第一話-3-


国名と同じ名を冠するモールガンは、大まかに4つの区画に分かれていた。

街の一番中央に位置し、時空の歪みが最も酷く閉ざされた第一街。

遠き世界より襲来した竜の縄張りと化した第二街。

大部分が魔術により隠蔽された第三街。

そして、ルギルがリラと猟人に出会った第四街は、時空の乱れが最も安定している地域であった。

この街に存在している住人のほとんどがこの第四街で暮らしており、平時であれば活気こそ薄いがそれなりに賑やかではあった。

しかし、現在は街全体を濃い霧が覆い、人の姿は無い。

「……本当に大丈夫なんだろうな」

その閑散とした第四街の目貫通りを一人歩きながら、ルギルは思わず呟いていた。

「一応、近くにいるらしいが……」

歩きながら、ルギルはここへ来るまでの会話を思い出していた。


「……君は虚の獣からすれば、最高の獲物なんだ」

「俺が?」

「そう」

「君は一度、襲われた。しかし、運良く私達に助けられた」

「ああ」

「でも、ヤツらは逃した獲物を諦めない」

「……今も俺を狙っているのか?」

「うん」

「……そうか。最悪だな」

「でも、見方を変えれば君の現状は有効活用出来る」

「……俺は『絶好の餌』という訳か」

「そういうこと」

「……俺はどうすればいい?」

「ただ、街を歩いていればいいよ。獣は絶対に君の前に現れるから、私と猟人がそこを叩く。……ああ。不意打ちの心配はないよ。奴らが現れる時、必ず予兆が現れるから」


改めてルギルは周囲を見回した。

霧は濃いが、前が見えない程ではない。それが逆に彼の不安を掻き立てた。

「…………ふぅ」

もう何度溜息を吐いただろうか。

緊張で喉も渇き始めていたが、気を抜く訳にもいかない。

「……来るなら、早く来いってんだ」

そんな呟きに感応したように、霧が急速に濃くなっていく——!

ゾワリ、とルギルの背中に寒気が走る。

「(——来た!)」

方角は分からないが、強烈な圧を感じとった。

震える手でナイフを取り出しながら、「それにしても、前回と全然違うな」とルギルは大きい声で呟いた。

「(俺がこの街で初めて接触した獣。それが猟人とリラが追っている敵だった)」

ぐっしょり流れる汗を感じながら、魔術を唱える。

立ち止まっているのに前後左右の方向感覚が狂っていくのを感じる。

タネは分かっているのに、気がおかしくなりそうだ。

敵は何処から現れる……?

