配ってるみたい。
野乃花社長は日本のサンタクロースよね。
翌日野乃花社長から重大発表が・・。
大海原「皆さん集まりましたか。今からこれからの事についてお話ししましょう。」
私「これからの事ですか?」
大海原「はい、これからの事です。」
春樹「これからの事ってなんだろか。」
美咲「もっと凄い事をするのかな。」
歩「野乃花社長は大魔法使いなんだよね。」
結衣「何をするのかな?」
美和「この先なんだか不安になってきたよ。」
凛子「なんだかワクワクしてきたよ。」
ルラ「大海原社長、私達の働き方変えるのかしら。」
花音「えっ、ま、まさかだよルラ。」
大海原「大海さん、大当たりですよ。」
ルラ「私の言った事が的中した。」
船守「働き方が変わるんですか?」
八子「どう変わるのですか教えてください。」
晴美原「咲子さん愛美、落ち着こうよ。」
角野「何が起きるのかな?」
山路「私達だんだん不安になってきた。」
大塚「私達どうなるの?」
大海原「お静かに。今から説明しましょう。わが社は経営がとても順調ですが肝心な人事が抜けてました。」
新田「肝心な人事って?」
原野「肝心な人事って何なの?」
大妃「人事って何?」
檜原「ララは天然なところもあるよね(;^ω^)。」
垣上「簡単に言えば社内の偉い人だよ。分かったルラ。」
大妃「なんとなくわかった。」
檜原「なんとなくね。(;^ω^)」
久万ノ台「野乃花魔法社って課長とかいないじゃない。」
神谷「オーエルもいないし。」
倉橋「人事異動はないよね。」
夕張「まさかよ。私達が人事異動になるはずが。」
塩尻「あるかもしれないよ。」
夕張「まさかだよ澪。」
大海原「そのまさかですよ夕張さん。」
夕張「えっ、本当にですかΣ(・□・;)。」
塩尻「やっぱり。」
堀江「人事異動っていきなりなの(-_-;)。」
大槻「誰が人事異動になるの。」
雲仙「働き方を変えるにはやむ得ないと思うわ。」
阿蘇「そうじゃないと今日まで野乃花社長と夢原副社長と鳥居丘部長3人で給料の支払いから経費の管理などやってたんだから。。」
有珠「それにこれからもずっと野乃花社長達3人で給料の支払いから経費の管理までするのってかわいそうじゃない。」
面河「という事は誰かが行くんだよね。」
宿毛「私達は20歳だから人事異動はないと思うよ。」
大神「ユメノオカ24のメンバーの人事異動はあり得ないとして人事異動は私達かも。」
茶臼岳「大海原社長真剣に考えてそうね。」
小名田「正直何が起きるか分からないから怖い。」
月長「大丈夫よ。大海原社長は大魔法使いでしょう。」
花名「大海原社長は私達の事考えてるから大丈夫よ。」
門寺「私達今までステージでマジックショーしてたじゃない。」
境玉「変な事考えてない鞠子。」
塔之原「最悪なシナリオだけど私達ステージに立てなくなるんじゃ。」
穴土「そんなことないと思うよ。」
倉島「大海原社長は私達を助けてくれてる社長だよ。」
鼬「私達は野乃花社長のおかげで仕事ができて収入を得てるのよ。」
弁山「私達何時まで仕事ができるかが不安なんだけど。」
湖「みんな大海原社長は穂乃果の言うとうり私達を助けてくれてるのよ。」
小野田「そんな社長が私達に不利な事するはずがないわ。」
大海原「お静かに、今までは私と副社長の夢原さん、部長の鳥居丘さんで給料の支払いから経費の管理まで行ってきました。しかし正直、課長・オーエルさん達がいた方が会社らしくなるのではと思い今回私が1ヵ月間かけてあなた達の中から課長・オーエルになる人と副社長になる人を選びます。」
暁「えっ、私達の中からですか。」
大海原「あなた達の中からです。」
城野1「大海原社長達で給料の支払いから経費の管理までやってたんだよね。」
城野2「私が課長に選ばれたりして。」
城野3「あり得ない。絶対にありえない。」
城野2「何で?」
城野3「だって葵は何時も出しゃばってるでしょう。」
