春ちゃんへの応援コメント
はじめ、別荘で首を吊っている女が春ちゃんなのかと思って読んでいました。
春ちゃんは結局、自分の死に気が付いていない状態だったのか、臨死状態で生と死のモラトリアムと過ごしていたのか。どういう状態の幽霊だったのか。死の報告とのずれがあるので、主人公の僕がなにかできたことはないのか、などと考えてしまいました。
僕がなにも春ちゃんについて何も知らなかったように、他人との溝が寂しさとして後味に残る作品でした。寂寥感は幽霊ものの醍醐味な感じがして、面白かったです。
作者からの返信
コメントありがとうございます！
春ちゃんについては情報をなるべく伏せてみました。自分が死んでいたのを知っていたのかどうか、救うことができたのかどうか、結局わからないままです。死の報せが後から来たのも、遺体の発見が遅れたからかもしれません。ついでに、別荘で首を吊っている女も謎のままですね。いずれにせよ、色々お好きに想像していただけたらいいなと思います。
寂寥感、いいですよね。嬉しいご感想をありがとうございます！ 拙作をお楽しみいただけたら幸いです。
春ちゃんへの応援コメント
春ちゃんは星くんを待ってたんですかね？
しかし、ずっと揺れている幽霊というのもシュールな。
作者からの返信
ありがとうございます！春ちゃん、星くんを別荘に呼んだような気がします。待っていたのかもしれません。
確かに想像してみるとシュールですよね。何年も揺れてるだけの幽霊……