既に十秒。ナイフに付与した魔術はとうに効果を発揮している。

「後ろか!」

殺気を頼りにたさっ銃口を向ける。

姿は見えない。

尚も気配は背後から感じられる。

俺の動きに合わせて、移動したのか。更に

「——違う!」

敵は動いていない。

正しくは、俺が振り向いたつもりでいた。

この霧は認識すらも狂わせるのか。

肌で感じる。獣はもう寸前まで迫っている。

「うおおおおおお!」

ルギルは気合と共に今度こそ振り返る。

既に眼前へ刃の如き顎門が迫っていた。あぎとか

「(——俺では対処出来ない)」

目の前の獣以外に殺気は感じられない。

今のところはコイツだけだ。

時間が止まったように、視界の中の光景がゆっくりと流れていく。

絶体絶命の危機だというのに、ルギルの心は凪いだように冷静だった。

何故だか分からないが、「彼なら確実に間に合う」と今のルギルは確信していたからだ。

その期待は現実となった。あと一息で噛み砕かれるという瞬間、獣の身体が大きく横へ吹き飛んだ。救援に駆けつけた猟人が、獣の身体を蹴り飛ばしたのだ。

「来たか!」

ルギルは思わず歓喜の声をあげた。

猟人はルギルを一瞥したが、すぐに獣へ視界を戻した。

既に獣は体勢を立て直しており、全身の目を新たな敵へと向けていた。

「…………」

刀身を肩へ担ぐように構えた猟人は、間合いを詰めた。

剣と獣の爪がぶつかる。

その衝撃は凄まじく、空気は軋み、ただの一合で周囲の道路や壁が抉られるほどであった。

「彼は平気か……」

「やー、間に合った」と、とても戦いの場には似つかわしく無い朗らかな声がルギルの耳に入ってきた。

「リラか?」

「無事だったね。流石は学院が派遣した人物だ」

「今、何処にいる?」

「ちょっと隠れてるんだ。私はヤツが逃げないよう、周囲に結界を構築している真っ最中だからね」

ルギルが試しに周囲の様子を探ると、確かに先程までは無かった「壁」のような気配を感じとった。

「……ここまでは順調に進んでる。だけど、油断は出来ない。ほら、来たよ」

ルギルは気が付いた。

現在、目視できる獣は猟人が相手している個体しか確認出来ないが、他にもいる気配が周囲の霧から認識できた。

「本命は猟人が引きつけているから、今のうちに周りの雑魚を倒してくれると嬉しいかな」

「リラは動けないか?」

「悪いけど、一人で相手してくれるかい。私も出来る限りはサポートしたいけど、こちらもなかなかに手こずっててね……うん、頑張れ!」

「酷いな。だが……」

「一度戦った相手だ。なんとかしてみせるさ」と、ルギルは己を鼓舞してナイフを握る手に力を込めた。


***


「…………」

最短最速の軌道で剣を振るう。

一合打ち合う度に衝撃が全身を駆け抜ける。

既に幾度となく戦ってきた個体(あいて)だが、まだ止めに至る『道筋』を狩猟人は掴みきれないでいた。

「…………」

こちらも相手も何度となく戦ってきたため、互いに動きを読み切っている。

しかし、それ故に決定打が無かった。

猟人は伸縮する獣の腕を逸らすと、剣の腹を滑らせながら距離を詰める。

獣もその動きを読んでいた。腕を瞬時に分離すると、距離を取りつつ更に胴体から棘を発射した。

狩猟人も剣先を向けて、魔力魔法により編まれた鈍生み出した剣を射出。当たれば致命傷の棘を全て撃ち落とす。

戦いながら狩猟人は思う。

「何かこの均衡を狂わせる要因が異分子が必要だ」と。

リラでは駄目だ。彼女は既に現状の維持で手が回らない。

「…………」

やはり、あの男が必要か。

外からやって来た異邦人。

果たして、一人で獣相手に立ち回りここへやって来られるだろうか。

「…………チッ」

本人も知らぬうちに舌打ちしながら、猟人は剣を構え直した。


***


ルギルは新たに現れた獣の方へ走っていた。

「(……まずは一体)」

同じく前方から迫る個体へ意識の比重を置く。

後方からも一体迫っているが、今は頭の隅に置いておくに留める。

「(大丈夫。感覚は正常に戻っている。背後からの敵は後でいい)」

獣の姿を目で捉えた。

「——はぁッ!!」

走る速度はそのままに虚の獣へ接近。

獣も迎え撃つようにルギルの動きに合わせて前脚を振るう。

魔法の刃と爪が交差し、悲鳴が木霊した。

「ギャアアアアアアアア」

獣よりも速くルギルのナイフが獣の右前脚を切り落とした。

ルギルは返す刀で獣の胴を狙う。

しかし、二撃目は空を切った。

獣はその外見から有り得ない角度に身体を捻って攻撃を躱したのだ。

獣は状況を仕切り直すように、距離をとろうとする。

「逃すか!」

ルギルは咄嗟に左手のナイフを獣へ投擲する。

ナイフは獣の顔に深々と突き刺さった。

「(まだ仕留めてはいないが、手応えはあった!)」

追撃をかけたいルギルであったが、背後から迫るもう一体が間近であるのを感じとった。

近接武器が失われたのを「好機」と捉えたのだろう。その隙を突こうと仕掛けてきたのだ。

「(やはり来たか)」

ルギルは魔拳銃を抜きながら、身体の調子を確認する。

「(身体は……動く)」

本調子……とはいかないが、確実に以前の戦闘よりも良くなっている。