城野4「葵はアシスタントのままでいいと思う。」
城野2「美南子姉ちゃん信子姉ちゃん余計なお世話よ(# ゚Д゚)。」
城野4「本当の事でしょう。」
城野2「2人とももう知らない(# ゚Д゚)。」
屁便1「城野姉妹がけんかしてるよ。」
屁便2「信子と美南子と藍は凄く仲が悪いみたいよ。」
屁便1「私達は何時も仲良しよね。」
屁便2「そうよね。」
鳩目「ねえ、葵と美南子と信子何故ケンカしてるの?」
屁便2「火種は美南子かな。」
大富「何事も起きなければいいけど。」
七海「セオダバカンス単独の時も美南子と信子と葵はケンカした事あったよね。」
大海原「城野葵さんと美南子さんと信子さんの事は私に任してください。」
屁便2「社長。」
大海原「わが社内ではケンカしてないと思われましたがしてたようですね。」
七海「そうだ。葵と美南子と信子がケンカした時臣子さんが。」
湖「おならでケンカを止めてた。」
茶臼岳「葵さん、美南子さん、信子さんまたケンカしてるの。」
茶臼岳さんは凄いんだね。
城野さん達がケンカしてると止めるんだ。
リンカ作業所で働いてる瑠璃子達はこの日はあいにくの雨。
瑠璃子達は野菜を使ったお菓子を袋詰めしてた。
瑠璃子「那留妃さんのお姉さん何故私の事気にしてるのかな?」
浩太「さあなんでだろな。」
壮也「瑠璃子本当に知らないのかあの女の人。」
瑠璃子「あの妖精みたいにきれいな女の人那留妃さんのお姉さん。」
泰斗「那留妃のお姉さんΣ(・□・;)。」
尊「おい瑠璃子いつ知ったんだそれ?」
瑠璃子「那留妃さん本人が教えてくれたの。那留妃さんのお姉さんは野乃花魔法社の社長さんで大魔法使いだって。」
卓「( ゚Д゚)なっ、ななななんだってーΣ(・□・;)那留妃さんのお姉さんは大魔法使い。」
美南子「私も那留妃さんのお姉さんの事聞いたわ。」
寧々子「真実を知った時衝撃的だったわ。」
瞳「また那留妃さんのお姉さんが来たよ。」
千花「本当だ。また買い占めに来たのかな?」
竹野「いらっしゃい、雨の降る中ご来店ありがとうございます。」
この日大海原社長は野菜を使ったお菓子を買い占めなかった。
その代わり雨の日にも関わらず他のお客さんが次から次へ買ってくれて全て完売。
竹野「今日は雨が降ってるのに売れ行きよかったな。」
尼崎「あの女の人今日は買い占めませんでしたね。」
大山「他のお客がいたからじゃないですか。」
夢町「あの女の人野乃花魔法社の社長さんですよ。」
竹野「えっΣ(・□・;)野乃花魔法社の社長。そうかあの女の人は野乃花魔法社の社長だったのか。」
尼崎「野乃花魔法社の社長が買い占める理由は何でしょうか。」
大山「野乃花魔法社の社長は社員に配るため買い占めるのでは。」
瑠璃子「私のホームに野乃花魔法社の社長の妹さんがいます。妹さんによると買い占めたお菓子は貧しい人々に配ってるそうです。」
竹野「そうだったのか。」
夢町「野乃花魔法社の社長さんは心が広い人なんですね。」
竹野「なんだか泣けてくる。(´;ω;`)ウゥゥ」
ホームへ帰ると
夕張「みんなお帰り今日の仕事どうやった?」
寧々子「楽しかった。」
瑠璃子「今日も那留妃さんのお姉さんに出会いました。」
別子「那留妃さんのお姉さんは野乃花魔法社の社長でしょう。」
夕張「誰かを雇用するのかしら。」
別子「夢乃丘さん、那留妃さんのお姉さんに気に入られてるみたいね。」
瑠璃子「何故かわかりませんけど、気に入られてるみたい。」
相変わらず大海原社長は何を企んでるのか私達にはさっぱりわからない。
後日、
大海原「皆さん大分慣れましたね。」
大海原「淡島さん・穴川さん・欄山さん・不法さん・大海さん・早乙女さん、何度も言いますがあなた達もマジックショーできますよ。何所ででも。」
瑞希「言われてみれば何所ででもできそうですね。」
大海原「マジックショーは突然始まりますよ。来月以降から。」
来月以降突然マジックショーが始まるってどういう事?
