こちらの作品はレビュータイトルにもあるように、一人女子高生の死から物語がはじまるのですが、
その女の子とは、いわゆる『友達以上恋人未満』未満の特別な関係を持っていた主人公君が、もう一度会いたいという思いが湧いて、離れていた故郷に帰るといった導入でした。
故郷に帰る電車の中で同じ学校に通っていた知り合いと出会い、亡くなった女の子のほかにもう一人、知り合いだった男の子も無くなったという話を聞くのですが、
出会った彼が目的地の駅に着き、近くには誰もいない状態に、
しかし、彼が電車から降りて少しすると。近くには誰もいなかったはずなのに、先ほど亡くなったと聞いた男の子がそこにいて。
私は読んでた時に、『え??』となったのですが、そのタイミングで主人公君が「久し振り」と声を掛けるんです。
つまり、主人公君は『見える人』でそうなってくると初めに主人公君に沸いたもう一度会いたいって……。
って感じの恋愛作品です!!
霊の要素はあってもホラーではなくて、タグに恋愛とあるように、導入後のストーリーでは主人公君の幼少期、小学生、中学生での恋愛に対する考え方や人間関係が描かれ、三角関係のどろどろや、メインシナリオ以外の要素の『廃屋』でのストーリーもシンプルな恋愛作品にはない緊張感というか、不穏な雰囲気を漂わせるアクセントになっていて、読んでいて新鮮さがありました。
素敵な作品だったので私は★3評価を送らせていただきました。
もし気になった方はぜひ一読をご検討ください♪