空気の擦れる音と僅かに聴こえる足音をあてに、ルギルは前の敵を向いたまま背後を撃った。

破裂音と悲鳴。

仕留めた感覚はないが、命中した手応えはあった。

「(今のうちだ……!)」

ルギルはそのまま後方の確認はせずに前方へ走り出すと、左手に魔力を込めた。

虚の獣は距離を稼ごうと跳躍しようとするが、痺れたように身体が痙攣していた。

突き立ったままのナイフが魔力干渉し、獣の動きを阻害していた。

最速最短距離で間合いを詰めて、硬く握った左手をナイフへ叩き込む。左手の魔力がナイフに反応した。

共振、閃光、爆発。

獣の顔から胴体が裂かれて爆散する。

「……まず一体!」

ルギルは爆発の衝撃で飛んでいたナイフを地上へ落ちるよりも前に掴み、もう一体の敵へ構え直す。

獣は先程の損傷をちょうど修復し終えた所であった。動き出すまでには1秒かかる。ルギルはその隙を突いた。

残り5発の銃弾を獣の周囲へ撃ち尽くすと、自身は獣へ向かい走り、左手のナイフを獣へと突き出した。

「————ふ」

最短最速の軌道。

受け止める時間はない。

動けるようになった獣が回避を試みようとするが、既に動きは縫われていた。

事前に放っていた魔弾が、獣が移動するであろう軌道に合わせて四方八方を取り囲んでいたからだ。

「グゥウウウウッ」

防御と回避を封じられた獣は、ルギルへと敢えて接近した。

殺られる前に殺ろうとしたか、相打ちを狙ったのだろう。

強靭な顎で噛み砕こうとしたが、その動きこそルギルは狙っていた。

ナイフを持つ左手を突きを繰り出した時と同速かそれ以上に速く引き隙を無くすと共に、その反動を利用して右膝蹴りを繰り出した。

蹴りは下顎に命中。そのままルギルは足を振り抜く。

「————ガ」

悲鳴と共に獣の顔が上向いた。すかさずルギルは右足で虚の獣の身体を踏み付け、それを視点に後方へ宙返りをうった。

体勢を崩し、動けない虚の獣。そこへルギルに魔力操作された銃弾5発が迫る。

全弾命中。

魔力反応を起こした銃弾が爆発し、獣の身体は千々に散った。

「……二つ」

ルギルは近辺に虚の獣の気配がないのを確認してから、大きく息を吐き出した。

「……はぁ……はぁ……死ぬかと、思った」

大きく深呼吸をして全身に酸素を行き渡らせつつ、遠くから聞こえて来る剣戟音に耳を傾ける。

「……膠着状態みたいだな」

あまり悠長にしていては何が原因で均衡が崩れるか分からない。その上、ここで獣を逃すようなことになれば、今後いつチャンスが訪れるか分からない。

「……正直、役に立てるか微妙だが、自分も急いで加勢するべきだろうな」

しかし、そのルギルの行動を邪魔するかのように、周囲に新たな獣の気配が立ち込める。

ルギルは銃弾を装填。そして、再度ナイフに魔力を付与した。

「その前にコイツらを何とかしなくちゃな」


***


戦闘を開始してから十数分。

猟人と虚の獣の攻防はより苛烈と化していた。一目瞭然な程に石畳の路面や壁面が抉られ、街灯が途中で断ち切られている。

しかし、その被害と反するように両者共怪我の一つもなかった。

膠着状態。

状況を打破するには——。

……先に気が付いたのは、猟人だった。

「————ッ!」

剣を大きく上段に振りかぶると、そのまま渾身の魔力を刀身へ込めて獣へと叩きつけた。

これまでの斬撃に比べて大ぶりな一撃。

虚の獣は悠々とそれを回避し、振り下ろした後の隙を狙った。先端が針のように尖った触腕が胴体から猟人の首へ突き出される。

猟人は頭を動かして紙一重で初撃を躱すも、戻ってくる先端が彼の後頭部へ迫る。

角度と速度、共に致命傷の軌道。確実に猟人の首を落とすであろう。

後頭部から迫る必殺の一撃を猟人も感じ取っていた。自らの死が脳内に瞬時にイメージされる。

しかし、この展開は想定内。猟人は敢えてこの状況を作り出したのである。

「————!」

先端が接触するすんでの所で、何かが触肢に当たり軌道が逸れた。直後に破裂音が通りに木霊する。

小さな風切り音と共に命中した弾丸は獣の胴体に食い込むと同時に爆発した。

「間に合った!」

複数の獣を撃破してきたルギルは、残っている弾丸を打ち尽くしながら猟人の無事を確認した。

安堵する時間を惜しんで弾丸を再装填。

「一気に畳み掛ける!」

猟人の突撃に合わせて、ルギルは拳銃で援護する。

虚の獣は丸太の如き太さの触腕を伸ばして銃弾から身体を守るが、魔力共振した弾丸が爆発。触腕が弾け飛ぶ。

その爆発で出来た隙間へ全速力の猟人が入り込む。

獣の胴体から小さな棘が散弾のように射出されたが、猟人は全てを切り落としてそのまま胴体へと刃を突き立てた。

「ギャアアアアォアアア!!」

虚の獣が悲鳴をあげた。

猟人は魔剣をそのままにして、瞬時に距離を取った。

虚の獣は触腕をやたらめったらに振って暴れる。しかし、そこに「理」はない。確実に弱まっていた。

好機、と見たルギルは縦横無尽に振るわれる触腕の鞭へ向かって敢えて踏み込んでいく。

上下左右から迫る一撃を避けながら、その時を待つ。

「……!」

乱雑な攻撃と攻撃の合間の僅かな隙。

そのタイミングを見逃さなかったルギルは引き金を絞った。