瑞希「来月以降収入得る事できるかな。」
私「お世話人さん達にどう説明したらいいのかな。」
大海原「説明は必要ありませんよ。来月以降本当に突然マジックショーが始まりますから。」
凛子「ホームの中でもなんだか楽しみになってきたよ。」
ルラ「ホームの中がう〇ちまみれになったりして。」
花音「野乃花魔法社の社長の事だからあり得そうね。」
那留妃「私のお姉さんは大魔法使いだから魔法で本当に何でもできちゃうよ。( ´艸`)」
私「Σ(・□・;)那留妃さんいつに間に来てたの。」
那留妃「魔法使いだから。」
ルラ「あっ、Σ(・□・;)社長だ。」
大海原「皆さんお元気そうですね。」
大海原野乃花社長は瑠璃子達も雇用しようと企んでるみたい。
翌日大海原社長は自立ホーム木漏れ日へ。
瑠璃子「あっ、那留妃さんのお姉さんだ。」
大海原「また会いましたね。夢乃丘さん。」
寧々子「那留妃さんのお姉さんがまた来たよね。」
桜「野乃花魔法社の社長さんですか?。」
大海原「そうです。」
大海原社長は事前に瑠璃子・那留妃さん・寧々子さん・千花さん・瞳さん・桜さん・美南子さんを雇用する事を施設長に話してたの。
桜「私と那留妃さんは大丈夫ですけど。瑠璃子さんと寧々子さんと千花さんと美南子さんと瞳さんはリンカ作業所で仕事してますから。」
大海原「その辺は大丈夫ですよ。夢乃丘達はリンカ作業所の仕事を続けながらマジックショーに参加していただきますから。」
後日自立ホーム木漏れ日の入所者は野乃花魔法社契約して自立ホーム筏の利用者も契約。
瑠璃子「私達の生活どのように変わるのかな。」
美南子「収入が増えるのはうれしいけど。」
瞳「ホームの中で何が起きるんだろね。」
千花「野乃花魔法社のマジックショーは確か。」
那留妃「人が人の体の中へ入るマジックとすっごく大きな大きなう〇ちに埋もれるマジックがメインよ。」
桜「誰が誰の体の中へ入るの?」
美南子「私は寧々子の体の中へは入りたくないよね。」
寧々子「美南子ったら私がおならばかりするからって。」
浩太「僕達も野乃花魔法社の一員になれたよな。」
泰斗「契約してよかったんかな。」
壮也「これからはお金持ちになれるんだよ。これで貧乏脱出だ。」
尊「壮也、そんな考えやめようよ(;^ω^)。」
卓「そうだよ、金目当てで契約したと思われたらやばいだろ(# ゚Д゚)。」
那留妃「( ´艸`)契約した以上はしっかりと働かされるからね。覚悟しておいてね(´∀`*)ウフフ。」
壮也「え~~~Σ(・□・;)なんだか那留妃さんが怖い( ゚Д゚)。」
泰斗「(-_-;)那留妃さんは野乃花魔法社の大海原社長の妹だろう。」
壮也「という事は凄い魔法使い~~~Σ(・□・;)なの?」
卓「(;^ω^)壮也、最後の最後には消されるよ。」
壮也「あ~~Σ(・□・;)( ゚Д゚)消されるの怖いよ~~。」
千花「壮也君があそこで固まってるよ。」
寧々子「まあね、壮也君はお金に卑しいところがあるから今に消されるんだからね(#^ω^)。」
壮也「女子のみんな怒ってない?」
泰斗「壮也君の一言で怒ってると思うよ(;^ω^)。」
壮也「瑠璃子さん達悪かったよ。そんなに怒らないでよ。(;^ω^)」
次の瞬間怒った寧々子さんが壮也君に急接近。
寧々子「(# ゚Д゚)(# ゚Д゚)壮也君、次変な事言ったら生かさんよ。」
壮也「あ~~Σ(・□・;)( ゚Д゚)寧々子さんが凄く怖い~~。」
卓「(;^ω^)おい壮也、最後の最後には殺されるぞ。」
那留妃「( ´艸`)壮也君は凄く面白いね。」
瑠璃子「でしょう。壮也君は楠木園にいた時からジョークを言っては女の子を怒らせるの。」
桜「泰斗君は控えめなのかな?」
瑠璃子「泰斗君は恥ずかしがり屋だから。」
1か月半後私達はステージに立てなくなり茶臼岳さんと離れ離れになると思いきや。
茶臼岳さんが私のホームへ遊びに来たの。
茶臼岳「やっほー( ´艸`)。」
私「茶臼岳さん、来てくれたの。」
茶臼岳「望愛さんはここに住んでるのね。」
私「部屋が2つ空いてるけどね。」
境玉「なるほど、ここが望愛さんが住んでるマンション「自立ホーム」か。」
私「境玉さんと鼬さん屁便さん達も来たの。」
鼬「おじゃましまーす。」
ルラ「本当だ。望愛さんが連れてきたのかな?」
私「違う違うって(;'∀')。」
物子「望愛さんのこのマンションが自立ホーム?」
私「うん、そうだよ。全部は埋まってないよ。」
雛子「という事は空きがあるという事ね。」
屁便姉妹は私達のマンションに住むつもりなのかな。
それはさておき、1ヵ月半後私達の生活が一転する事に。
野乃花魔法社 コメディアンホラー西山 @3502
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