銃弾は触腕の根元に命中し、爆発。

獣の悲鳴と共に何本かの触腕が弾け飛んだ。

「今だ。この止めを——」

最後まで言い切る前に、「ぐさり」と硬質の物がルギルの心臓を貫いていた。

「——が」

彼の心臓を貫いたのは、弾け飛んだ触腕の先端部だった。

銃弾が爆発した直後、獣が残っていた触腕で弾けた触腕の先端を掴み、ルギルへ向けて投擲していたのだ。

「(これは……ダメだな)」

致命傷である事をルギルは瞬時に理解した。

既に身体から力が抜け始めている。

「(だが、まだやるべき事がある)」

歯を食いしばり踏み耐えたルギルは銃口を向けた。

術式は問題ない。魔術は問題なく発動するだろう。

「(相手は……どうす、る?)」

ルギルの視線の先で虚の獣は、既に身体を再生し始めていた。

あちらは、自分がまだ戦意を失っていない事に気付いている。その証拠に身体の再生と同時に体表を硬質化し始めていた。

虚の獣は恐らく、これまで食らった二発で完全に魔弾の威力を把握したのだ。先程と同じ魔弾を放った所で、もう効かないだろう。

しかし、ルギルは銃口を下げなかった。朦朧とする意識を繋ぎ止めつつも、しかと狙いをつけて引き金を引いた。

魔弾は修復中の獣の胴体部へ命中。体表へ触れた瞬間に砕け散った。

「…………はは」

ルギルの口から息が溢れた。それは絶望から来る落胆でも、死を前にした生理現象でもない。勝利を確信した笑いだった。

「…………!」

直後、砕けた魔弾から光が溢れて獣の全身を包み込んだ。同時に獣の身体が痺れたように動かなくなった。

「(試し撃ちなしの本番だったが……無事に作動したか)」

鉛が砕けた瞬間、魔力を伴った粉塵が相手を包み麻痺させる新たな魔弾。先日目撃したリラの魔術を参考に作りだしたものである。

ルギルは虚の獣の拘束を狙って、この魔弾を事前に装填していたのだ。

「…………!」

獣は何が起きたのか理解が出来ないまま、それでも身体の再生を試みた。が、身体の再生機能も阻害されていた。

魔弾の拘束時間は一秒にも満たなかった。拘束が解けると同時に、阻害されていた身体修復も再開する。

……しかし、それだけの時間があれば、猟人にとっては充分であった、

「————ッ!」

ルギルが心臓を貫かれた時には、既に猟人は行動を開始していた。

突き立てられている魔剣へ接近すると柄を掴んで魔法を起動する。

獣の体内で魔法剣が連射され、肉を抉っていく。

獣の悲鳴は止まない。

ルギルは攻撃の手を緩めることなく魔法剣を撃ち続ける。剣は獣の身体を貫き、撃ち出された魔法剣は内側から飛び出していった。

「…………」

猟人は剣を捻りながら引き抜くと、そのまま獣を切り裂いた。

それが止めであったのだろう。

獣は肉体の修復も出来ず静かに霧散していった。


「…………か」

地面に横たわっていたルギルは、呼吸も絶え絶えに空を見上げていた。

あと何秒持つだろうか。おそらく長くはない。

「…………獣、は」

「ちゃんと倒したよ」

「そ……うか」

リラの返答を聞き、ルギルは安堵した。

身体からはとうに熱は無くなっている。意識があることが奇跡だった。

「門……は」

「わかってる。ちゃんと閉めるよ」

リラの言葉を聞いたルギルは、「そうか」と答えるとそのまま胸の動きが止まった。

リラが瞳孔を確認すると、完全に開いたままだった。

「……ふむ」

リラは冷静に状況を把握した上で、体内の魔力を循環させた。

埒外の力である魔術や魔法と言えど、死んだ人間を蘇らせることは不可能であった。

「でも、門を閉めるのは君も一緒だ」

しかし、ここは生と死が混ざる街モールガン。

この街において、死は終わりではない。

「今から君の身体を直すよ。なーに、前も同じ事をしたから大丈夫さ」

まるでそこにいるかのようにリラはルギルへ語りかけた。

魔法が起動する。物体を修復するだけの単純な現象魔術。

ルギルの遺体を光が包んでいく。

「さぁ、これからが本当の始まりだ」


×××


「…………ん?」

「目覚めたみたいだね」

「俺、は……」

呻きながらルギルは状態を起こした。

「俺は……生きて、いるのか」

「……おや、まだ気が付かないかい?」

リラは苦笑しながらルギルの胸を指差した。

「一体、何を……」

釣られて視線を下に向けたルギルは、そこでやっと自分の胸に穴が空いている事に気が付いた。

「……まさか、いや、そんな事、が」

「『あり得るのか』と問いたいみたいだね。しかし、この街では当たり前の事だよ」

リラ達と出会ってから、身体がずっと不調だったのは実感していた。それは、ここまでの長旅による疲労と虚の獣による精神的影響によるものと考えていた。

しかし、現在の自分の肉体を見てようやくその理由を理解した。

「……そうか。俺は既に死んでいたんだな」

第四街を包んでいた霧は完全に晴れていた。




第一話-完-

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狭間の街 夢魔満那子 @MUMA_NAKO

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